☕3〉─1・B─人口激減で伝統的宗教的無形民俗文化財、民俗芸能や地域的祭りが消えていく。〜No.5   

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   ・   ・   【東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博】・  
 明治天皇御製 あさみどり澄みわたる大空の
          廣きをおのが心ともがな
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 宗教的な民俗芸能や地域的祭りの担い手は、氏子、地域住民、崇敬会・保存会の三者からなっている。
 そこには、教祖や宗教指導者も信者・信徒などの信仰者も存在しない。
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 2019年5月17日 朝日新聞「無形民俗文化財 返上するしかない
 継承者不足・変わる価値観・・・
 指定解除 首都圏でも
 都道府県や市町村などの自治体が無形民俗文化財として指定した祭りなどの伝統芸能で、維持が困難となり、指定解除に至るものが目立つようになってきた。人口流出が続く農山村部に限らず、都市近郊でも担い手の高齢化や継承者不足で指定解除となる例が出てきている。
 千葉県は今年2月、県指定無形民俗文化財の『三ツ堀のどろ祭』(野田市)を指定解除した。若い衆が神輿とともに泥沼に飛び込むなどする江戸時代からの奇祭だが、1990年以降は参加者不足で休止が続いていた。
 同県で2年度連続となる指定解除。特に2017年度の『武西(むさい)の六座念仏(ろくざねんぶつ)の称念仏(となえねんぶつ)踊り』(印西市)は、記録作成等の措置を講ずべき対象として国から選択された貴重な文化財だった。県文化財課によると、」08年を最後に休止され、13年に保存会から解除の申し入れがあったという。県は調査の結果、『復活は難しい』と結論づけた。担当者は『若い世代の勧誘など様々な努力をしたが新規参加者が増えなかった』と説明する。
 県指定の無形民俗文化財になると一般的に、道具や衣装の補修などに補助金が出るといったメリットがある。
 朝日新聞は、文化財保護体制が整った75年以降に無形民俗文化財の県指定などを解除した例を47都道府県に聞き取り調査。千葉、愛知、大分県の計9件(うち1件は復活)にのぼった。担い手の高齢化や若い世代の不在、伝承団体の解散などが理由だった。
 背景にあるのは価値観の変化や人口変動だ。野田市のどろ祭の関係者は『参加者が激減し、祭りが地域の負担になった。私らはそうは思わなかったが、泥が汚いなどという人もいたようだ』と語る。
 民俗学が専門の新谷尚紀・国学院大学大学院客員教授は『民族芸能の指定が盛んに行われた40~30年前以降、村の景観は大きくかわった。若い世代が都市部に働きに出る現在では従来のような継続は難しくなっている』と語る。指定解除に至らずとも休止が10年以上に及ぶ県指定無形民俗文化財も、少なくとも14件を数える(朝日新聞調べ)。ある自治体担当者は『長く行われていなくても、積極的に指定解除はしたくない。行事の息の根を止めることにもなりかねない』と話す。」
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 日本のグローバル化によって、民族のローカルは消滅し始めている。
 民族人口の激減と外国人移民(主に中国人移民)の増加で、民族のローカル消滅は加速化している。
 それを多様化という。
 滅び行く日本民族、消滅する民族神話所縁の伝統的宗教的無形民俗文化財、民族芸能と地域の祭り。
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 5月17日 産経新聞「神楽が外国人観光客魅了 広島
 外国人観光客が見守るなかで披露された神楽=広島市中区
 外国人観光客を対象にした神楽(かぐら)公演が話題を集めている。YMCA国際文化ホール(広島市中区)で行われた公演には数十人の外国人が参加し、和服姿で激しく踊る姿に魅了され、終了後にはスタンディングオベーションで出演者らの熱演をたたえた。
 演目は宮乃木神楽団(同市安佐北区)による「紅葉狩(もみじがり)」。鬼女・紅葉姫成敗の命を受けた平維茂(これもち)一行は、人里離れた山中で美しい女性たちと出会い酒宴に加わる。この女性たちこそが鬼女で、維茂らの命を狙っていた。深い眠りに落ちた維茂一行は、夢に現れた八幡大菩薩に助けられ、女性の正体が鬼女であることを告げられる。維茂は八幡大菩薩から授かった神剣で紅葉姫を成敗する。
 勧善懲悪のわかりやすいストーリーに加えて、セリフは英語字幕で対応。終演後には観光客の間から温かい拍手がわきあがった。その後、「稽古のほかに特別なトレーニングをしているのか」「お面の中から外が見えるのか」などの質問が飛びだした。
 英国から夫婦で観光に来ていたアラン・チャイルズさん(66)とランナ・チャイルズさん(63)は「ストーリーもわかりやすく、オペラやバレエに通じるものもあった。日本独自の舞台を見たいと思っていたが、見にきてよかった」と興奮ぎみに話していた。
 この公演は一昨年度から始まり、今年度はほぼ毎週末に開催する。18、25日にも同ホールで公演を行う。入場料は一般千円など(日本人のみの入場不可)。
 問い合わせは事務局のRCC文化センター(082・222・2216)。」 
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 5月18日 産経新聞「震災後、人の絆つなぐ魅力 岩手・大槌の鹿子踊
 今年の元日、岩手県大槌町の神社に奉納された郷土芸能「臼沢鹿子踊」で笛を吹く東梅英夫さん
 東日本大震災津波で被害に遭った岩手県大槌町で、住民を励ましてきた郷土芸能がある。祝い事や故人の供養のため、約400年間舞い継がれてきた「臼沢鹿子踊」だ。保存会の会長、東梅英夫さん(73)は「震災後、鹿子踊に人との絆など目に見えない魅力があると感じるようになった」と目を細める。
 震災から約1カ月、お笑い芸人らの慰問にみんなが大笑いしていた。東梅さんはそれを見て「鹿子踊をやってもいいのでは」との思いに駆られた。
 一方で「こんなときに何やってんだ」と言われる怖さを拭えずにいたが、約20人の仲間と避難所で鹿子踊を披露。それを多くの人が涙を流したり手をたたいたりして、食い入るように見てくれた。「おめえも俺も同じ気持ちだ」。隠していた感情を出せたという一体感があったと振り返る。
 その後、活動の場が広がり、昨年は長野県や岐阜県でも演舞した。東梅さんは「鹿子踊を町民の心のよりどころにしたい」と力を込める。」

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 伝統的宗教的無形民俗文化財、民俗芸能や地域的祭りは、多発し、襲い来て、甚大なる被害をもたらす凶暴な自然災害で生き残る、祖先の賢く尊い智恵である。
 自然と自分。
 死と生の狭間を生きる自分。
 一つしかない命。
 一つしかない命は、見た事も会った事もない神ではなくハッキリした祖先と繋がっている。
 今この時、この場所にある事が「ありがたい」の感謝しかない。
 この時は、祖先に繋がっている。
 この場所は、自然の中である。
 生きる事は辛く、死ぬ事は怖い、日々は苦しく、巡り来る事は悲しく、時々が寂しく、その場にいる事がせつない、ただただ絶望に満ちている。
 明日をも分からないはかない命に、自然、四季、全ては当たり前の様にそこにあり、当たり前のようにきて目の前を通り過ぎていく。
 そこには、特定の宗教や特別な神は存在しない。
 花は、芽吹き、蕾は膨み、咲いて花びらを開く、咲き誇り、枯れ、散る、静かに散りゆく、散って来年の為に花を咲かす準備を始める。
 花には、小枝、枝、幹の木があり、木は土に根を張る。
 土には、落ち葉が積り、水が溜まり、小動物や微生物が住み、・・・。
 木は、山に、平地に、川沿いに、海岸に、・・・、一本か複数本で生えている。
 木は、太陽、空気などの自然環境で生き、成長している。
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 その当たり前の事が「ありがたい」。
 理屈なく「ありがたい」。
 有り難い事は、静ではなく動である。
 祈る事は、「ありがたい」と感謝する事である。
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 古層の日本社会は、祖先神・氏神の人神崇拝により、祖先から自分、自分から子孫への引き継ぎで成り立っていた。
 代々、血筋を根拠として祖先から引き継ぐ民族性とは、命・魂、身体・血、DNA・遺伝子、心・精神・想い・志・気概である。
 日本人、日本社会の排他性はここにある。
 日本人から排他性を排除するには、日本社会から祖先を消し去る事である。
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 宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りは、祖先が生活の中から産みだし、祖先の思いを子孫に残した大切な遺産である。
 子孫は、祖先を大事にするのであれば、受け継ぎ責任がある。
 現代日本人は、祖先の子孫への想いを、古くさい、ウザい、鬱陶しい、煩わしい、迷惑として切り捨てつつある。
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 宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りは、大人から子供まで、豊かな者も貧しい者も、身分高き者も身分低き者も、全ての人々が寄り集まり、分け隔てなく一緒になって、笑い楽しむ行事であった。
 つまり、ムラ意識を再確認し共有する事であり、そうした事は縄文時代から受け継がれてきた行為である。
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 宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りの正統性と生命力は、天皇神話・民族中心神話・天孫降臨神話などの日本神話によって与えられてている。
 つまり、皇室と切っても切れない、目に見えない霊性の絆が存在している。
 特に、神社のお神楽や田舎の歌舞伎には強靭な絆が存在する。
 皇室との霊性の絆がない民俗芸能や祭りは、欲得的金儲けの、その時その場が限りの、無味乾燥的なイベント、人集めの催しに過ぎない。
 宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りの減少は、天皇・皇族・皇室への崇敬・敬愛・尊崇・畏敬の念などが廃れて行く事を意味する。
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 日本の宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りへの参加・協賛・賛同を外国人移民(主に中国人移民)に求める事は、法律で保障する信教の自由・信仰の自由を無視した、人権を踏みにじる非人道的犯罪行為である。
 多数派は、少数派に配慮し、少数派に害する様な事はしてはならない。
 つまり、少数派の為に、日本の宗教的伝統的民俗芸能や地域的祭りは、規模を縮小するか、止めなくてはならない。
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 産めよ殖やせよ的に日本民族日本人の人口回復に反対する日本人は、伝統・文化・宗教・風習などの日本らしさを破壊する人間である。
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 伝統的無形民俗文化財、宗教的民族芸能の担い手は、日本民族日本人と帰化系日本人である。
 外国人移民(主に中国人移民)が増え宗教・文化・言語・風習が多様化すれば、日本的なモノは急速に消滅していく。
 南北アメリカ大陸に存在していたネイティブな宗教・風習は、大量の移民で多様化が進み、社会の表から追放され、今や消滅の瀬戸際に追い込まれている。
 民族の人口激減で、日本社会から日本らしさが消えつつある。
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 日本民族の運命は、男性の精子劣化、女性の卵子老化、生殖機能の退化、繁殖能力の衰退で明らかである。
 結婚は煩わしくてしない、子供は面倒臭くていらない。
 生命力を失った生物は死滅・絶滅するのが、自然の法則である。
 自然に生きると言う事は、自然の法則に抵抗せず従い、自然の法則を無条件で受け入れる事である。
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