⛡292〉─1・B─人類種の老化そして衰退。世界人口は2050年に減少に転ずる。~No.698No.699No.700No.701No.702 

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 人口数は、食糧生産量の範囲でしか生存できない。
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 2020年3月29日 読売新聞「評・仲野徹
 『2050年 世界人口減少』ダリル・ブリッカー、ジョン・イビットソン著 文芸春秋
 避けがたい人類の老化
 人間社会の大転換期を迎えるだろうか。有史以来、ペスト大流行といった例外的な時代を除き、人類は増加の一途をたどってきた。なんと、それが近い将来、減少に転じるというのだ。
 マルサス以来、人口増加による危機という考えが広く行き渡っている。なので、減少するのは望ましいと考える人もいるだろう。しかし、それは必ずしも正しくない。世界中の高齢化、イノベーションの停滞は言うにおよばず、生活水準の維持すら困難になってしまうのだから。
 近未来予測はあまり当たらないというのが相場だが、人口動態予測だけは例外である。現在生きている人の数と平均余命、それと出生率から推計すると、大きく外れることはないためだ。
 国連の予測では、現在の77億人が、今世紀いっぱい増え続け110億人に達するとされている。これに対し、20~40年後には90億人程度でピークを迎え、その後は減少に転じると考える人口統計学者の声が大きくなってきている。
 国連の出生率見積もりが高すぎるのがそも根拠だ。事実、中国とインドという二大『人口大国』における出生率の低下はすでに始まりつつある。さらに、当面の間は人口増加が続くとされてきたアフリカでも、遠からず出生率が低下していくはずだと予測する。それはなぜか。
 出生率低下の原因は意外とシンプルで、都市化と教育、特に女子教育の充実に尽きる。社会システムの進歩とでもいうべきこの2つを押し留(とど)めることなど、誰にもできはしない。
 さらに、低出生率の罠──出生率2以下が1世紀以上続くと、それが皆の常識になってしまうという罠──がある。一旦その罠に陥ると、人口が増加に転じることはないという。日本では、2を切ってからすでに45年だ。さて、出生率についてのあなたの『常識』はどうだろうか。
 いわば、人類の老化が始まろうとしている。どうやら、それまでに残された時間はあまり長くなさそうだ。倉田幸信訳。」
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 人類の歴史において、千差万別の理由で国や民族、言語や宗教、習慣や風習など多くが滅亡・絶滅・死滅・消滅してきた。
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 日本は、少子高齢化で人口激減が進み、農地の宅地化、農作放棄地の増加、農業生産人口減少、安価な輸入食糧増加などで食糧自給率減少が止まらない。
 人口激減対策として外国人移民(主に中国人移民)の促進を決定し、生産人口と消費人口の増加を目指す事にした。
 農業問題としては、守るべきは日本農業であって日本人農家ではないとして、外国人農業労働者によって農業生産人口の回復を目指すとした。
 つまり、多様性ある国にする為に、日本国民日本人の国を目指して、日本民族日本人の国である事を捨てる、と。
 その為に必要なのが共通言語として、英語を普及させる事で、社会における日本国語の占有比率を下げる事である。
 学校教育における英語の比重が高まる事は、日本を新しい国に改造する為に必要な事である。
 日本国内から英語で表現できない日本国語要素を全て消し去る、事が肝要である。
 日本は、新しい国に生まれ変わろうとしている。
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 日本国語は明治時代に政府主導で作られた統一人工語に過ぎず、江戸時代までは南は琉球語から北はアイヌ語まで数えきれないほどの方言が存在し、方言で話し合うとコミュニケーションは取れなかった。
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 日本人とは、地理的条件として日本列島に住んでいる人間の事で、人種や民族の事ではなく、使用している言語・文化・宗教でもない。
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 日本列島の先住民である縄文人は、日本列島に流れ着いた人々が、乱婚を繰り返して生まれた混血雑種民族である。
 縄文人のまま進歩したのが、現在の琉球人とアイヌ人である。
 新たに中国大陸や朝鮮半島から逃げてきた弥生人と乱婚して生まれたのが倭人、現在の日本民族日本人である。
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