🌅2〉─4─日本仏教界での骨肉の争い。静かに浸透するチャイナマネー。〜No.11 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2020年3月12日号 週刊新潮「チャイナマネーも絡む世界遺産醍醐寺』の骨肉裁判
 太閤秀吉が催した一世一代の宴として名高い『醍醐の花見』。その舞台となったのが京都の醍醐寺である。だが、世界遺産名刹を総本山とする真言宗醍醐派では、そのトップに当たる『管長』父子の間で裁判闘争が勃発。桜満開の季節を迎える前に、骨肉の争いで火花を散らしているのだ。
 宗教ジャーナリストの小川寬大によると。
 『京都は訪日外国人に人気の観光地ですが、その恩恵を受けられず、困窮する郊外の寺も少なくない。そうしたなか、醍醐派の寺院が所有する不動産が売り出されたことで、〝醍醐寺も苦しいのか〟と地元の仏教界で取り沙汰されています。しかも、売却先は中国系の企業だった。と』
 醍醐寺にほど近いその土地には現在、『一乗院』という建物が存在する。登記を確認したところ、もともと東京・品川の『品川寺(ほんせんじ)』が所有していたこの不動産は、一昨年に中国籍の代表が営む会社に売却されていた。
 品川寺醍醐寺の別格本山で、この寺院の住職を務めていた仲田順和氏は現在、醍醐派のトップ=管長の座にある。品川寺の檀家のひとりが明かす。
 『品川寺の住職は順和管長の長男で、次男が副住職を務めています。実は、いまから3年ほど前に、副住職の元に匿名で資料が届いたそうなんです。その資料によれば、管長と住職が周囲に黙って1億6,000万円を借り入れ、品川寺名義で京都の不動産を買っていたという。実際、檀家だけでなく副住職もその事実を知りませんでした』
 告発を受けて副住職はその不動産を購入した経緯について〝父親〟に質したところが、
 『管長は知らぬ存ぜぬという対応だったばかりか、問い詰めた副住職を相手取って調停を起こし、品川寺を去るよう求めました。これが不調に終わると、寺の事務所にカギをかけて副住職を締め出すといった嫌がらせが始まったのです』(同)
 実の息子を提訴
 加えて、一昨年末には品川寺が副住職を訴える事態に。寺の敷地内にある家屋からの退去や、〝副住職〟の肩書の使用を禁じることなどを求めている。
 『管長と住職は京都にいることが多く、品川寺を仕切っているのは副住職。檀家としても気心の知れた副住職に家族を送ってもらいたいのですが』(別の檀家)
 骨肉の争いについて当の管長に見解を求めると、
 『次男と裁判になっているのは事実ですが、それは帳簿を勝手に持ち出したから。刑事告訴もできましたが、息子を刑事被告人にするのは忍びなかったので民事訴訟にしたのです。また、1億6,000万円は醍醐派として然るべき手続きを踏んで借りています。その後、あの不動産を知人から貰い受けて、私の京都の住まいにしていた。いまは中国から来日したチベット仏教の修行僧が使っていて、彼の通訳が代表を務める会社に8,000万円で譲りました。売却益で儲けたわけたわけでもないし、一部の檀家が騒いでいるだけで、不適切な会計など存在しませんよ』
 ちなみに副住職は、
 『係争中につきコメントは差し控えさせてください』
 煩悩を断つ悟りの境地はどこへやら。裁判の末に『我勝てり』と叫んでも、檀家から漏れるのは嘆息だけだろう」
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 国外で暗躍するチャイナマネーは、中国共産党系か中国軍系で民間系はない。
 民間企業と言っても、中国共産党は全ての中国企業内に政治局支部を置いて監視・監督そして指揮・命令を行っている。
 チャイナマネーにとって、少子高齢化で人口激減が加速する日本で、座して待っていれば日本の土地が転がり込んで来る。
 日本の政府も国会も、国土がチャイナマネーに買われても止めようとしない。 
 日本国民も日本企業も、金になるのであれば惜しげもなく国土をチャイナマネーに売る。
 金に困ったら、「背に腹はかえられぬ」として売れる物は何でも売り払う。
 明治維新と敗戦後、国宝級の美術品・芸術品が海外に売られていった。
 日本人とは、そうした金の亡者的な人間である。
 保守政権と官庁は、水道事業など売れそうな公共事業を外国資本に売っているが、国会は止める事をしない。
 政治家や官僚は、外国資本の爆買いに対して、公共事業や不動産は日本国内にあり外国資本が買っても国外に持ち出せないと説明している。
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 日本人は、有神仏無宗教で、神仏を信奉しても信仰せず、神仏に精神的に頼っても肉体的に依存せず、宗教を否定しないがいかがわしいと疑っていた。
 つまり、「困った時の神頼み」で、神仏を信仰して幾ら祈ったところで奇跡など起きず恩寵・恵みがないない事は知っていた。
 そうした日本人だから、廃仏毀釈キリスト教弾圧などの外来宗教に対する宗教弾圧へと暴走しやすい。
 もし、信仰して地震・火山噴火・台風・豪雪・山崩れ・洪水などの自然災害のうち一つでもなくなるのなら、心から祈る。
 如何なる宗教も、東日本大震災を説明できないし、災害で死んだ人々の魂・霊魂を癒やす事ができない。
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 現代日本で宗教を、正しく理解している純粋な日本人は2割、間違って思い込んでいる不純な日本人は3割、単に御利益・パワースポットの流行でふらふらしているいい加減な日本人が5割。
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 宗教には、厳しい修行を積んだ無私無欲な高僧や名僧は存在するが、所詮は人である。 人が関われば、如何なる崇高な普遍宗教と言えども欲得・損得の俗欲に染まる。
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 仏教は、中華世界では革命宗教で、秘密結社と組んで時の権力者・支配者に叛旗を翻し、王朝を滅ぼしていた。
 中華儒教は、天帝の天子が徳で総べる王土を守る為に「御仏による慈悲の救済」を否定し、中華価値を破壊する危険宗教を弾圧して、天子より御仏を選ぶ仏教徒の大虐殺を繰り返した。
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 キリスト教は、「神の隣人愛」で、中世時代に日本人やアフリカ人を奴隷として売買し、宗教弾圧・異端審問・魔女狩りの虐殺を繰り返した。
 人が人を殺しても、絶対神は死んだ人の中から善人を天国に悪人を地獄へ選んでくださる。
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 イスラム教は、「神の思し召し」で、原理主義に走りアサシン(暗殺者)やテロリストを生み出し無差別殺人を繰り返していた。
 人が生き残るのも死ぬのも、それは絶対神・アラーの思し召しである。
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 日本では、地下鉄サリン無差別殺人事件を起こしたオーム真理教や戦前の宗教暗殺団事件を起こした仏教集団が存在する。
 宗教は世の革新の為にある。
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 マルクス主義共産主義は宗教性が強く、偉大な党首崇拝・個人崇拝はとして、反対派の大虐殺を繰り返していた。
 特に共産主義は普遍宗教との親和性が強く、赤い神父・赤い牧師・赤い僧侶が生み出していた。
 共産主義を、受け容れる宗教は存続を認め、反発して拒絶する宗教は弾圧した。
 唯一、イスラム教だけはマルクス主義共産主義に敵対し、死闘を繰り返していた。
 現代の中国共産党は、法輪功を弾圧し、信者を虐殺し、殺した信者の臓器を売っている。
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