🧣5〉─1─復興補助金詐欺、また復興マネー食い物。~No.11No.12No.13 @ ④ 

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 日本人とは、思った以上に陰険で悍ましい誠意のない人間である。
 現実社会では、不用心に「人を信じる」のとバカを見る。
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 2017年7月21日 産経ニュース「復興補助金詐欺、また復興マネー食い物 地元自治体「裏切られた思い」 
 東日本大震災の“復興マネー”を食い物にした事件がまた明らかになった。逮捕されたのは震災以降、導入が進む再生可能エネルギーの関連会社の役員ら。東京電力福島第1原発事故の風評被害を乗り越え、企業誘致に力を入れてきた地元自治体は「復興という思いから誘致したのに裏切られた思いだ」と憤った。
 東北新幹線とJR東北線に挟まれた福島県白河市の小高い山の上に、鉄骨2階建ての工場が完成したのは平成25年12月だった。県によると、総工費3億8100万円余りで計画され、3分の2に当たる約2億5410万円の補助金が支払われた。
 県や市によると、CKUの白河工場の建物面積は約850平方メートル。同社代表取締役の谷川章太容疑者らが出席した完工式典では、鈴木和夫市長が祝辞を述べ、祝い事には欠かせない特産品の白河だるまが谷川容疑者に手渡されたという。
 CKUがだまし取ったとされる補助金は、雇用を創出し、原発事故からの復興を後押しするのが目的だった。「何とか雇用を広げたいという気持ちで誘致したのに、なんてことをしてくれたのか」。CKUへの期待が大きかっただけに、市の担当者の落胆も大きい。
 CKUは27、28年、市の企業立地奨励金約500万円も受け取っているが、今回の事件を受け、市は支給が適正だったか調査に乗り出す方針だという。
 《某老人施設》《某パチンコ施設》《某遊休地施設》…。CKUのホームページには、太陽光パネルが写った画像がいくつも並び、「施工事例」として紹介されているが、いずれも「某」と表現されていた。
 民間の信用調査機関によると、資本金は1000万円。本社は大阪府岸和田市で、従業員は10人余。太陽光発電関連の設計・施工のほか、エアコンなどに使用する熱交換器の研究開発も行っているとしている。
 今回のような復興事業を狙った事件は後を絶たない。27年5月に国の自家発電補助事業費約5億円を不正受給したとして、発電会社社長が詐欺容疑で逮捕された。今年6月には原発事故の除染事業で、作業員の宿泊費を水増し請求したなどとして、東京地検特捜部が詐欺容疑で準大手ゼネコン「安藤ハザマ」(東京)の本社を家宅捜索した。
 CKUは、白河工場について「新型熱交換器の技術開発・量産拠点」として申請していた。国民の税金が原資となっている補助金だけに、支給に対するチェック態勢も改めて問われそうだが、県によると、書類審査が中心だという。県の関係者は「審査の段階では分からなかった。性善説で成り立っている」と話した。


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