🌁43〉─1─中国人住人の多い地区に日本人が入れない店が増え始める。〜No.178No.179No.180 ㉗ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 
   ・   ・  {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博} ・   

 少子高齢化による人口激減で、日本民族日本人は減り、外国人移民(主に中国人移民)は増える。

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 多民族多宗教多文化共生の多様性社会により、外国人移民(主に中国人移民)が増加して、日本人が排除される地域が広がり店が増えていく。
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2019年4月19日 msnニュース AERAdot.「高田馬場駅近辺の中国料理屋の看板に日本語がない理由 <下川裕治のどこへと訊かれて>
 © Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東…
 さまざまな思いを抱く人々が行き交う空港や駅。バックパッカーの神様とも呼ばれる、旅行作家・下川裕治氏が、世界の空港や駅を通して見た国と人と時代。下川版「世界の空港・駅から」。第73回は日本の高田馬場駅から。
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 日本は駅や繁華街に看板が多い国だ。その前でしばし立ち止まることがある。
 東京の高田馬場駅近くのモンゴル料理店に行った。入ってわかったのは、モンゴルではなく、中国の内モンゴル自治区の料理だった。テーブルの大半は中国人で埋まっていた。若者が多い。
 その店を出ると、地下に中国の火鍋店があった。オープンして日が浅いようで、入り口に花輪が飾られていた。その店の看板を眺めながら、立ち止まることになる。
「日本語がない」
 看板のどこを探しても、中国漢字、それも大陸で使われている簡体字だけだった。
 そういえばモンゴル料理店の看板にも、日本語がなかった気がする。店のメニューには日本語があったが。
 中国人の知人はこう説明してくれた。
「人手不足。店を開こうとしても、日本人のスタッフが集まらない。勢い、中国人留学生頼みになる。しかし彼らは日本人客の注文をしっかり聞くことができるほどの日本語力がない。だから客は中国人限定。日本人が入ってくると困る。無理という意味で、看板から日本語を外したんです」
 そういえばモンゴル料理の店も、日本語が通じたのは主人らしき女性ひとりだった気がする。
「でも、本当の理由は違う。日本人客は儲からないんです。中国人客の大半は留学生。彼らは中国の富裕層の子供です。金があるんです。日本人客より高い料理を頼んでくれる」
 同じような話を、以前、アメリカのロサンゼルス南郊のトーランスで聞いたことがあった。30年ほど前だ。日本はバブル景気のただなかだった。話してくれたのは、不動産会社を経営する日本人だった。この会社は日本料理店のコンサルタントも請け負っていた。
「看板に英語を入れるなって指導しますね。ロサンゼルスは、日本からの留学生が多いでしょ。彼らの親はバブルで当てたタイプが多いから、とにかく仕送り額が多い。ひと晩で100ドルぐらい平気で使う。それに比べるとアメリカ人は金がない。日本人限定にしたほうが儲かるんです」
 その構図で動いているのが、いまの高田馬場
 中国の受験競争は激しい。高考と呼ばれる大学入試は一発勝負。そこには中国の格差社会が影を落とす。有名大学に合格できなかった富裕層の子供たちが日本の大学をめざすのだという。高田馬場や大久保には、日本の大学や大学院を狙う留学生向けの予備校がいくつもある。通う学生は1200人を超えているという。そんな街になりつつある。
 そういえば高田馬場駅に「后程塾」という看板が掲げられたのはいつ頃だろうか。調べると、中国人向け予備校だった。
 時代はこうしてめぐっていくということか。」
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