🚷33〉─2─「年金で暮らす」ことはできるのか?毎月30万円もらえるのか。~No.146 

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 2022年7月31日 MicrosoftNews dメニューマネー「「年金で暮らす」ことはできるのか?毎月30万円もらえるのか
 (画像=eggeeggjiew / stock.adobe.com)© 「年金だけで暮らす」は甘い考え?月30万円もらうには年収がいくら必要? (画像=eggeeggjiew / stock.adobe.com)
 年金で悠々自適な生活を夢見て頑張ってきたが、もらえる年金の額は思ったよりも少なかった……。そんなことが実際に起こっている。老後のお金について無計画だったTさん夫妻のエピソードを見るとともに、年金30万円もらうには年収がいくら必要なのかについても解説する。
■「年金だけで悠々自適」は甘すぎる?夫婦の後悔
 定年後は年金だけでまったり隠居生活……。そんな理想を叶えるのは案外難しいかもしれない。老後のお金について無計画だったために困ることになったTさんの事例を見てみよう。
●「年金でのんびり暮らす」は甘かった……。理想と違う老後生活
 50代のころから漠然と「いずれはのんびりと年金暮らしを楽しもう」と考えていたTさん夫妻。
 平均以上の収入があり、それまで特に生活に困ったことはなかった。
 Tさんは40年近く同じ会社に勤め続け、その間ずっと年金保険料を支払ってきたこともあり、明確な根拠がなくてもなんとなく老後は安泰だろうと考えていた。
 しかし、年齢を重ねてくると55歳で会社の役職定年を迎えて給料が大幅に下がり、60歳で定年したときに受け取れた退職金は期待したほどではなく、65歳から受け取れる年金も想定より少なく、どんどん現実と思い描いていた将来との差が開いていく。
 貯金を取り崩しながら日々生活しているものの、あるとき、今のペースでいくと80歳を迎えるまでにお金が尽きてしまうことに気がついた。
 どんどん貯金が減っていく状況は、精神的にも負担がかかる。長生きするほどお金の不安が増していく状況に、夫婦は頭を抱えている。
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■夫婦合わせて年金を月30万円もらうには年収はいくら必要?
 会社員や公務員などが加入している厚生年金では、年金保険料を支払っている期間の収入が、将来もらえる年金額に影響する。老後に夫婦合わせて月30万円の年金を受け取るためには、いくらくらいの年収が必要なのか?
●夫婦で月30万円の年金をもらうのに必要な年収
 夫婦ともに自営業で国民年金だけに加入してきた場合、満額でも6.5万円×2人=13万円ほどだ。いくら2人の年収が高くても月30万円にはならない。
 月30万円に届くのは、夫婦どちらか、もしくは両方が厚生年金に加入している家庭になる。
 厚生労働省の発表によれば、会社員として厚生年金に加入していた人が受け取っている老齢年金(厚生年金+国民年金)の平均受給額は1人あたり「月額およそ14.6万円」だった(※2019年度 出典:厚生労働省)。
 ざっくり言うと、夫婦共働きで2人がそれぞれ年収450万円ほどあるなら、あわせて月30万円も可能だ。
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 一方、1人分だけで月30万円以上を受け取っているのは、元会社員の厚生年金受給権者の中でもわずか0.1%ほどだけでかなり狭き門となる。
 文/編集・dメニューマネー編集部」
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