🌁66〉─1─移民大国日本が忘れたな「都会で身を守る原理原則=人を見たら泥棒と思え」。~No.315No.316No.317 

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 移民大国日本の生き方は、民族的な性善説ではなく世界的な性悪説で、顔見知りであっても人は他人として信用せず、冷たくあしらう事である。
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 2023年5月25日 MicrosoftStartニュース プレジデントオンライン「街中で声をかけられても徹底的に無視せよ…日本人が忘れがちな「都会で身を守る原理原則」とは
 中川 淳一郎
 秋葉原駅前で街頭演説をする立花孝志氏(写真=Noukei314/CC-BY-SA-4.0/Wikimedia Commons)
 © PRESIDENT Online
 ガーシー氏の姿からにじむ「諸行無常
 現在、UAEのドバイで「逃亡生活」をしている前国会議員のガーシー(東谷義和)容疑者を見ていると、少しだけ「気の毒だな」と思ってしまうことがある。
 別にガーシー氏を擁護する気などさらさらない。著名人のプライバシーを暴露したり、名誉を毀損(きそん)したり、国会に登院しなかったり、旅券返納命令に対して「なくした」と往生際悪く振る舞ったり……といった所業は、単純に無様で、不誠実である。あげく「自分の母親や家族は関係ない。何もしないでくれ!」などと涙ながらにお願いするダブスタぶりには「どの口が言うか」と感じた人も多いだろう。私もそうだ。
 しかしながら「人間がどれほど利己的で、テキトーな生き物か」という視点で冷静に俯瞰(ふかん)してみると、ガーシー氏を巡る出来事から気づかされることも少なくない。「人間の性」「業」「諸行無常」といったものを一般論として感じる。だから「気の毒」なのだ。
 ガーシー氏が絶好調でメディアの寵児となった頃、同氏には大勢の人が寄ってきた。ところが、逮捕状が出され、国会議員でもなくなり「容疑者」「ただの人」となったことから、現在は擦り寄ってきた人々の大多数がガーシー氏から距離を置いている。ハシゴを外された姿は、実に哀れだ。
 「いきなり声をかけてくる人」について考える
 最大のハシゴ外しは、旧NHK党の立花孝志氏の動きだろう。立花氏は耳目を集めていたガーシー氏に接近して口説き参院選に出馬させた。立花氏は「当選したら政党助成金から3億円をガーシー氏に支払う」とも約束していたらしい。完全に「どっちもどっち」案件ではあるものの、ガーシー氏の立場が急激に危うくなるなか、立花氏は党員を守るような姿勢を見せず、「ガーシーの除名は痛くもかゆくもない」と自身のYouTubeチャンネルで述べていた。
 そりゃそうだ。ガーシー氏が除名処分になっても、斉藤健一郎副党首(当時)を繰り上げで参議院に送り込めたわけだから。この冷淡なやり口にガーシー氏は「あんた、『帰国せんでいい』って俺に言ったやんか。論点をすり替えないでほしい」と恨みタラタラ。
 「仲がよい」という触れ込みだったバンドマン、UVERworldのTAKUYAやONE OK ROCKのTakaもガーシー氏の立場が危うくなった途端、だんまりである。ガーシー氏とのトークでアクセス数を稼ぎたいとYouTubeでコラボした芸能人やYouTuberも、関係を「なかったこと」にしている。また、同氏の発言でコタツ記事を量産したウェブメディアも、「ガーシー砲」などとさんざん持ち上げていたが、いまやただの「お騒がせ男」「倫理観のない男」「往生際の悪い男」として消費しているだけで、いよいよPVが稼げなくなったらあっさりと見捨てることだろう。
 私は本稿で「それまで特に仲がよかったわけでもないのに、唐突に近づいてくる人」「いきなり声をかけてくる人」について考察していこうと思う。そうした人はなぜ、誰かに声をかけ、相手に何らかのアクションを取らせようとするのか。ガーシー氏の件からは、人間のこの行為についてさまざまな示唆を読み解くことができる。ただ、一般人の実生活とかけ離れ過ぎている面もあるので、まずは私が最近体験した「声をかけられた件」について振り返ってみよう。
 バンコクの街中で財布から現金を抜き取られる
 私は2023年2月初旬から5月初旬まで日本を離れ、タイやラオスで生活した。その際、バンコクの街中でカネをスラれてしまったのである。「自分は海外慣れしているから大丈夫」という慢心があったのは間違いない。
 手口としては古典的なものだ。「あなたの国に近々行く予定なので、紙幣を見せてもらえないか」などと紳士風の男あたりが声をかけてくる。そこで1000円札を財布から出すと「もっと高額の紙幣もあるだろ。ほら、私はこのように金持ちだ」と相手は100ドル札の束を見せて、「大丈夫、取るわけではないから安心しろ」という雰囲気を伝えてくる(実際は、束の一番上のみが本物の100ドル札なのだろう)。
 たとえばそこで、財布のなかにあった1万円札を渡したとしよう。その際、仮に3万円あったとしたら、1万円をサッと抜き取っていくのだ。ほとんどの場合、それに気づかぬまま財布に札を戻し、「バーイ」などとにこやかに別れることになる。そうして後になってから、「おかしいな。確か財布のなかに3万円あったはず」「もしかして、あのとき!」とようやく気づく……そんな手口だ。手品師のごとき技で高額紙幣を盗んでいくのだから、たまったものではない。
 巧みな手口にまんまとダマされた
 私の場合、「さっき両替したから日本円は持っていない」と正直に答えたところ、「本当か? 財布を見せてくれ」と促され、ご丁寧にも財布を出してしまった。すると、相手の男はいきなり財布から札を抜き取り、こちらが唖然としているうちに「確かにないな」とカネを戻された。結果的には、このとき財布のなかにあった1000バーツ札(およそ3900円)15枚のうち、7枚を抜かれてしまった。
 この男は“ドバイの金持ち”という設定で、隣には妻だという美しい女性と2人の女の子がいた。女性は私の連れを「目がきれいだ」と大いに褒めそやし、「写真を撮らせてほしい」などと盛り上げる。要するに注意を分散させ、私の注意も男ではなくそちらに向けさせたのだ。「ドバイの富豪」「幸せそうな家族連れ」「親日家」という3つがそろったため、完全にダマされてしまった。もっとも「お前、いまカネを抜き取ってないか?」と指摘しても、巧みな指技でどこかに隠し、「証拠がない」で泣き寝入りせざるを得なかったに違いない。しかも厄介なことに、1000バーツ札と100バーツ札の色が似ているので、受け取った際には札が減ったことに気がつかなかった。
 「声をかけられる側」にメリットはない
 そんなこともあり、私は改めて気を引き締めたわけだが、ここでいま一度、普段の暮らしでも、ビジネスでも、当たり前の鉄則を守らねば、ということを強調しておきたい。それは以下のとおりだ。
 いきなり声をかけてくる側は、自分にメリットがあるからこちらに近づいてくる。
 完全なる善意などあり得ない。
 そして声をかけられる側には、メリットがほぼない
 こんなシンプルな定理が、なぜ今回は頭から抜けていたのか。まぁ、2万8000円程度の損失、致命的ではないし、授業料だと捉えておこう。今後はもう、ホイホイと相手のペースに乗せられないようにする。
 この「声をかける」のもっともわかりやすい例は客引きだ。「ぼったくりバー」の場合、勝手にフルーツ盛り合わせを注文されたりして、会計時に47万円を請求されたりする。これはわかりやすい「ぼったくり」だが、一時期、新宿・歌舞伎町の「ぼったくり居酒屋」も話題になった。
 ぼったくり居酒屋についてはネットに多数の報告があるが、たとえば「飲み放題で一人1500円。5人で7500円ですよ!」などと客引きが声をかけてくる。そして店に案内されると「お一人様につき、必ず料理を一品以上注文してください」と告げられ、さらに会計の段になって「席料」などが追加されることが発覚。結局、5人で2万6000円になった……といったことも個人ブログなどで報告されている。
 この手のぼったくりについては、YouTuberが突撃動画を公開し、アクセスを稼いだりもしている。私もそうした動画を見たことがあるが、「お通し代」「サービス料」に始まり、「週末料」「深夜サービス料」「個室料金」「席料」など、さまざまな料金が加算されていくらしい。果ては「歌舞伎町料金」という謎項目まで登場。なんじゃそりゃ⁉ 「歌舞伎町は家賃が高いので、そこんところ、許してちょんまげ」ってことか? だったら「銀座価格」「六本木価格」「木屋町通り価格」もあっていいだろうが。実にバカげている。
 「ぼったくり店」にダマされるな
 結局、ぼったくりに遭遇する起点となっているのは「街角でいきなり声をかけてきた客引き」である。ぼったくり店であることを承知で突撃しているYouTuberはさておき、一般客の場合、客引きの口車に乗せられて、ついていったらシャレにならない状況に陥る可能性がある。店の人間に話してもラチがあかないし、警察を呼んでも「民事不介入の原則」があるため頼りにならない。相手にダメージを与えたくても、せいぜいネットのレビュー欄に「ぼったくり店」とクチコミ情報を書き込んだり、最低評価をつけたりなど、ささやかな復讐(ふくしゅう)をする程度が関の山だろう。
 しかし、対策を講じたり、心構えしたりすることはできる。そもそも東京という街には無数に飲食店があり、ファンがたくさん付いた良店も数多く存在している。つまり「わざわざ声をかけないと客が入らない」ような店は最初から疑ってかかるべきなのである。少なくとも、警戒心だけは持っておくほうがいい。どうせ彼らの大半は、その場限りの客をダマし、また次のカモを見つけては、ダマす……という刹那的なビジネスモデルを実践しているだけなのだ。「声をかける側」にのみメリットがあるから、しつこく客引き行為をするのである。いい店であれば営業電話をかけたり、店の前で「席、空いてますよー!」などと喧伝したりせずとも、客は勝手にリピートするものだ。
 業者が営業電話をかけてくる理由
 会社員時代、職場にマンション投資の営業電話がやたらと来ていた。あれは間違いなく、社員名簿を手に入れた業者がいたのだ。そこそこ給料が高く、見栄っ張りも多い広告代理店の社員名簿は、マンション投資関連業者からすれば宝の山だったことだろう。会社名も年収も大体把握されているだけに「お客さまほどの収入がある、ステータスの高い方はぜひ、このマンションを!」「放置しておくだけで家賃収入ガッポガッポですよ!」などと、甘言をチラつかせていた。
 私のような若手(27歳で会社は辞めた)には営業電話は来なかったが、ある程度の年次を重ねた先輩にはこの手の電話が頻繁にかかってきていた。実際に買った人がいたのかどうかは知らないが、業者が性懲りもなく電話営業をかけまくる理由は、基本的には「【1】とにかく電話件数の最低ノルマがある」「【2】成約数に応じたインセンティブがある」ということだ。
 通販も同様だ。広告を見て一度でも発注してしまうと、後日「先だっては鰻の詰め合わせをご購入いただき、ありがとうございます! 今日は別のお得な商品をご案内させてください!」なんて調子で、シャトーブリアン(最上級の牛ヒレ肉)だの、カニだの、次々に売り込みをかけてくる。こちらが「いらない」と返せば、「あの鰻もまだキャンペーン中です!」と前回買ったものを再び売り込む。すべては自分自身の成績のためである。
 「声かけ」する側は、こちらの都合なんて考えない
 ぼったくり居酒屋の客引きもそうだし、この手の電話営業マンも然りだが、彼らは日々の生活のため、どうにかしてカモを捕まえたくて仕方がないのだ。そのカモがサービスや商品に満足するかはさておき、刹那的に客を「ATM」扱いして、なんとしても自身にとってメリットがある方向に誘導しようとする。
 もっと言うと、銀行など金融機関も同じである。ある程度まとまった額の貯金があると、やたらと営業電話をかけてくる。「REIT不動産投資信託)を買いませんか?」「外貨建ての投資信託、非常にオススメです」「資産を普通預金に置いておくだけなんて、もったいないですよ!」などとあおり立て、「すぐにでもお宅へうかがいます!」「いつでも構いません。なんなら、今日これからでも」なんて畳みかけてくる。さらに「今日こそ絶対に契約を決めなくては!」といった勝負日となれば、「上司も連れていきます!」と気合いを入れてくる。こちらが首を縦に振らなくても、上司の前で「頑張っているオレ」をアピールできればよいのだ。そのプレイに付き合わされる高額預金者の都合なんて、考えてもいない。
 引っ越しの見積もりサイトに登録してみたら…
 “数打ちゃ当たる”でひとつでも成約できれば、利益の多寡はさておき、「一件、決めた」ということだけで、この行員はホッと一息つける。そうして契約が取れてしまえば、後はその投資商品の価値が上がろうが、下がろうが、どうでもいい。この行員にとっては「成約した事実」と「それに伴う手数料収入の確保」だけが大事なのだ。
 あとは時折、顧客ケアをしているテイの電話をかけ、「いまは円安が進行中ですからね~。ここは、こらえどきですよ」などと、新型コロナウイルス対策における専門家(なんで未知の新型ウイルスなのに専門家がいたのか知らんが)みたいなことをのたまい、その場しのぎをする。決して顧客のことなど考えていない。考えているのは自己保身だけである。
 そういえば以前、引っ越しの見積もりを取った際にもとんでもない目に遭った。昨今、引っ越しをするにあたっては、見積もりサイトを利用するケースも多いだろう。サイトのフォームに条件を入力するだけで、複数の引っ越し業者から同時に見積もりが取れる仕組みは、一見、便利である。「あとは、メールで送られてきた見積もりを比べて、いちばん条件のいい一社を選べばいいか」と、私も高をくくっていた。すべてネットだけで完結すると考えていたが、甘かった。
 鳴りやまない営業電話に嫌気がさす
 見積もりサイトで入力を終えた、わずか数分後。突然、電話がジャンジャン鳴り出した。「ぜひわが社にご用命ください!」という営業電話だ。初日だけでも20件以上の着信があった。
 「まだ依頼先は決めていない」「もう少し検討したい」と言えば、翌日以降も電話がかかり続け、「もう決めた」と伝えても「もっと勉強します!」「上司と相談のうえで、かけ直します!」と粘られる。結局、1週間ほどのあいだに、引っ越し業者からおよそ100件の電話が来た。業者からすれば、私は「ぼったくり店が多数存在する通りに『声をかけてください!』というプラカードを掲げて、ノンキにやって来た素人」に映ったことだろう。
 どいつもこいつも怪しいため、最終的には以前引っ越しを依頼したことがある大手業者に発注した。次に引っ越しすることがあれば、もうこの手のサイトは絶対に利用しない。もしかしたら数万円程度安くあがる場合もあるのかもしれないが、ひとたび登録してしまうと1週間は電話で追い立てられる。その不快さを回避するほうが、自分にとっては重要である。
 ナンパも美人局も「声かけ」から始まる
 ビジネスだけなく、ナンパや美人局も「声をかける」ところから始まる。男がなぜナンパをするかといえば、女性と手っ取り早く仲良くなりたい――端的には、タダで性行為ができる相手を見つけたいだけだ。
 美人局についても、男のスケベ心に付け込んだ「声をかける」行為である。ここでダマされないために重要になるのが、「オレみたいな魅力のない男、女性から声をかけられるわけがない」と冷静に現実を見る姿勢である。「何かおかしい。カネをむしり取ろうとしているのでは?」「裏があるはず」と、猜疑心のカタマリになるほうが安全だ。
 AVやアダルトコミックの世界では、痴女が登場して「あなたは魅力的ね。一目惚れしちゃった。私と性行為してみない?」などと誘ってくるストーリーが描かれたりもするが、あれはあくまでファンタジー。男の妄想を映像化しただけで、現実世界ではあり得ない(まぁ、あなたが著名な俳優やミュージシャン、アスリートならば話は別だが)。
 これまでモテなかった人間が、急にモテるようになるわけがない
スケベ心に付け込む、ということではハニートラップも然りである。過去には日本の外交官やビジネスマンなどがハニートラップにひっかかった事例もあると聞く。これらもスパイがスケベな男から情報を得たり、弱みを握ってスパイ行為に加担させたりするために声をかけているわけだ。相手は自分にメリットがあるから声をかけている、という真理を忘れなければ、「いままでモテことのない俺が、いきなりモテるわけがない。何か目的があるのか?」と警戒レベルを上げることくらいはできるはずだ。
 街角で「自分は手相の勉強をしています。勉強のため、あなたの手相を見せてください」「あなたの健康と幸せを祈らせてください」などと声をかけてくる人もいる。これらは新興宗教の勧誘であることが多いので気をつけたい。ハマってしまうと、今度はハメられた者が「声をかける」側へと転身することなる。
 「声をかけてくる」人間を安易に信じるな
 ここまで「声をかける/かけられる」の例をいろいろ見てきたが、改めて肝に銘じておきたいのは以下の項目だ。
【1】いきなり声をかけてくる人間は、善意で近寄ってくるワケがない。そいつにとってメリットがあるだけ。
【2】「声をかける」という行為はある程度のガッツがあればできる。失うものは極めて少ない。せいぜい無視されたり、煙たがられたりする程度のデメリットしかない。対して「声をかけられる」側はさまざまなリスクや面倒ごとを勘案しなければならないので、デメリットが多い。“ほぼノーリスク”対“ハイリスク”の非対称な関係性なのだから、回避するに限る。
【3】よく知らない相手から声をかけられたら、ダマされるか、むしり取られると疑心暗鬼になるくらいでいい。ある程度親しい相手であっても「あれ? 妙なことを言い出したぞ」「なんか違和感があるな」と思ったときには、警戒レベルを高めて、距離を置こう。
【4】「自分なんて、わざわざ声をかける価値もなく、大して魅力のない“普通の人”である」と謙虚になるべし。
【5】世の中に「おいしい話」は存在しない。
 これらの大原則を守ることが、あなたの身を守ることにつながる。特に、進学や就職で都会に出てきた人は注意してほしい。新生活を満喫しているだろうが、浮かれた気分でいると、あなたをカモにしようとするやからから声をかけられ、とんでもない思いをするかもしれない。「声をかけられても、無視」を徹底すべきである。「荷物を持ってあげましょうか」「撮影してあげましょうか」なども、まずは疑ってかかったほうがいい。
 あなたが誠実に暮らしていれば、次第に周囲にも誠実な人が集まってくる。そうして時間をかけながら関係性を深めていく。相手を信用するのは、それからでも遅くない。また、信頼できる人がまわりにいてくれれば、判断に困ったときに相談もできるだろう。
 いずれにせよ、「声をかけてくる」相手を安易に信じることだけは、絶対に避けなければならない。
【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」
・「よく知らない人からいきなり声をかけられる」ことはあるが、無視して構わない。
・「声をかけてくる人間」は、自分にメリットがあるから声をかけてくる。安易に信用してはならない。こちらにはデメリットやリスクが多分にある。
・「100%の善意」なんてものは存在しない。であれば、よくわからない相手のことは、安易に信用するべきではない。

                    • 中川 淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう) ライター 1973年東京都生まれ。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライターや『TVブロス』編集者などを経て、2006年よりさまざまなネットニュース媒体で編集業務に従事。並行してPRプランナーとしても活躍。2020年8月31日に「セミリタイア」を宣言し、ネットニュース編集およびPRプランニングの第一線から退く。以来、著述を中心にマイペースで活動中。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットは基本、クソメディア』『電通博報堂は何をしているのか』『恥ずかしい人たち』など多数。 ----------

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