🌁24〉─1─日本はブラック日本人のブラック企業とブラックユニオンで衰退していく。〜No.93No.94No.95 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 ホワイト日本人は2割で、ブラック日本人は3割で、グレー日本人は5割である。
 悪貨は良貨を駆逐する。
 グレー日本人は、自己主張なく、傍観者として空気圧・同調圧力に流されやすい。
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 人権派の中にブラック日本人が存在している。
 ブラック日本人は、少数派の権利、弱者の言い分、社会の正義を叫んでいる。
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 2020年2月6日号 週刊新潮「MONEY
 企業を恐怖に陥れる『ブラックユニオン』
 例年、年の瀬が迫ると『ブラック企業大賞』なるものが発表される。ユニオンの役員、大学教授、弁護士などから構成される委員会で選定し、現在、『三菱電機』が二連覇中である。
 一度(ひとたび)、ブラック企業のレッテルを貼られると、深刻なダメージは避けられない。
 例えば、女性従業員の過労自殺などで、2013年のブラック企業大賞に選ばれた『ワタミ』。売上の激減を招いただけでなく、株価は急降下、なおかつ、従業員の採用も難航し、事業活動に多大な痛手を被った。挙げ句、無借金経営から一転、債務超過寸前にまで追い込まれ、創業者の渡邉美樹会長はじめ経営陣の脳裏には一時、『倒産』の二文字も過(よぎ)ったという。
 むろん、パワハラや過労を強いる企業が批判されるのはやむを得ないこと。だが、その一方で、ブラック企業の烙印を怖れる企業の弱みに付け込んだ、いわゆる『ブラックユニオン』の台頭も社会問題になっている。
 つまみ食いするパート
 ユニオンとは、パートや派遣であれ、業種に関係なく、加入できる労働組合だ。
 ワタミブラック企業の代名詞となるのに伴い、ユニオンの活動は勢いづいたわけだが、同時期、『日本IBM』では共産党系のJMITU(日本金属製造情報通信労働組合)による解雇撤回訴訟が進行中だった。
 あるユニオンの幹部の話。
 『JMITUの最高幹部は、〝社長をノイローゼさせて自殺に追い込んだら勝ち。資本による搾取による搾取はそこまでしないと止まらない〟と公言する人物です。JMITUは会社だけでなく、社長宅周囲にもビラを撒く過激な活動で知られている。日本IBMの場合も500人以上の組合員らで、再三、〝社長を出せ!〟〝不当解雇を撤回しろ!〟と大声を張り上げる攻撃を行いました』
 裁判では『解雇されたのは問題行動のある社員』との主張が一部認められたものの、結局、日本IBMは解雇撤回と和解金の支払いに応じる事態に追い込まれた。それを機に、JMITUにはリストラ社員の加入が相次いだという。
 『大抵、社員はカンパとして30万円ほどを手渡されます。そのうえで再就職せずに闘争することを強いられ、たとえ和解金を手にしても半分近くをJMITUに吸い上げられる。嫌気が差して脱退しようとすると、〝自分さえ良ければいいのか〟〝カンパの恩を忘れたか〟などの電話が四六時中かかってくるのです』(同)
 千葉で数店に店舗を展開していた地場スーパーでも、ユニオンと『モンスター社員』がタッグを組んだケースがあった。
 『2年ほど前、スーパーが50代女性をパートに雇いました。ところが、1ヵ月も経つと、パート女性は仕事をサボり、試食コーナーで惣菜などをつまみ食いするようになった。店長がいくら注意しても一向に改まらず、遂にクビを言い渡されました』(同)
 途端に、そのパート女性の属する『コミュニティユニオン東京』の組合員数人が押しかけてきたという。
 『客の前で、〝店長を出せ!〟などと騒ぎ立てられ、スーパーはやむなく団体交渉に応じました。コミュニティユニオン東京はまず、決算書などの提出を要求。そこから残業代未払いを見つけると、〝不当解雇は会社の体質によるものだ〟と責め立てた。音を上げたスーパーから給与1年分に当たる150万円の和解金を受け取ったパート女性は、他のパートに〝ユニオンに入れば、お金が貰えるよ〟と触れ回ったのです』(同)
 結局、スーパーの経営者はトラウマを抱えて、全店舗を『イオン』に売却したという。とりわけ、体力のない中小企業がユニオンのターゲットになると、経営危機に晒されるのだ。
 2割の成功報酬
 一方で、ユニオンの行動様式には内部からも批判の声が上がっている。
 『アリさんマークの引越社』の労使紛争で名を馳せた『プレカリアートユニオン』の元交渉員が明かす。
 『フリーターのユニオンで仕事をしていた清水直子委員長がプレカリを興すときに、全面支援したのは東京管理職ユニオンなどでした。攻撃対象の会社に毎朝押しかけたり、ビラを剥がされても何度でも貼り続けたりといった、相手が音を上げるノウハウも伝授した。プレカリ設立から間もなく手掛けたのが引越社。3年間の闘争の結果、実に、引越社に1億円の和解金を支払われました。プレカリはそのうちの2割を〝成功報酬〟として受け取っているのです』
 引越社での成功体験で、活動はさらにエスカレートしていったという。
 『引越社の次のターゲットは、栃木で砕石業などを手広く営む粟野興産という会社。仮病で2年間出社せず、その間、別の会社で働いていたことがバレて解雇された従業員からの相談がきっかけでした。〝ブラック企業撲滅!〟と街宣を始めたものの、粟野興産はなかなか折れなかったため、今度はトラックの過積載や名義貸しといった別問題で攻撃を開始した。しかし、逆に粟野興産から事実無根だと名誉毀損で訴えられる有り様です』(同)
 金銭目当てを疑われても仕方がないケースもある。
 『昨夏、ヤクルト本社に勤める50代からパワハラ相談が持ち込まれました。早速、団交を申し込むと、ヤクルト本社はプレカリとの交渉に恐れを成したのか、4,000万円近い和解金を支払う代わりに男性に退職を求めた。清水委員長としては年間3万円ほどの組合費を徴収するより、和解金の2割を〝ピンハネ〟した方が利益になる。結局、男性はパワハラへの対処を求めただけだったのに、清水委員長の勧めで会社を辞め、現在、再就職先が決まらずに頭を抱えています』(同)
 プレカリアートユニオンに取材すると『すべて事実無根』と否定するのが、労使紛争をメシの種にしている事実に違いはない。
 労働問題コンサルタントの田岡春幸氏に訊くと、『現在、ユニオンが乱立していますが、労働者自らが発足させたものは少なく、プロ組合員、左翼活動家、なかには総会屋からの転職組もいます。ユニオンは人権無視の過激な攻撃を仕掛けるものの、プレカリの顧問弁護士はブラック企業大賞の実行委員だったり、総じてメディアの扱いが巧みです。世論を味方につけたユニオンに監督官庁もなかなか手が出せない状況をつくり出しているのです』
 新たに誕生した『労働貴族』は、まさにやりたい放題の特権階級というわけか。」
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 バブル経済崩壊、大量リストラ、非正規社員契約社員臨時雇用の増加によって日本型の終身雇用と年功序列が崩壊して、昔からの忠誠心・愛社精神愛国心による滅私奉公の忠臣蔵は消えた。
 最優先課題は自分、自分だけである。
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 日本人の特性として、相手を日本人に合わせる事がより、自分が相手に合わせる事の方が得意である。
 それは、敗戦後のGHQ・国連軍の占領政策を抵抗せず受け入れ、日本を占領軍の命令に従って無条件で変えた事を見れば明らかである。
 日本人は、御上がだれでも従順に従う。
 そして、几帳面で堅苦しい良友より砕けて気楽の悪友とつるみたがる。
 悪友を好む日本人は、親鸞の「悪人正機説(あくにんしょうきせつ)」で救われた。
 武士は、禅宗の座禅を好んだ。
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 日本は、少子高齢化による人口激減で中国化していく。
 それは、日本人自身の変化であって外国人移民の増加が原因ではない。
 日本のブラック化は、1980年代後半から始まり、1990年代のバブル崩壊、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災などで深刻化し、この先もさらにブラック化・中国化が進行していく。
 その意味で、日本をブラック社会・不法に近い社会に変えているのは日本人である。
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 会社の為ではなく、社会の為でもなく、国の為でもなく、つまり自分の為である。
 自分だけが、利益をえ、儲け、大金をえ、安心できる老後を過ごす事、それが現実社会を生きる現代日本人の目的である。
 つまり、「今この時」が大事なのである。
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 子供や孫などの次世代の事を考えない大人達。
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 共産党一党独体制下では、党幹部や労働貴族が特権階級として非党員を搾取する悲惨な社会で、不満や抵抗すれば容赦のない暴力を振るわれ、強制的に再教育センターに入れられ洗脳されるか、最悪は殺される。
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