⛲32〉─3・B─介護の現場を支える外国人スタッフ。日本人は外国人に頼るしかない。~No.202 

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 外国人に頼って生きる日本人は、今までの偏見・差別による上から目線を捨て、外国人に対して金を払って暴言・暴力は「人間のくず」と認識し、感謝の気持ちを持つて金を払うべきである。
 外国人のサービスは、買うのではなく受けるものである。
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 2024年6月15日 YAHOO!JAPANニュース 東海テレビ「“やむなく”から“欠かせない存在”に…介護の現場で増える『外国人スタッフ』職場のリーダーを担う人材も
 介護の現場ではいまや外国人スタッフが欠かせない存在だ
 介護の業界では人材不足が深刻ですが、今後はますます介護を必要とする人は増えると予想されていて「2025年問題」ともいわれています。
 外国人スタッフを積極的に採用している施設では、当初は心配もありましたが、今では日本人スタッフも大きな信頼を寄せ、彼らがなくてはならない戦力になっています。
 【動画で見る】“やむなく”から“欠かせない存在”に…介護の現場で増える『外国人スタッフ』職場のリーダーを担う人材も
■介護業界の「2025年問題」 自前で外国人スタッフ育成する施設も
 名古屋市港区の「老人保健施設かいこう」。お年寄りの共有のスペースから明るく「たなばたさま」を歌う声が聞こえてきます。
 ヒシャブ姿でお年寄りたちと一緒に童謡を歌うのは、インドネシアからやってきた介護スタッフです。
 お年寄りを支えながら車いすに座らせたり、言葉をかけながら食事を補助したり。
 この施設ではおよそ70人いる介護スタッフのうち、14人が外国の出身で、施設の欠かせない「戦力」となっています。
 施設利用者の女性:
 「良い方ばかりですよ。優しくてね、日本語が上手ですごいです」
 日本人の同僚も信頼を寄せています。
 日本人の同僚:
 「外国人の職員には、すごい支えられているなというのはすごく感じます。フロアでも1日の人員のほとんどが外国人という時も、もちろんあるんですけど、安心して任せられる職員ばかり」
 この施設のほか、東海地方を中心に病院などを展開する「偕行会(かいこうかい)」ではグループ全体でおよそ100人の外国人を受け入れています。
 偕行会の理事 阿部一也さん:
 「求人を出してもまず応募が来ない。日本人が来るのを待っていたんじゃ、施設の運営にかなり支障をきたしていきますので」
 2025年は「団塊の世代」が全員75歳以上の後期高齢者になり、介護を必要とする人はますます増えます。「2025年問題」ともいわれ、介護人材不足がさらに深刻になると予想されています。
 偕行会はこの問題にいち早く手を打とうと、2014年から外国人の採用を本格的に始め、インドネシア中部の市と協定を結ぶなど、全国的にも珍しい取り組みを進めてきました。
 偕行会が現地につくったトレーニング施設で撮影された動画には、ひらがなの書き方を習う様子が映っていました。
 看護師や助産師の資格を持つ若者が、無料で日本語や介護技術の教育を受けられるようにし、自前で優秀な人材を確保しています。
 偕行会の理事 阿部さん:
 「インドネシアにある市が就職先として、日本を紹介してもらえているような状況なので。参加者の安心感が違うっていうことですね」
■外国人スタッフの熱意で変わった日本人スタッフの意識
 外国人の介護スタッフの受け入れは、各地で広がりつつあります。日進市の「愛泉館」には2024年の春、ハビネス・クリスティーン・カサスさん(24)ら、初めて2人のフィリピン人女性がやってきました。
 愛泉館の事務次長 浅井真希さん:
 「やはり、正直最初からあまりいい印象はなかったと思います。でもまずは私たち管理者が外国人とともに働くことに対して、ポジティブな気持ちになって、それを働く一人ひとりに伝えていった」
 当初、人手不足の問題のために、やむなく外国人を受け入れるという感覚があったといいますが、実際にやってきた2人の熱意に、イメージは変わったといいます。
 スタッフの外国人女性:
 「日本の料理は、おすすめはなんですか」
 利用者の女性:
 「やっぱりすき焼きとか」
 話の最中、ベテランの日本人スタッフがアドバイスにやってきました。
 車いすからベッドに移す介助のやり方を見守り、お年寄りを気遣いながら、優しく教えます。
 ハビネス・クリスティーン・カサスさん:
 「先輩たちとか、職員とか、リハビリスタッフに教えてもらいましたから大丈夫。困ったことがある時は、いつも聞きました(質問しました)から」
 日本人スタッフ:
 「最初に比べると、本当に体の使い方もゲストの体の動かし方もわかってきたかなというふうに思っています」
 ハビネス・クリスティーン・カサスさん:
 「いつか介護福祉士になりたいです。日本語のレベルをあげて合格したいです」
 マラリス・アンジェリカ・アプラさん:
 「子供の時から日本は私の夢なので、日本で働きたいです」
■外国人スタッフを斡旋する企業「受け入れ先の理解が重要」
 彼女たちを紹介した会社が東京にあります。フィリピン、インドネシアミャンマーラオスに学校を持つ人材あっせん会社「オノデラユーザーラン」です。人材確保に苦しむ全国の施設に、外国人を紹介しています。
 オノデラユーザーランの加藤順社長:
 「東南アジアにいる若い人材でに対して、無料で教育する機会を与え、働き先を与えるスキームですね。それを日本の社会問題の人手不足と繋げて」
 この会社が着目したのが、政府が2019年に導入した新たな在留資格「特定技能」制度です。介護や建設など12の分野で5年間に限り、外国人が働けるように。介護分野では、その間に「介護福祉士」に合格すればそのまま日本で働き続けることもできます。
 オノデラユーザーランの加藤社長:
 「我々も紹介する人数は、年々どんどん増えていっている状態ですね。これからどうしても人手不足で外国人が必要になってくる。外国人が働くことに対する(受け入れ先の)理解、ここが上がってくることもものすごく大事だと思う」
 この会社が紹介した外国人介護スタッフが働く施設は全国で530あまり、スタッフの数はおよそ1600人に上ります。(2024年4月末時点)
■職場のリーダー的存在にも インドネシア人スタッフ「まるで夢みたい」
 いち早く海外からの受け入れを始めた名古屋市港区の「老人保健施設かいこう」。
 2015年にインドネシアからやってきたメリサ・アドリアニさん(33)は、いまでは日本人も含めた職場のリーダー役に成長し、新しいメンバーの指導係も務めます。
 2019年に外国人には難関の「介護福祉士」の資格を取得し、日本で働き続けられるようになりました。
 メリサ・アドリアニさん:
 「働きながら勉強した。1日5時間から7時間勉強していました。介護福祉士のために」
 いまでは後輩を指導し、励ます立場です。
 「かいこう」では、今後も海外から人材を受け入れていく方針です。
 老人保健施設かいこうの担当者:
 「一番モデルになるのがメリサなのかなと。(メリサのように)育ってくれればうれしいと思う」
 メリサ・アドリアニさん:
 「まるで夢みたいですよね。もっとキャリアをアップしたいと思っていますね。リーダーとして、インドネシア人が安心して働けるようにサポートしていきたい」
 介護現場の風景が変わり、超高齢化社会を支える外国人は、なくてはならない存在になっています。
 2024年6月10日放送
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⛲32〉─3・A─22万人の介護職員不足でヤングケアラーや超老老介護は解決不可能。~No.202 

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 国会、メディア、教育などで議論されている、ヤングケアラー問題や超老老介護問題は論点がずれている。
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 2024年6月1日 YAHOO!JAPANニュース JBpress「《2025年問題の衝撃④》全国で22万人の職員が不足する介護現場、「超老老介護」や「ヤングケアラー問題」も深刻化
 人手不足で疲弊する介護現場(写真:sukiyaki/Shutterstock)
 働き方改革に伴う長時間労働の制限によって、物流・建設業界などを中心に人手不足が常態化する「2024年問題」が早くもあちこちで顕在化しているが、団塊の世代後期高齢者(75歳)となる2025年はさらに深刻だ。社会保障の担い手である労働人口の大幅な減少は国民生活に大きな影響をもたらし、さまざまな格差も拡大する。縮みゆく国・ニッポンの末路はどうなってしまうのか──。ジャーナリストの山田稔氏が、「2025年問題」が現代社会に新たに突きつける課題をシリーズで検証する。第4回は「介護現場の逼迫」だ。
 【表】介護職員不足数、上位10の都道府県は?
 シリーズ《2025年問題の衝撃》ラインアップ
■2030年に3万6000人不足する路線バスの運転手、減便や廃止で住民生活は大パニックに陥る! (2024.4.30)
■相次ぐ「病院倒産」で崖っぷちの医療現場、医師不足や偏在のシワ寄せは患者に(2024.5.10)
■全国各地で「人手不足倒産」や「後継者難廃業」が続出、このままでは外資に食い尽くされる! (2024.5.17)
■全国で22万人の職員が不足する介護現場、「超老老介護」や「ヤングケアラー問題」も深刻化(本稿)
■ “3K”仕事で離職率も高い介護現場の実態

 介護問題は深刻の一途だ。介護施設訪問介護ともに職員の絶対数が不足し、低賃金、重労働の劣悪環境がなかなか改善しない。一方で、後期高齢者が100歳近い父母を介護する「超老老介護」も増えている。介護を巡る現場の状況を検証してみよう。
 まずは厚生労働省のデータで、要介護認定者数と介護職員の推移をチェックしてみる。
 平成12年度(2000年度)は要介護認定者数が244万人で介護職員数は54.9万人。職員1人当たりの認定者数は4.4人だった。介護認定者数は平成23年度(2011年度)に500万人を突破し、令和3年度(2021年度)には688万人に達した。同年度の職員数は214.9万人で、職員1人当たりの認定者数は3.2人だった。
 介護職員の絶対数が増えたことで、表面的には状況は改善しているかのように見える。しかし、厚労省の資料にも記載されているが、平成20年度までは事業所を全数調査しているが、それ以降は全数回収が困難となり、平成30年度からは回収率に基づき全数を推計する方法に変更している。このため時系列の推移を客観的に判定し、比較することには無理がある。
 では、介護サービス事業所における従業員の不足状況はどうなっているのか。
 平成21年度(2009年度)でみると、訪問介護員は「大いに不足」が9.8%、「不足」が23.2%で不足感は合計33.1%。これが令和4年度(2022年度)になると、「大いに不足」が27.9%、「不足」が31.05%で「不足感」は合計58.9%にも達する。施設等の介護職員は令和4年度で「大いに不足」が11.9%、「不足」が24.2%で合計36.1%。こちらも高率だ。
 不足している理由は「採用が困難」が86.6%で圧倒的。次が「離職率が高い」の18.2%である。訪問介護員と介護職員の2種を合わせた離職率は、かつては20%を超えていたが、令和4年度は14.4%まで低下してきている(介護労働実態調査より)。
 “3K現場”で離職率が高く、採用募集をかけても応募者が来ない。そんな実態が見えてくる。
■ 2025年度の介護職員不足数、最多は東京都の「3万人」
 厚労省の資料に「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数」(都道府県別)というものがある。
 2019年度の介護職員数を基に2023年度、2025年度、2040年度の現状推移シナリオによる介護職員数(推計値)と、必要数を表記したもので、その差を見れば不足数が分かる。
 この一覧表からから不足数を算出して上位の都道府県を表示したのが別掲の表だ。
 令和7年度(2025年度)は全国で22万人もの介護職員が不足する、まさに「SOS」の状況となっているが、最多は東京都で3万949人。次いで大阪府が2万4420人、神奈川県1万6456人で、1万人以上の不足は7都道府県ある。
 最小は石川県の8人で、47都道府県全てで不足するというショッキングなデータである。
■ 職員不足の介護現場で進むデジタル化の効果
 ここまで介護現場における職員不足の数字上の実態を示してきたが、実際の介護施設ではこうした事態にどう対応しているのか。
 宇都宮市にある社会医療法人中山会が運営する介護付き有料老人ホーム「宝木荘」の施設長・大垣治彦氏に話を聞いた。
 宝木荘では慢性的な人手不足に対応するため、いち早く施設のデジタル化を進め、10年前より施設内外クラウド式ネットワークを導入、2021年8月にはインカム(インターコミュニケーションシステム)を導入した。
 「かつては職業安定所社会福祉協議会などに採用の募集をかければ何とか応募者がいましたが、3年ほど前からは常勤者の応募がほぼなくなってしまいました。
 それでもパートの方の応募はあったのですが、ここ1年ほどはパートさんの応募もなくなってきた。そこで職場のICT化、デジタル化を強化することで業務の効率化、情報共有化を図り、職員の業務負担軽減に努めています」(大垣氏)
 クラウド式ネットワークの導入により、リアルタイムで記録を入力し、それを全職員で共有することが可能になったほか、インカムを利用したコミュニケーションで職員が一堂に会することなく会議が開けるなど、業務の効率化は目に見えて進んだという。
 「その結果、残業時間の短縮につながっています。常勤者一人当たり月に2時間の短縮として全体では約60時間になります。その分の人件費を介護用品の購入などサービス向上に充てることができるようになりました」(大垣氏)
 インカムはアイコムのモバイルIPフォン「IP200H」を導入。その一斉連絡機能で情報を共有することで、スタッフの作業効率が大幅にアップしたという。
 従来はPHSを利用していたが、PHSは1対1の通話しかできないため、職員全員が状況を把握するのに時間がかかってしまった。その点、IPフォンは職員全員に一斉に連絡が可能な上、ワンタッチで発信できるので作業中の対応がスムーズになった。職員の間からも、
 「PHSはポケットから取り出すのが手間でしたが、IPフォンだと胸元に装着したボタンをワンタッチするだけでヘルプを呼ぶことができるので、緊急時の対応に効果が出ています」
 「今使っているIPフォンは防水ですので入浴介護中でも安心して使えます。入浴後に利用者に薬を塗る看護師への連絡もすぐ行ことができ、作業効率が格段にアップしました」
 といった利便性の向上を指摘する声が上がっている。宝木荘ではこうした施設内のICT化、デジタル化を進めて業務の作業効率向上を図ると共に職員の労働負担軽減に努め、人手不足に対処している。そして、5月末以降、ミャンマーからの特定技能者4人をスタッフに迎え入れることが決まった。
 デジタル化と外国人労働力の確保。これが介護の最前線での人手不足対応策となっている。
■ 施設に入所したくても入れない“介護サービス難民”が続出する
 問題は今後である。高齢者人口はますます増え続け、65歳以上人口は2042年に3878万人でピークを迎えるが、75歳以上人口は2055年に2401万人に達し、全人口に占める割合が26.1%に達する。
 それだけ要介護認定者が増えるということだ。経産省の将来推計では、要介護認定者数は16年後の2040年にピークを迎えて988万人に達するといわれている。その時の人口は1億1000万人程度と見られているので、人口の約9%が要介護認定者という時代になっていくのである。
 今後どういった事態が起こり得るのか。日本総研の調査報告書「介護分野及び福祉機器産業の将来像とロードマップ策定等に関する調査(2023年)」によると、要介護5の認定者のうち35%は自宅に住み続けているという。そして「2040年に向け、介護利用者数は在宅介護の方が介護施設よりも大幅に増加すると推計されている」と指摘している。在宅介護は474万人で介護施設133万人を大きく上回る。
 厚労省の推計では2040年には約280万人の介護職員が必要で、2019年比で約69万人が追加で必要になるとされているが、慢性的な人材不足に加え、今後生産年齢が減少していく中で、280万人の確保は到底不可能な数字に思える。
 となると、介護施設に入所したくても入れない“介護サービス難民”が続出したり、後期高齢者後期高齢者を介護する超老老介護が日常化したりする可能性がある。一方で、老老介護の影響や格差社会拡大のあおりで学業や友人関係、子ども自身の発育に支障をきたす「ヤングケアラー問題」の深刻化も懸念される。
 政府は介護分野における特定技能外国人受け入れに積極的だが、今後、介護分野の人材争奪戦は世界規模で起きてくると見られている。
 そうした中で、日本の場合は日本語試験という高いハードルがある。直近の日本語試験の合格率(2024年3月)を見ると、受験者が多い国ではフィリピン人で、受験者135人に対し合格者は78人と合格率は57.8%にとどまっている。受験者数が644人のインドネシアの合格者数は445人で69.1%。ミャンマーは117人で97人が合格、合格率82.95%と優秀だ。
 日本語習得のハードルをクリアして、日本にやって来てくれる外国人が今後どれだけいるのか。もちろん、外国人の受け入れだけで解決する問題ではない。政府に抜本的な対策を期待したいところだが、少子化対策、高齢化対策のこれまでの実績を見る限り、政府頼みは絶望的といえる。
 介護問題の明るい将来像はどうにも見えてこない。社会貢献型の企業や団体が介護分野で解決策を提示する可能性はないだろうか。結局は自助努力で解決するしかない。それが現実なのかもしれない。
 山田 稔
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🌄13〉─1─日本人に嫌われる中国人観光客のマナー。~No.54No.55No.56 

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 観光客のマナーは、日本人と中国人と韓国人・朝鮮人では三人三様で、同じ日本人でも昔の日本人と現代の日本人ではマナーが違う。
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 2024年6月15日 YAHOO!JAPANニュース マネーポストWEB「民泊経営者は「中国人宿泊者に酷い目に遭わされた!」 世界2位の経済大国・中国から来た旅行客のマナー問題を考える
 旅行客が帰ったあとに部屋を見てみると…(イメージ)
 円安でインバウンドが活況となるなか、ゴミのポイ捨てや路上飲酒、ホテルの備品の持ち帰りなど、外国人観光客のマナーが問題視されている。そうしたなか、最近、複数の民泊経営者から一部の中国人観光客の“唖然とするような行動”に関する愚痴を聞かされたネットニュース編集者の中川淳一郎氏が、彼らのマナーについて考察する。
 * * *
 今年のはじめ、知り合いの民泊経営者・A氏から愚痴を聞かされました。同氏の住む寒冷地では、冬場の水道管凍結を防止するため、夜の間に水を常に少量ずつ出しておき、それをタライ等に溜めて翌朝有効活用するか、「水抜き栓」を活用して水を抜いておく必要があるとのこと。日々の対策として、地元の人はむき出しになっている水道管に毛布を撒いたりするなど、緻密な作業をしています。
 当然、民泊宿泊者にもその点を注意するようA氏は伝えるのですが、中国人宿泊者に限って言うことを聞いてくれないというのです。おかげで昨冬、2回水道管が破裂してしまったそうです。朝、決まって中国人宿泊者から「水が出ない」とクレームが来るため「昨晩言った通りの対応はしたか?」と確認すると、これも決まって「した」と言い張るのですが、Aさんは「どうも信用できない」と嘆きます。
 ある中国人宿泊者は、「言った通りのことをしたが、恐らく想定以上に寒かったのだろう。私の親戚は中国の寒い地域出身で、同じようなことが起きたことがあると聞いた」……などと本当か嘘か分からないことを主張。その日も別の宿泊客が来るだけに、言い争って事態を長引かせるよりはさっさと修理業者を呼んで直してもらった方がいい、と判断したA氏はこの中国人宿泊者の言い分を聞いた体にして、話をするのを諦めました。A氏はこうため息をつきます。
 「絶対にあの人は私が言った通りの対策をしていない。しょせん1泊するだけだし、どうなってもいいと思っていたのでしょう。次の冬からは『こちらの指示に従わず、破裂させたら修理費3万円請求します』という注意書きをしようと思います」
 続いては関西で民泊をやっている知人・B氏の話です。同氏の民泊では、チェックアウト時の立ち合いをしていなかったことがアダになりました。ある時、宿泊した中国人夫婦がチェックアウトした後、清掃のために部屋に入って仰天。異臭がするのです。有り体に言えば「大便」です。おそるおそるトイレに行ったが特に何もない。
 そして、ベッドの上の掛け布団をはがすとそこには大量の下痢便が……。どうしようもなく漏らしてしまったのかどうか、経緯は不明ですが同情で済まされる話ではありません。とにかくその宿泊客はベッドに大便を残していったのです。
 慌てて電話をするも、出てくれない。メールを書いても返事がない。結局マットレス、シーツ、掛布団をすべて買い替えたうえ、念のため部屋ごとクリーニングする羽目になったとのこと。
 A氏とB氏の言葉から共通して透けてみえるのは、その宿泊客が「自分のことしか考えていない」という姿勢です。
かつての日本人も海外ではひんしゅくを浴びてはいたものの…
 2000年代後半から2010年代にかけて、北京五輪・上海万博を経て豊かになった中国人観光客の訪日が激増した際、「爆買い」が話題になるとともに、そのマナーが問題視されるようになりました。当時、銀座の街中で中国人の親が子供に排泄をさせる姿も報じられたことから、日本のネット上では中国人観光客を迷惑視する論調もありました。あれから10年以上が経過しましたが、厄介な観光客は依然として一定数いるようです。
 とはいえ、これはかつて日本人もやらかしたことが知られています。特にバブル期、日本人はこぞって海外旅行に出かけてはカジュアル過ぎる服装でブランド店に大挙して押しかけたり、高級レストランでのテーブルマナーもなんのその。集団で動いて大騒ぎする日本人観光客が、現地でひんしゅくを浴びていました。
 そういう過去を踏まえると、マナーの悪い中国人観光客に対して「オレ達もかつてはそうだったのかな」と私自身思いつつも、「そろそろ訪問先の作法を身につけてくれないかな」とも願うのです。
 少し前に私が東京出張へ行った時宿泊したホテルでのこと。朝食バイキングでは中国人観光客がとにかく大量に食べ物を取り、すぐにバットを空っぽにしてしまいました。さらにはそれらを空のコンビニ弁当の空き容器らしき入れ物に入れて部屋に戻る様を目撃しました。
 そういった経験を何度かしたことで、私はもう朝食バイキングには行かなくなりました。とにかく、彼ら/彼女らのさもしい姿を見たくないのです。中国は今や世界2位の経済大国だし、アメリカと並ぶ「2強」という状況。海外旅行に出かけるほど経済的に余裕があるなら、行動にも余裕を見せてほしいと思うのですが、おサイフとマナーは関係ないのでしょうか。
 【プロフィール】
 中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など多数。最新刊は『日本をダサくした「空気」』(徳間書店)。
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¥17〉─8・C─政府はあえて中小を救わず、大手集約の“韓国型”を目指す?~No.87 

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 日本の底力の源は、1,人口爆発、2,地方、3,中小企業であった。
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 2024年6月10日 YAHOO!JAPANニュース ABEMA TIMES「「政府はあえて中小を救わず、大手集約の“韓国型”を目指す?」…森永康平氏と考える“給料が上がらない国・ニッポン”の病巣
 名目賃金と実質賃金の増減率(前年比)
 世界でも有数の“働く国”であるにもかかわらず日本の実質賃金は25カ月連続で減少している。原因はどこにあるのか? 経済アナリストの森永康平氏に聞いた。
 【映像】森永康平氏「7月から電気代・ガス代が急上昇する」
━━4月に労働者が受け取った「名目賃金」は去年の同じ時期と比べて2.1%増え、28カ月連続の増加となった。しかし、「実質賃金」は過去最長の25カ月連続で減少している。現状をどう見るか?
 「春闘で賃上げが行われたが、物価の上昇には追いつかず、実質賃金が引き続きマイナスとなった。ただし、春闘は必ずしも4月に全てが反映されるわけではなく、遅れて5月に反映される企業もあるため、今後のデータも見ていく必要がある。とはいえ、鈍化はしているものの物価の上昇が続いているため、年内に実質賃金がプラスに浮上するのは厳しいかもしれない」
━━一方で総務省の家計調査によれば、2人以上の世帯が消費に使ったお金は実質で前年同月比0.5%増え、14カ月ぶりの増加となった。消費は本当に旺盛なのか?
 「これは統計の見方に原因がある。連休の多さや閏年などの影響を除去した『季節調整値』で見ると、消費は相変わらずマイナスだ。加えて、コロナ期間中の授業料減免が終わったことで教育費が増えたことも要因。つまり、『消費が強い』というわけではない」
━━6月から所得税の定額減税が始まるが効果は期待できるか?
 「定額減税は1人当たり4万円で1回限りだ。それが無駄とは思わないが、大した効果は期待できない。今後、電気代・ガス代の補助が切れ、7月の請求分から大幅に上がるため、減税の効果はすぐに打ち消されるだろう」
━━日本商工会議所の調査によると、中小企業の賃上げ率は3.62%とのことだがこれをどう見るか?
 「今回の調査対象は1979社と限られており、日本全体の中小企業数に比べれば少ない。つまり、“大きめの規模の”中小企業の賃金が上がっただけであり、全体ではそれほど引き上げられていないのが実態だ」
━━大手企業の賃上げ率は5.58%であり、中小との格差が指摘されている。これについてはどうか?
 「恩恵が上から下に流れるというトリクルダウンという理論はあるものの、実際には綺麗に流れない。大手は儲けた分を株主に配当したりするため、中小零細企業を救うための政策を考える必要がある」
━━賃上げができない企業とその従業員は非常に苦しい状況だが今後どうなるのか?
 「自然競争の中で淘汰されるシナリオが見える。政策として企業数を減らし、大手に集約させるような“韓国型の企業のあり方”を目指しているように見えるが、個人的には違和感がある」
━━トリクルダウンは難しいが、方針転換しないのはなぜか?
 「トリクルダウンの理論に固執しており『教科書通りになるべきだ』などと考えているのかもしれない」
 (『ABEMAヒルズ』より)
 ABEMA TIMES編集部
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🌄24〉─2─オーバーツーリズムによるグローバル化が古き良き日本を破壊する。~No.108No.109No.110 

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 2024年6月8日9:36 YAHOO!JAPANニュース FORZA STYLE「「実家の小樽がまさか…」50代主婦が帰省で絶句。外国人に荒らされるオーバーツーリズムの「やばすぎる実態」
 JRの車内でトコジラミが発見されたとXにアップされて話題を呼んだのは記憶に新しい。トコジラミ被害の急増が問題になっている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。
 「過去、効いていた薬剤が効かなくなっていることから、スーパートコジラミなんて呼ばれているそうです。刺されると発疹や強い痒みが続きます。コロナ禍を経て、インバウンドの増加もあり、増えているのでは?とされています」。
 確かに都内にいるとインバウンドを見かけない日はない。
 「インバウンドとは外国人が訪れてくれる旅のこと。日本へのインバウンドは訪日外国人旅行と訳します。厚生労働省の調査によるとトコジラミ被害の背景にあるのは、このインバウンドの増加そして海外渡航日本人の増加があるとされています。また駆除費用がかさむことから、隠蔽せざるをえないケースもあるようです」。
 インバウンド需要は国内経済の回復に欠かせない要素である。その一方でトコジラミのようにいいことばかりではない。これもひとつのオーバーツーリズムと言えるのかもしれない。今回はオーバーツーリズムに対して、思うところがあるという女性から話を聞いた。

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 ©︎GettyImages
 大山常子さん(仮名・58歳)は、都内に暮らしている。
 「白川郷で中国人観光客がカイロを便器に流すトラブルが起きたとニュースになりましたよね。あのとき、白川郷の住民たちの嘆きに心底共感しました。日本にきてくれるのは、嬉しいですよ。ただ、最低限のルールは守っていただきたいと切に思います」。
 常子さんがまず気になったのは、近所にある民泊施設。
 「23区内の住宅街に住んでいるんですけど、ある日突然外国人の方が増えたんですよ。スーツケースをひく姿をよく見かけるようになりました。近所の人に聞いたところ、なんでも民泊ができたんだそう。家から1分くらいの場所に住む顔見知りのおばあさんのお宅で、ご本人は施設にお引っ越しされて、空いたところを親族か誰かが民泊にしたとか。そこに外国人が宿泊しているみたい」。
 見かけるだけならよかったが、何やら問題が起きているらしい。
 「我が家まで騒音が聞こえることはありませんが、お隣さんはかなりうるさいと話していました。1番気になるのは、ゴミ。そのお宅とはごみ収集所が同じなんですが、明らかに分別がぐちゃぐちゃなゴミが増えたんです。近所の人の話ではその民泊から出ているゴミだそう。分別の管理していないオーナーが悪いんだとは思いますが、気持ちの良いものではありません」。
 さらにこの3月、小樽の実家に帰ったときのことだ。
「コロナもあったので久々の帰省でした。母は他界していて、暮らしているのは父だけです。小樽の駅からいつもならバスで帰るのですが、父が駅まで迎えにくると言うんです」。
 常子さんは、今まさに89歳と高齢の父に免許返納を持ちかけている最中だ。
 「だからこそ迎えはいらないと話したんですが、父曰く、バスの本数が減ったこと、さらには観光客が増えたことでバスに乗れない住民がいると言うんです」。
とはいえ、常子さんは「大丈夫」と父の迎えを断ったそう。ところが、実際駅に着いてみるとそこに広がっていたのは、昔とはまるで違う景色。
 「私が暮らしていた頃と違うのは当たり前です。そういうことじゃなくて、数年前帰省した時とは比べ物にならないほど、海外からの観光客の方でいっぱいだったんです」。
 新千歳から小樽までの電車の車内も観光客で溢れていたそうだ。【後編】ではオーバーツーリズムについて常子さんと父が思うことをさらに深掘りしていきたい。
 取材・文/悠木 律
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 6月7日17:06 YAHOO!JAPANニュース テレビ朝日系(ANN)「京都悲鳴!多発する外国人観光客の迷惑行為 神社の鈴振り回し…私有地進入も
 京都悲鳴!多発する外国人観光客の迷惑行為 神社の鈴振り回し…私有地進入も
 オーバーツーリズムが問題となっている京都で、外国人観光客の迷惑行為が相次いでいるということです。神社で参拝の際に使う鈴で悪ふざけをする人や、通行禁止の私有地で記念撮影をするといった問題も発生しています。
 【画像】“舞妓パパラッチも…“オーバーツーリズム”京都 通行禁止も無視
■外国人観光客が鈴の緒振り回す…
 日本を代表する観光地・京都。中でも祇園は、今も古都の風情を色濃く残している地域です。その祇園の街を1000年以上見守ってきた八坂神社で、こんな問題が起こりました。
 外国人観光客が、鈴に取り付けられた紐を乱暴に振り回し、いたずら半分で悪ふざけしている動画が撮影されていました。
 動画を投稿した男性
 「『ストップ』という形で、鈴の緒を振るのをやめる行為を促しました。彼らはですね。不機嫌そうな顔をするわけですね。日本人の礼儀作法等をしっかりとある程度分かって、訪日していただきたい」
 八坂神社ではこうした行為が後を絶たず、注意した日本人と外国人観光客やツアーガイドの間でトラブルになるケースも起きています。
 こうした事態を受けて、八坂神社は先月25日、苦渋の決断を発表しました。
 八坂神社ホームページより
 「御本殿の鈴の緒を17時頃~翌6時頃まで上げております。鈴を鳴らしてのお参りはできません」
 これまでは夜間参拝者のため、24時間鈴を鳴らして参拝することができましたが、現在は夕方5時ごろ~翌朝6時ごろまでは鈴の緒を上げ鳴らせないよう対策を取っています。
 八坂神社担当者
 「これまでも乱暴に扱われ、鈴が落ちるなどというトラブルは起きていた。夜間に鈴の緒を上げる対応は、前々から検討していたもの」
 日本人観光客
 「(鈴を)鳴らしてお祈りしたい。ちょっとガッカリしたな」
 ニュージーランドから来た観光客
 「神聖な場所は神聖であるべきだね」
 「迷惑な観光客はどこにでもいるよね、残念だよ」
 八坂神社は「もし迷惑行為を目撃した場合は、トラブルを避けるためにも自分からは注意せず、警備員に伝えてほしい」としています。
■苦渋の進入禁止!無断撮影・私道でツアー
 外国人観光客による迷惑行為は、祇園の街中でも…。多くの芸妓(げいこ)や舞妓が行き交う街・祇園で問題となっているのが、芸妓や舞妓を無断で撮影しながら追いかけていく、いわゆる“舞妓パパラッチ”です。
 SNSには、舞妓の前に立ちはだかる“舞妓パパラッチ”の様子が投稿されています。舞妓がいったん足を止めるも、再び前に立ちはだかり、執拗(しつよう)に追いかけます。
 近くで見ていた外国人女性
 「あなた、そんなことしちゃダメ。そんなことしちゃダメだって。あまりに失礼よ」
 この動画を投稿した外国人は、同じ観光客のマナーの悪さを嘆いていました。
 祇園では、10年ほど前からこの“舞妓パパラッチ”が問題化。日が暮れ始め、舞妓たちがお座敷などへ向かう時間になると、すぐに外国人観光客が取り囲み、一斉にカメラを向ける行為が日常化してしまいました。
 お茶屋の前にタクシーをつけると、舞妓が乗るかと思い、外国人観光客が近付く場面もありました。
 コロナ禍以降、外国人観光客が増え始め、迷惑行為も増加。芸妓や舞妓は、お座敷に向かうのも一苦労だといいます。
 さらに最近では、花見小路などの公道だけでなく、祇園の私道を紹介するガイドツアーなども増え、家の玄関先や敷地で勝手に記念撮影をするなど、地元住民の生活に支障が出ているといいます。
 地元住民
 「(観光客が)この紅葉やらいっぱいとってね。柵がつぶれたりするんですよ。(住居兼)お茶屋なんやけどね。のれんをかけると(観光客が)レストランと間違える。(観光客が)勝手に開けてね。この前は2人、中まで入ってきた。男の人が。どうしようかと思った。私1人だし。胸ドンドンしたわ」
 そこで先月29日、地元住民らで作る地区の協議会が踏み切ったのが「私道の通行禁止」です。
 およそ100メートルの私道「小袖小路」の両端2カ所に、写真撮影や進入禁止の看板を設置しました。私道を管理する祇園町南側地区協議会の太田磯一幹事に案内してもらいました。
 太田幹事
 「こちらがお茶屋さん、これが所属している芸舞妓の名前という説明をするんですよ。ツアーガイドが。それで、ここの空き地に20~30人たむろする」
 「(Q.通れないですね)下手したら、ここから舞妓さん出てこられませんから。出てきたら最後、取り囲まれますからね」
 これまでは地元住民の好意で観光客の立ち入りも許されていましたが、迷惑行為が後を絶たず、やむを得ず進入禁止にしたといいます。
 私道の中にあるお茶屋の女将
 「(外国人観光客が)ただ単に通行しているぐらいなら良いのですけれど、立ち止まって。通る時も長ったらしい。30人も40人も(やって来て)。写真を撮る時に広がりますよね。(その時は)前を通ることもできない」
 看板に書いてある罰金に法的拘束力はないものの、何らかの抑止力になればとの思いで設置した看板。外国人観光客の反応は…。
 アメリカから来た観光客
 「観光客のマナーが非常に悪いので、彼らは入ってはいけないところに入ってしまう」
 「看板は人々のプライバシーを守るために必要なのよ」
 一定の理解を得ているようですが、取材中、こんな場面もありました。
 アメリカから来た観光客
 「(Q.ここの道はプライベートロードで入っちゃいけない。知ってた?)いいえ。それは知らなかったわ。バーを探していて、看板を見ていなかったの」
■垣根にゴミ突っ込み・ポイ捨て…地元困惑
 京都の人気観光地・嵐山では、ゴミのポイ捨てが問題となっています。観光客の増加に伴い、ゴミの放置が問題となり、嵐山商店街の人々は頭を抱えています。
 嵐山商店街 石川恵介会長
 「ゴミ箱がすぐそばにあるのに残念。こうして垣根に突っ込まれちゃっている。一般の住宅ですので、たまったもんじゃないです。ゴミを突っ込まれるというのは」
 以前、商店街には市が設置したゴミ箱が4カ所ありましたが、ゴミがあふれてしまう状態が頻発し、「景観を乱す」として住民の要望で2017年に撤去。しかし、観光客の増加とともに、今度はゴミのポイ捨てが問題になります。
 商店街ではゴミが出る飲食店に通りから見える場所にゴミ箱を設置してもらう案を検討していますが、こんな問題も…。
 石川会長
 「他にないからゴミ箱が(通りにゴミ箱を置くと)お客さんからしたら、そこ目掛けてすぐ満杯になっちゃって。ゴミの処理で一人つけないといけないくらいの勢いになる」
 ゴミ箱を設置した店にゴミが集中し、回収の手間やコストの負担が大きくなりすぎるといいます。
 石川会長
 「ゴミを減らす努力をもちろんしていくんですけど、なかなか今ゴミ箱がないので逆の連鎖になっちゃっています」
 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月7日放送分より)
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 現代日本には、日本が嫌いで、古き良き日本を破壊し消滅させる事を生き甲斐とする日本人の政治的エリートや進歩的インテリが存在する。
 彼らは、日本人が示す外国人への偏見や差別を批判する。
 彼らは、欧米語の幾つかの言語を流暢に話し、世界的西洋の文化の教養を持っていても、数万年前の旧石器時代縄文時代から培ってきた日本民族の文化的宗教的素養はない。つまり、日本人であって日本人ではない。そうしたエセ日本人が増えている。
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 同じ人間で観光客と言っても、フランス、パリを訪れる欧米諸国の観光客と日本、東京を訪れるアジア諸国の観光客は違う。
 ましてや、中国や韓国には知日派はいても親日派はいないし、反日派に比べたら圧倒的に少なく、両国では日本を理解する為の友好教育ではなく憎しみを増幅する反日敵日洗脳教育がおこなわれている。
 その証拠に、日本の軍部・陸軍がおこなった人助けの人道貢献を歴史の闇に葬っている。
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¥13〉─3・F─"空洞だらけ"のトンネル施工不良の原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論。~No.51 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本ブランドの信用を失墜させ、メイド・イン・ジャパンの価値を貶めたのは、日本人である。
 中国や韓国をあざ笑う日本人が存在する限り、衰退する日本には救いはない。
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 首都圏直下大地震南海トラフ地震での甚大な被害をもたらすのは、企業モラルの低下やモノ作り基準の偽装である。
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 2024年6月8日 MicrosoftStartニュース 毎日放送 「「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 和歌山県串本町那智勝浦町を結ぶ「八郎山トンネル」でコンクリートの厚さが不足するなど施工不良が見つかった問題。専門家らによる「技術検討委員会」は今回の問題に関する調査報告書を取りまとめ、建設会社の技術員や現場監督らの倫理観の欠如やミス、さらに県の監督体制に不備があったなどと指摘しました。
 南海トラフ地震の災害時のう回路として去年12月に供用開始予定だった
 問題となっているのは和歌山県串本町那智勝浦町の町境をつなぐ県道のトンネル「八郎山トンネル」です。県などによりますと、全長711mのこのトンネルは、南海トラフ地震などの災害時には、海沿いの国道42号の迂回道路として、重要な意味合いを持つ県道として、整備中で、トンネルはおととし9月に完成し、去年12月に供用開始の予定でした。
 コンクリの厚さ30センチ必要なのに…わずか3センチしかなく
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 しかし、おととし12月の照明の設置工事で、コンクリート内部に空洞があることがわかったということです。空洞は少なくともトンネルの約8割の範囲に及び、調査で、本来の設計でコンクリートの厚さは30センチ必要な箇所が、最も薄いところで、わずか1/10の「3センチ」しかなかった所もあったということです。
 今回のトンネル工事は、は和歌山市にある「淺川組」と田辺市の「堀組」の共同事業体が実施していました。和歌山県によりますと、業者は「コンクリートの厚さは設計以上に確保されていた」という書類を提出していましたが、県の聞き取りに対し、「検査で薄いことは把握していた」と回答、書類を設計値以上に書き換え、改ざんしたことを認めたということです。
 南海トラフ地震の災害時のう回路として去年12月に供用開始予定だった
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 浅川組などによりますと、今回のトンネル工事を担当した現場所長は社内でも経験が豊富で「トンネル工事」と言えばこの人と称される“敏腕社員だった”ということです。
 所長は社内でのヒアリングに対して「覆工コンクリートの厚さが確保できないことを認識しながら、本社に相談することなく工事を進め、数値を偽装して検査を通した」と回答、さらに、「手直しをすれば工期に間に合わなくなる。赤字にしたくない。1次覆工で強度は保たれているのでトンネルの安全性に問題はないと判断した」と話したということです。また、「何よりも自分はトンネル工事の専門家であり、本社に相談してもどうなるものではない」とも回答していたということです。
 さらに、所長は『覆工コンクリートは、化粧コンクリートのようなもので厚さが足りなくても問題ない』などという発言もあったということです。この内容について報告を受けた県の担当者は「全く信じられない発言で、あり得ない」とも話していました。
 全コンクリートをはがして工事は全面やり直し
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 専門家らからなる技術検討委員会は原因調査と今後の補修工事の方針について協議を続けてきました。その結果、鋼材が本来の設置位置からずれていることなどから、コンクリートを全てはがし、工事を全面的にやり直す必要があると判断しました。施工業者の浅川組は、去年12月からコンクリートをはがす工事をはじめ、ほぼ撤去が完了したということですが、完了は来年12月の見込みで、本来の開通時期から約2年遅れになるということです。
 報告書では「業者の倫理観の欠如」が背景と指摘
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 技術検討委員会は、5月末に報告書を取りまとめました。検討委によりますと、施工不良が起きた原因について、『測量技量の未熟さ』、『コンクリートの厚さやアーチ状の「支保工」の設置位置の確認不足』などがあったと指摘したうえで、施工を担当した浅川組の技術者や現場監督らの倫理観の欠如などが背景にあったとしています。
 一方で県も「段階確認」を適切に実施していないなど監督体制に不備があったこと、監督者らの技術力不足があったことなども指摘したということです。
 今後、再発防止策として、発注者である県側の監督員の技術力強化や不正を未然に防ぐ検査体制等の環境整備を進めていくとしています。県は6月中にも報告書をホームページで公開すると予定だということです。
 岸本知事「ブルータスお前もか…車の認証不正に匹敵する倫理観の欠如」
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 岸本知事はこうした報告書の状況などを踏まえて、6月5日の会見で改めて今回の問題について「倫理観の欠如は車の認証不正問題に匹敵する」などと糾弾しました。
 「本当にこんなずさんなことが、起きたのかと言うのは今一度驚かされる。報告書にありますように倫理感の欠如、まさに今直近で言えばトヨタ始め自動車会社の世界に冠たる自動車会社のああいう不正の問題もありますけれども、それに匹敵するような、倫理観の欠如ということがあったと」
 「今回の会社については猛省を促すわけであります。『ブルータスお前もか』と豊田章男会長の言葉を借りるわけじゃないですが、日本社会全体の大きなひずみというものを感じます。もう一度襟を正して我々も含めてもう一度倫理感について見つめ直していきたいなと感じています」
 開通遅れで延滞金…損害賠償を請求を検討
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」"空洞だらけ"のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
 © MBSニュース 提供
 また、開通時期が2年遅れに伴う延滞金や逸失利益などについてどのように算出するかなど検討しているということです。
 (岸本知事)
 「現在どのような形で請求ができるのか。弁護士さん、それから国交省さんともですね綿密に相談しながら進めていると聞いております。損害賠償はする方向で今準備を緻密にしているというところでありますので結果報告を聞いておりませんがきちんと詰めた上で皆様にも報告できるタイミングが出てくるのかなと思っております」
 現場所長の安易な判断から、トンネルの7割にも及ぶ施工不良が及んだ今回の問題。いつ起こるか分からない災害のう回路として活用するはずだった地元の人にとっても、早期の開通が望まれます。
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🚱16〉─2─岐阜柳ヶ瀬は日本一シャッター率の高い商店街で消滅する繁華街である。~No.64No.65 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 岐阜柳ヶ瀬は、戦後の高度経済成長で拡大し、日米繊維交渉で日本が負けて衰退し、人口激減でシャッター街化して、生産者も消費者もいなくなって日本の古き良き飲み文化とともに消滅する。
 全国のシャッター街で再生できるのは、千に一つ、万に一つにすぎない。
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 2024年6月6日17:12 YAHOO!JAPANニュース 文春オンライン「188店舗のうち159店舗が閉店状態…? “日本一シャッター率の高い商店街”に残る伝説のキャバレー跡「ムーランルージュ」にはいったいなにがあるのか
 スタープレイス柳ヶ瀬商店街。夜の街にも関わらず人影もまばら。スタープレイスは柳ヶ瀬の一部分に過ぎないという事情はあるが、柳ヶ瀬全体を見渡しても、程度の違いはあれど衰退していることに変わりはない
 岐阜一番の繁華街・柳ヶ瀬。明治時代の金津遊郭を起源とし、戦後になると岐阜駅前に発生した繊維問屋街とともに隆盛を極めた。しかし、現在の柳ヶ瀬は、商店街としてそれなりに賑わっているものの、往時とは比較にならない。
 【貴重写真】伝説のキャバレー跡「ムーランルージュ」に潜入した際の写真をまとめて見る
 2023年9月に放送されたTBS「水曜日のダウンタウン」では、日本一シャッター率の高い商店街として、西柳ヶ瀬の“スタープレイス柳ヶ瀬商店街”が、188店舗のうち159店舗がシャッター(閉業)と紹介され、多くの人に衝撃を与えた。
 柳ヶ瀬が“歓楽街”であったことを示す貴重な生き証人
 そんなスタープレイス柳ヶ瀬商店街で、ずっと気になっている店舗があった。キャバレー“ムーランルージュ”だ。メインストリートである柳ヶ瀬本通りに面し、赤い風車の羽根をあしらった装飾が目を引く。パリにあるキャバレー・ムーランルージュをイメージしたのだろう(ムーランルージュとはフランス語で赤い風車の意味)。
 しかし、いつか入店したいと思っているうちにコロナ禍に見舞われた。そして、2020年2月にひっそりと閉店してしまったのだ。すぐに行かなかったことを後悔しつつ、閉店したとはいえ内部を見られないものか……。周囲に「行きたい、見たい」と言い続けていると、地元に詳しいまちおこし会社の社長である友人が所有者を見つけ、話を繋いでくれた。そして2023年末、ついにムーランルージュの鍵を借りることに成功した。
 閉店から3年ほどが経つ店内へ潜入…!
 自動ドアの鍵を開け、店内に足を踏み入れる。
 照明が消えて真っ暗な店内。まず最初に襲いかかってきたのは、カビの臭いだ。営業をやめて3年ほどになるが、店内には既にカビとホコリの臭いが充満していた。
 蜘蛛の巣をはらい、懐中電灯の灯かりを頼りに、奥の客席へと進む。白いソファーとテーブルが配置され、壁には鏡、天井にはミラーボール、テーブルにはメニュー表や灰皿がそのままになっている。
 グランドキャバレーのような風格はないが、庶民が楽しむ昔ながらのキャバレーの雰囲気がそのままに残っていた。営業していないとはいえ、この光景が見られただけで感動ものだ。
 階段で2階へ上がる。2階は半分が調理場になっており、1階よりも客席が狭い。
 ソファーの背が高く、壁などの装飾は落ち着いた雰囲気になっている。ミラーボールに懐中電灯の光を当てると、営業当時さながらに店内が照らされた。
 灰皿の吸い殻もそのままになっていて、営業当時の状況がリアルに想像される。
 さらに上階に進むと、ホステスさんのロッカールームになっていたが、天井のライトや壁に装飾が見られる。どうやら昔は3階も客席として使われている時代もあったようだ。壁に取り囲むように、事務的な灰色のスチールロッカーがズラリと並ぶ。
 ロッカーには女性の源氏名がマジックで書かれ、衣装が残されているものもあった。なかにはお店の制服らしき衣装や、店のスタンプカードなど、貴重な物品も見つかった。
 廃墟の様相を呈するフロアも…
 また、通路には昔使っていたであろう看板も雑然と置かれていた。
 〈生バンドで唄って 楽しく、安く、安心 〉
 〈今夜の貴男はやけに大胆! ピチピチした新人ホステス勢揃い!〉
 看板は全て手書きで、時代を感じる。
 最上階である4階は、物置のようになっていた。雨漏りによるものか、天井の一部が崩れ、廃墟の様相を呈している。
 小さな木製のロッカーもあり、3階が客席だった時代には、4階がロッカールームだったのだろう。壁には精勤賞、努力賞、同伴賞の内容と金額が掲示されていた。指名1個20円という金額や、掲示が木板に彫られていることから、相当な年代物だと感じ取れる。
 やっと来られた……。念願が叶い、大満足。あまりの興奮に千鳥足のようになりながら帰路についた。が、落ち着くにつれ、さらにムーランルージュのことが気になってきた。いったいどんなお店だったのか。街にはどのような歴史があるのか。
 当時を知る人々から話を聞くべく、私は再び柳ヶ瀬へと向かった。
  売るあても貸すあてもない、それでも…「日本一のシャッター街」にある“半廃墟状態のキャバレー”を購入したオーナーが明かした“意外な考え” へ続く
 鹿取 茂雄
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 6月6日 YAHOO!JAPANニュース 文春オンライン「売るあても貸すあてもない、それでも…「日本一のシャッター街」にある“半廃墟状態のキャバレー”を購入したオーナーが明かした“意外な考え”
 鹿取 茂雄
 岐阜市の歓楽街、柳ヶ瀬で最後まで営業を続けたキャバレー「ムーランルージュ」。2020年に閉店してしまった同店だが、この度運良く知人の紹介で内部を探索させてもらう機会を得た。
 当時の様子がそのまま残ったような姿には思わず興奮。大満足しながら帰路についたのだった……が、落ち着くにつれ、さらにムーランルージュのことが気になってきた。いったいどんなお店だったのか。そして、街にはどのような歴史があるのか。再び柳ヶ瀬を訪れて聞き込みをしていく。
 ムーランルージュの外観
 【貴重写真】
 伝説のキャバレー跡「ムーランルージュ」に
潜入した際の写真をまとめて見る
 横丁で唯一営業しているスナックへ…
 ここで、まずは簡単に柳ヶ瀬のことをおさらいしておきたい。
 柳ヶ瀬の起源は明治時代に開設され、岐阜市制の礎ともなった金津遊郭。戦後は、昼は劇場などの娯楽と商店街として、夜は歓楽街として生まれ変わった街だ。発展の大きな理由は同様に焼け野原となった岐阜駅前に形成されていた繊維問屋街。そこでの莫大な利益が柳ヶ瀬へと流入してくるかっこうで、街は多くの人でごった返すようになった。1966年に発売された美川憲一さんの「柳ヶ瀬ブルース」は120万枚を超える大ヒットを記録するなど、柳ヶ瀬が名の知れた歓楽街だったことがわかる。しかし、その頃をピークに、柳ヶ瀬の繁栄に陰りが見えはじめる。
 スタープレイス柳ヶ瀬商店街
 国内の繊維産業の衰退の影響が柳ヶ瀬にも如実に現れたのだ。
 また、マイカーの普及によって郊外の大型ショッピングモールに人流が移ったり、2005年に路面電車が廃止されたことも一因だろう。そして、決定打となったのが地場経済の崩壊が進むなか、2012年の岐阜国体に先立って行われた、性風俗店を一掃する浄化作戦。夜の顔である歓楽街の取り締まりによって来訪者が減少し、それが昼の顔である商店街にも大きな打撃を与えたのだ。以降、大型店も次々と消えてゆき、最後に残った岐阜高島屋も、2024年7月での撤退を発表している。
 そんな街の興隆から衰亡までを見守ってきたのがムーランルージュといえるだろう。
 ムーランルージュ受付
 当時を知る人へ話を聞くため、私は柳ヶ瀬のスナックに向かった。ムーランルージュのすぐ近くにある、柳ヶ瀬センターという横丁で唯一営業しているスナックいずみに入店する。
 柳ヶ瀬センター。かつては20以上のスナックが軒を連ねていた
 スナックを一人で切り盛りするいずみさん(72歳)は、この道50年のベテランだ。21歳の時、退屈だった銀行員を辞めてこの世界に入った。31歳から51歳までの20年間、ムーランルージュに勤務していたという。
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