🧣41〉─1─寿司テロ。日本人の劣化・退化が止まらない。~No.156No.157No.158 

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 昔は、コンビニテロが話題になっていた。
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 2023年2月8日 YAHOO!JAPANニュース クーリエ・ジャポン「「寿司テロ」が海外でも波紋 日本のイメージにも影響か
 世界で報道される「寿司テロ」
 「寿司テロ」は日本の回転寿司に対する安心感を損ねてしまった Photo: bee32 / Getty Images
 レーンを流れる寿司を唾液のついた手で故意に触る、他の客の注文品に勝手にわさびを盛る、共用の醤油瓶をなめる──回転寿司店でのこうした信じがたい行為を撮影した動画がインターネット上で拡散されるとすぐに、日本中で不安と怒りが巻き起こった。
 【動画】海外でも波紋を呼んだ「寿司テロ」動画
 「寿司テロ」と呼ばれるこのようないたずらは、海外メディアにもとりあげられている。
 英紙「ガーディアン」は、「寿司テロ」という言葉をそのまま見出しに使用して、この動画が日本で社会的な問題に発展したことを報じた。フランスの公共ラジオ「RFI」、ドイツの公共放送のニュース「ターゲスシャウ」でも同様に、問題の動画の詳細や、回転寿司チェーンの株価が下落したことなどが報じられている。
 日本のイメージに関わる
 海外メディアの報道において目立つのは、日本を「衛生的で安心できる」と記述している点だ。そのようなイメージの国でこんなひどい行為が……という驚きも、「寿司テロ」が海外で話題になっている理由の一つだろう。
 寿司テロは、日本の若者一般のイメージにも影響を及ぼす可能性がある。
 米紙「ワシントン・ポスト」は、迷惑行為を動画にして再生回数を稼ぐというトレンドは、以前から日本のYouTubeなどで見られたと指摘する。そして、寿司テロが問題になる少し前も、いわゆる「迷惑系ユーチューバー」や、ホームレスの人に嫌がらせ行為をするTikTok動画が話題になったことを挙げている。
 独紙「ベルリーナー・ツァイトゥング」の書きぶりはさらに辛辣だ。「たまごっちでもアニメでもなく、最近の日本のトレンドは他人の唾液がついた寿司だ。日本のティーンエイジャーは、他人の食べ物をなめたり、醤油瓶にキスをしたりといったことに夢中なようだ」
 ごく一部の人たちの行為とはいえ、このような事件は日本全体のイメージに打撃を与えてしまうかもしれない。回転寿司を食べてみたいと思っていた海外からの観光客が、安心できないのでやめておこうと考えてしまう可能性もある。
海外店舗に対する懸念も
 今回の事件で話題になった大手回転寿司チェーンのなかには、海外に店舗を構えているところもある。寿司テロ動画の拡散で、同じ業態の店では同様のことが起こる可能性が明るみになった。当該のチェーンが進出している場所では、現地の店舗がどのような対策をとるのかも注目されているようだ。
 スシローが店舗を構える台湾でも、寿司テロの話題がとりあげられた。台湾紙「台湾ニュース」は、事件を受けて日本のスシローが発表した、いたずら防止のための設備のアップデートについて報じている。しかし、台湾のスシローの店舗で同様の変更がおこなわれるかどうかは、現時点で不明だとしている。
 台湾ニュースによると、台湾のスシローでは2022年8月に一度、衛生関連のクレームがあったという。台北の店舗で、きれいなはずの箸に海藻が付着していることに気づいたある客は、いたずらをしようと思えば誰でも、汚れた箸をきれいな箸の容器に戻せる仕組みになっていると認識した。
 この客はスシローに箸の出し方を変えることを要求したが、このとき店舗側は、自分たちに非はないとして謝罪や変更をおこなわず、客に商品券を渡すだけで解決を図ろうとしたようだ。
 これがその後、大きな問題に発展した形跡はなく、「スシローは台湾で支持されている」と台湾ニュースは書く。しかし、日本の事件が大きく報道された影響で、今後はこうしたクレームにより真摯に対応する必要が出てくるだろう。
 「寿司テロ」の衝撃は、日本国内で言われているよりも、はるかに大きいかもしれない。
 COURRiER Japon
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