🚷31〉─1・E─50歳独身、資産2700万円。天涯孤独の老後は、このままで大丈夫?~No.137No.138No.139No.140 

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 2022年8月14日 MicrosoftNews あるじゃん 編集部 All About「50歳独身、資産2700万円。天涯孤独の老後は、このままで大丈夫?
 © All About, Inc. 住宅ローンは完済、保有する金融商品の合計は約2700万円という50歳の会社員。マネープランに問題はなさそうですが、独身で両親もすでに他界しているため老後は頼る人がいない天涯孤独なのが不安要素とのこと。
 60歳以降は自分のために使う時間を増やしたい
 皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。
相談者は、住宅ローンは完済、保有する金融商品の合計は約2700万円という50歳の会社員。マネープランに問題はなさそうですが、独身で両親もすでに他界しているため老後は頼る人がいない天涯孤独なのが不安要素とのこと。そんな、たまたまさんのお悩みにファイナンシャル・プランナーの藤川太さんがアドバイスします。
▼相談者
 たまたまさん(仮名)
 男性/会社員/50歳
 神奈川県/持ち家(一戸建て)
▼家族構成
 一人暮らし
▼相談内容
 単身世帯で両親はすでに亡くなっており、老後や病気、不測の事態に頼れる身寄りはいません。将来に向けて必要な貯蓄額やそれまでの運用方法などアドバイスいただければ幸いです。
 住宅ローンは完済済み、60歳まではフルタイムで働き、それ以降は働くペースを落として自分のために時間を使える生活が理想です。予定はありませんが、もし結婚などした場合の生活スタイルは、あらためてパートナーと考えたいと思います。
▼家計収支データ
 たまたまさんの家計収支データは図表のとおりです。
 © All About, Inc. 相談者「たまたま」さんの家計収支データ
▼家計収支データ補足
 (1)退職金について
 4年前に転職しており、前職での退職金を一括で受け取らずに年金としてもらうことにした。退職時の金額は665万円(支給方法:5年確定50%、20年保証終身50%)。現職の退職金はほとんどない。
(2)公的年金について
 日本年金機構のHPで試算した結果では、177万円/年の見込み。
(3)住宅について
 新築で購入、現在築15年。転職時に外壁の塗り替えを行った。現在リフォームの予定はない。不具合が出てきたらその都度検討するつもり。
(4)車両費の内訳
 車とバイクのガソリン代(車:約7000円/バイク:約3000円)。車は通勤と趣味、バイクは趣味。
(5)通信費の内訳
 携帯電話(ガラケー)約2000円/月、(格安スマホ)約1000円/月。ガラケーは電話とメール、格安スマホはネット。自宅ケーブルテレビ(テレビ・ネット・固定電話のセット)約1万円/月
(6)保険料1万円の内訳
 車とバイクの保険。車任意保険:約4万円/年、バイク任意保険:約2万5000円/年(どちらも対人対物無制限) 
(7)資産の運用方針(相談者コメント)
 これまではやや利益を重視していたため、少しずつ投資商品の比率が高くなってしまいました。頻繁に売買をして値上り益を得ることはなく、長い目で見た値上りや配当金での利益獲得を目指して運用していました。
 これからはリスクの小さい商品や定期預金などの比率を上げて、バランスをよくしたいと思っています。
▼FP藤川太の3つのアドバイス
 アドバイス1:支出はきちんと管理できている。いまのペースなら問題なし
 アドバイス2:お金ではなく生きがいのために、できるだけ長く働き続けよう
 アドバイス3:価格変動の大きい資産を減らし守る運用に移行していこう

 アドバイス1:支出はきちんと管理できている。いまのペースなら問題なし
 住宅ローンはすでに完済し、支出もきちんと管理して低く抑えられています。趣味もそれほどお金がかかるものではないようですから、このままの支出、貯蓄ペースを維持できればリタイア後の生活も心配はありません。
その理由を具体的に見ていきましょう。60歳以降は働くペースを落とすとのことですが、支出が抑えられているので収入が半分になっても資産を取り崩す必要がありません。
 65歳以降も支出が年金額(14.75万円/月)を下回っていますから、現状の支出を維持できれば、将来にわたって生活費は収入の範囲でまかなうことができます。
 次は資産について見ていきます。
 現在、貯められているお金は特別支出を除くと月10万円なので、60歳までにあと1200万円貯められます。60歳から10年間は個人年金の受給があり、これが10年間で880万円。
 前職の退職金もありますから、いまある資産と合わせると70歳時点で5000万円以上は確保することができるでしょう。この約5000万円がリタイア後、生活費以外の費用として使えるお金です。
 老後のお金はいくらあれば安心という目安はありませんが、たまたまさんの生活スタイルなら不安を感じる金額ではないと思います。
 アドバイス2:お金ではなく生きがいのために、できるだけ長く働き続けよう
 「60歳まではフルタイム、それ以降は働くペースを落として」という考え方は、現実的でとてもいいと思います。もう1つくわえるとしたら「できるだけ長く」働くことを考えてください。
 というのは特に単身の方の場合、仕事を辞めてしまうと時間があり余って支出増につながりかねません。
 働いている間は仕事と趣味でバランスが取れたとしても、仕事がなくなるとヒマになってしまい時間をつぶすためにお金を使ってしまう人が多いのです。65歳以降も年金で支出はカバーできますから、働いて得た収入は心おきなく趣味に使えます。
 60歳以降は生活のために働くという意識はなくしてかまいません。お金ではなく、生きがいのために働くと考えてください。もちろん収入にはこだわらず、週3日のパートといった働き方でも十分です。資産を取り崩さずに済む生活は、何よりも安心につながります。
 それよりも、たまたまさんが重視する必要があるのは健康や心の問題。頼れる身内がいないとのことですから、病気や介護が必要になったときは不安があります。
 それを少しでも軽減するためにはコミュニケーション能力を発揮して、友人やパートナーを見つけることです。
 多くの単身者が感じている一人で暮らすことの不安を解消するためには、お互いに気遣える人間関係をいかに築くかにかかっています。
 たまたまさんは、家計管理力や貯蓄力はすでに身につけています。これから十数年は、お金よりも生きがいや相互扶助できる人を作ることが大切です。
 アドバイス3:価格変動の大きい資産を減らし守る運用に移行していこう
現在保有している資産のうち、価格変動が大きいのは株と投資信託で、これらが4割強を占めています。まずは、このうち個別株から売却して比率を3割程度まで下げましょう。
すでにまとまった資産が形成できていますから、これからはリスクをとって増やしていくというよりも、積みあがっているものを着実に増やしていくという考え方です。期待収益率は3%程度で十分ではないでしょうか。
 売却する際の考え方は、現在のようなリスクオン相場でさえ損失が出ているものの売却が優先です。さらに、損失が出ているものと利益が出ているものを上手に合わせて税金を払わなくていいようにすることもポイントです。
 あまり魅力がないものから売却し、株式はリタイアまでに処分することを考えてください。
 以上のアドバイスは、あくまで現状のまま歳を重ねていく場合です。
 たまたまさんもおわかりのようですが、結婚などライフスタイルが大きく変わる場合は前提条件が大きく変わります。パートナーが現れると老後の精神的な不安は解消されますが、マネープランは再考が必要になることを覚えておいてください。
 相談者「たまたま」さんから寄せられた感想
 支出の管理については、いまのペースで問題ないことに安心しました。これからもストレスにならない範囲でこのペースを継続します。
 60歳以降の働き方については、とにかく収入のことばかりに目が行きがちで見落としていましたが、定年後も社会とつながりをもち、生活の質を豊かにする「生きがいのために長く働く」ということを、これからのライフプランの中で意識して取り組んでいきたいと思います。
 資産の管理についてはアドバイスの通り、リスクのある株式から徐々に売却して安全資産に移行します。これからのライフプランを考える上で、改めて大切なことに気付かせていただきましたこと深く感謝いたします。
 教えてくれたのは……藤川太さん
 All About「資産運用」ガイド。「家計の見直し相談センター」で10年以上にわたり1万5000世帯を超える家計の見直しを行ってきたFP。「普通の人」でもお金を貯める・増やせるようになる方法をアドバイスしています。
 取材・文:鈴木弥生」
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 少子高齢化で人口激減する人生100時代とは、老人が多く若者が少ない、少生多死社会である。
 如何に綺麗事やご尤もなご高説を行った所で、しょせん渡る世間は金であり、生きるには生活するには金が要る。
 日本は、外貨(米ドル)を払って食糧や物資やエネルギーを海外で買い、外貨(米ドル)を払って輸送船や航空機で輸入している。
 外貨(米ドル)は、内需では稼げない。
 日本・日本人が食べて生きて行くには、国内消費と海外輸出を支え維持する経済成長が必要である。
 人生100年時代とは、動けるうちは動き、働けるうちは働く、生涯現役時代で働けなくなったら、動けなくなったら、その時は死ぬ時である。
 人口激減時代とは、そういう時代である。
 何れにしても、人口激減時代、人生100年時代を作り出したのは、少数派であった60年安保・70年安保世代の左派系団塊の世代団塊ジュニアであり、それを容認した多数派の無責任世代・無関心世代の中間派系団塊の世代団塊ジュニアである。
 つまり、誰かのせいでもなく、国内外の陰謀論者ではなく、戦後民主主義教育を真面目に学んだ1990年頃までの戦後世代の自業自得である。
 その被害者は、1990年代以降に生まれた世代である。
 2010年以降の日本を支配しているのは、メディアや教育を動員して世論を動かしている左派系マイノリティーファシズム、つまり弱者の味方として戦後経済における最大の利益受給者である左派系シニア層である。
 それは、ある意味、右派系シニア層でも同罪である。
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