🌅4〉─3─人口激減と絶景神社のマンション建設計画。〜No.29No.30 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 2023年6月1日 YAHOO!JAPANニュース FNNプライムオンライン(フジテレビ系)「“絶景神社”にマンションが 憩いの森消滅に住民は困惑 「苦渋の決断」も“寝耳に水”
 住民の憩いの場となっている神社の敷地に持ち上がった、マンションの建設計画。
住民からは、戸惑いの声が上がっている。
 1日、取材班が向かったのは、東京・品川区の小高い丘に立つ、小山八幡神社
 緑豊かな境内の奥に見えてきたのは、東京の街並みが一望でき、“しながわ百景”に選ばれた美しい眺め。
 しかし今、この緑あふれる神社に、マンションを建設する計画が浮上している。
 神社の境内から、ご神体を祭る社殿などを移動させ、テニスコートおよそ6面分の敷地を確保。
 そこに、高さ10メートルの3階建てマンションを建てるという。
 近隣住民「八幡神社が広いから、とても使いやすくて、(野球の練習で)毎日使っている。なくさないでほしい」、「すごくびっくりして、非常に残念な気持ち」
 鎌倉時代に創建されたという、小山八幡神社
 樹齢およそ200年を誇る区の指定天然記念物・シイの木など、豊かな木々が生い茂り、都会のオアシスとなっている。
 もし神社にマンションが建てば、緑あふれる憩いのスペースは、ほぼ消えてしまうことにならざるを得ない。
 近隣住民「想像したくないです」、「夢であってほしいと本当に思う」
 なぜ、住民の交流の場でもある神社 に、マンションを建てるのか。
 小山八幡神社宮司「数年前に、台風の強風と雨で屋根の一部が落ちてしまって...」
 マンションを建てる土地を貸し出すことで、築85年と老朽化した社殿などの改修費用、およそ2億3,000万円をまかなうのだという。
 宮司にとって、マンションの建設は神社を後世に残すための苦しい決断だったと話す。
 小山八幡神社宮司「本当は、現状を維持して再建するというのが一番。皆さんの知恵を集めて考えたが、本当に苦渋の決断だった」
 一方で、住民たちが戸惑ったのは、最近まで、マンションの計画を聞かされなかったことだという。
 すでに境内には、整備工事を行うのを知らせる看板が設置されているが、そこには「マンション建設」という文字はない。
 住民たちに計画が知らされたのは、5月9日。
 その後、二度にわたる神社側の説明会では、住民側から「ほかに方法はないのか」や、「寄付の募集は一度もなかった」といった意見が噴出した。
 近隣住民「なんと言ってもこの景色です。ここから六本木ヒルズ・東京タワーも見えて、この景色はなくさないでほしい。切に願っています」
 計画では、2023年度中にマンションの建設工事が開始され、3年後に完成予定。
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 人口激減によって、神道神社の氏子や仏教寺院の檀家が減り、外国人移民(主に中国人移民)の急増による宗教の多様性によって、日本国内から加速的に神社や寺院が減っていく。
 日本神道は、祖先神・氏神の人神祭祀として、血縁の世襲的氏子と地縁の非世襲的地域民と世襲的崇敬者の三者によって、数千年前から日本民族の中に、日本列島に根付いてきていた。
 伝統的民族祭祀は、行政と民間イベント会社による人集めと金儲け目的の非宗教的祭りと化している。
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