🌅目次〉ー1・Aー人口激減と宗教。祭り。民芸。死生観。AIの人工神。断捨離。日本の宗教改革。~No.1 * 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義民族主義のブログである。
   ・   ・   ・   
 未来の日本の総人口予測。
 2010年:1億2,806万人。
 2030年:1億1,662万人。
 2048年:  9,913万人。
 2060年:  8,674万人。
 2110年:  4,286万人。
 日本の未来、人生100年時代、少子高齢化による人口激減で、働けなくなる老人が増え働く若者が減る。
 総人口8,000万人時代の日本は、人生50年時代で若者が多く老人が少なかった。
  ・   ・   ・   
仏教。
2017-12-27
🌅2〉─1─人口激減時代の第8回宗教改革。ゼロ葬。~No.2No.3No.4・ @ 
2017-12-28
🌅2〉─2─檀家減少。空き寺。寺院消滅。墓じまい。直葬。自然葬。無縁仏。~No.5No.6No.7・ @ 
2017-12-31
🌅2〉─3─副業・副職を持つ兼業僧侶は過労死ライン超えた過重労働を強いられる。宗教家はブラック聖職者。~No.8No.9No.10・ @ 
2020-03-09
🌅2〉─4─日本仏教界での骨肉の争い。静かに浸透するチャイナマネー。〜No.11・ 
2021-08-06
🌅2〉─5─平成・令和の廃仏毀釈。原因は無宗教無信仰そして人口激減である。〜No.12・ 
2022-10-28
🌅2〉─6─納骨堂運営の宗教法人「経営破綻」、代表と連絡取れず…札幌市が行政指導。〜No.13 
2022-12-23
🌅2〉─7─多死社会なのに寺院消滅、衰退ニッポンの厳しすぎる未来。〜No.14 
2023-01-05
🌅2〉─8・A─人口激減で僧侶の後継者不足で廃寺が急増し、日本の宗教は衰退する。〜No.15 
2023-04-20
🌅2〉─8・B─檀家制度は人口激減で崩壊し始めた。それは第8次宗教改革の始まりである。〜No.15 
2023-05-14
🌅2〉─8・C─名刹解体…突如の墓移設 不動産業者転売 檀家は憤り。〜No.15 
2023-08-03
🌅2〉─8・D─日本の宗教の崩壊。宗教法人・神社・寺院が売られている。〜No.15 
 2023-12-01
🌅2〉─8・E─存亡の危機にある日本仏教。〜No.15 
2024-01-12
🌅2〉─8・F─人口激減とLGBTQが寺院を減少させ日本仏教を衰退させる。〜No.15
   ・   ・   ・   
葬儀。
2018-01-04
🌅3〉─1─散骨のトラブル。海洋散骨。自然葬。樹木葬。~No.16No.17No.18・ @ 
2018-01-06
🌅3〉─2─死後の弱みに付け込んだ悪徳商法、無許可の納骨堂。〜No.19No.20No.21・ * 
2018-01-05
🌅3〉─3─直葬とは、宗教的・儀礼的要素を排除した日本式家族葬である。〜No.22・ * 
2017-11-26
🌅3〉─4─死後差別の無情。引き取り手のない無縁仏の遺骨の哀れな末路。~No23 
2023-09-09
🌅3〉─5・A─引き取り手のない孤独者遺骨は社会の邪魔なお荷物。~No.24 
2023-09-13
🌅3〉─5・B─人口激減と家消滅で無縁墓が増え全国の墓地が荒れ始めている。〜No.24 
2024-02-18
🌅5〉─4・B─反宗教無神論の不寛容社会、除夜の鐘、盆踊りにも中止要求。〜No.36 
   ・   ・   ・   
神道
2017-12-29
🌅4〉─1─無人神社を救う女性宮司。氏子の減少で神社の廃社が増加し、由緒ある伝統的祭りが消滅する。プアー神主。〜No.25No.26No.27・ * 
2017-12-30
🌅4〉─2─資金難・経営難の神社は境内を切り売りする。〜No.28・ * 
2023-06-01
🌅4〉─3─人口激減と絶景神社のマンション建設計画。〜No.29
2023-07-14
🌅4〉─4・A─奈良時代から続く神社で本殿修理に氏子おらずクラファンで。〜No.30 
2023-12-13
🌅4〉─4・B─民族人口激減で神社離れや氏子の減少で民族宗教性が消え始めている。〜No.30 
2023-12-17
🌅4〉─4・C─地域の心の拠り所となっている神社。神様にお仕えする宮司の深刻な人で不足。〜No.30 
2023-12-30
🌅4〉─4・D─20年後に1/3の神社が倒産あるいは廃墟化。〜No.30 
   ・   ・   ・   
消える祭り。踊り。祭祀。
2018-01-01
🌅5〉─1─人口激減でローカルな民族の祭祀が行事は消えていく。山・鉾・屋台行事のユネスコ登録。〜No.31No.32No.33・ * 
2018-01-03
🌅5〉─2─有名な祭が赤字となり開催が危ぶまれている。大阪・天神祭。京都・祇園祭。徳島・阿波踊り。〜No.34・ * 
2022-08-22
🌅5〉─3─伝統の時代祭葵祭を消滅させるマイノリティ・ファシズム。〜No.35 
2023-11-29
🌅5〉─4─秩父夜祭の主役・囃子手、成り手いない!? 人口減や若者流出が影。〜No.36 
   ・   ・   ・   
後継者のいない民芸。
2018-02-07
🌅6〉─1─人口激減時代で日本の伝統工芸は消滅するのか。有田焼。輪島塗。~No.37No.38No.39・ @ 
2018-02-04
🌅6〉─2─財政赤字で文化予算を削減。民族固有の文化・芸能の衰退に意を介さないグローバルな知的エリート達。~No.40No.41No.42・ @ 
2019-05-17
🌅6〉─3─人口激減で伝統的宗教的無形民俗文化財、民俗芸能や地域的祭りが消えていく。〜No.43No.44No.45・ * 
   ・   ・   ・   
死生観。
2018-01-11
🌅7〉8〉─1─宗教性は排除した現代の科学的死生観・観念的死後観。~No.46No.47No.48No.49No.50No.51・ @ 
   ・   ・   ・   
2024-03-03
🌅9〉─1─日本人の「仏壇離れ」が招いた意外すぎる副作用。~No.52No.53No.54 
   ・   ・   ・   
平穏死。
2018-01-22
🌅10〉─1─平穏死。日本は欧米に比べて「安楽死後進国」である。~No.55No.56No.57・ 
   ・   ・   ・   
多死社会の供養。
2018-01-23
🌅11〉─1─無葬社会と多死社会。~No.58No.59No.60・ @ 
2022-06-12
🌅12〉─1─少子高齢化で、墓のない老人が増え、墓を持てない若者が増える。~No.61No.62No.63 
   ・   ・   ・   
AI(人工知能)の人工神。
2018-01-15
🌅13〉14〉─1─人々は、人工知能が創作した宗教の人工神を敬い信仰する。~No.64No.65No.66No.67No.68No.69・ @ 
   ・   ・   ・   
宗教観。
2018-01-16
🌅15〉16〉─1─宗教への関心を強める若者。~No.70No.71No.72No.73No.74No.75・ @ 
   ・   ・   ・   
無宗教。 
2019-02-14
🌅17〉18〉─1─無宗教墓無用論。日本の伝統では、大多数の日本人は墓を持っていなかった。~No.76No.77No.78No.79No.80No.81・ 
   ・   ・   ・   
自殺と宗教。
2018-10-08
🌅19〉20〉─1─日本には自殺に誘う巨大な穴がある。既存宗教の取り組み。~No.82No.83No.84No.85No.86No.87・ @ 
   ・   ・   ・   
サムライ的老後・死に方。
2018-02-11
🌅21〉22〉─1─日本民族日本人のサムライ的覚悟を持った老後の身の処し方、死の迎え方。~No.88No.89No.90No.91No.92No.93・ @ 
   ・   ・   ・    
引き算の脱成長社会。低欲望社会。
2018-02-12
🌅23〉─1─少子高齢化社会とは、「生」の足し算の成長社会ではなく「死」の引き算の脱成長社会である。~No.94No95No.96・ @ 
2018-02-15
🌅23〉─2─青少年の大志なき時代。貧困化する若者達が目指す低欲望社会。生きる為の稼ぐ知恵としての経済頭脳。~No.97No.98No.99・ @ 
   ・   ・   ・   
断捨離。
2018-02-14
🌅24〉─1─シンプル・ライフ。「断捨離」としてのミニマリストミニマリズム。~No.100No.101No.102・ @ 
   ・   ・   ・   


 第1回宗教改革は、聖徳太子推古天皇である。日本は、仏教色を強め儒教色を弱めた。
 日本が選んだ仏教は、インド仏教・中央アジア仏教から分かれた長江流域系(道教色)中国仏教、百済仏教(親日・知日)、高句麗仏教であって黄河流域系(儒教色)中国仏教・新羅仏教(反日・敵日)ではなかった。
 🎍16〕─4─聖徳太子は仏教を利用した諸改革で日本を中国化から救った。中国化とは臣下による天皇弑逆。~No.49 
 第2回宗教改革は、聖武天皇光明皇后である。
  聖武天皇は、「仏教国家」の詔を発した。
 第3回宗教改革は、空海最澄である。
 第4回宗教改革は、親鸞である。
 第5回宗教改革は、徳川家康・秀忠で、キリスト教禁止と日本人奴隷交易破壊である。それは、キリスト教会とイエズス会による宗教侵略の阻止であった。
 日本は、完全なる仏教国になったが、仏教勢力は幕府の強権的統制下で政治の場から排除されていた。
 以上は、日本の仏教化が目的で、神道縄文時代からの神話物語を崇拝するだけで経典・聖典による教えはなかった。
 第6回宗教改革は、日本の無宗教化で、国家神道はお辞儀拝礼宗教行為であって信仰宗教ではなかった。
 明治政府は、キリスト教から日本の宗教及び精神を防衛する為に、無宗教的礼拝行為としての「国家神道」を創設した。
 神仏分離で、庶民に永年積もり積もった寺院への怒りが爆発して廃仏毀釈が起き、全国で多くの寺院が破壊された。
 天皇の神聖を批判もしくは否定する宗教団体でない限り、信仰の自由を認め宗教弾圧はしなかった。
 ローマ・カトリック教会を敵にまわさない為に、キリスト教会に対しては細心の注意を払った。
 一部のアメリカ系プロテスタントは、親中国反天皇キリスト教会として活動していた。
 明治政府は、政治から宗教・国学を排除する為に西洋の哲学と啓蒙思想、中国の儒教を利用した。
 仏教に対して廃仏毀釈神道に対して神社合祀令。
 第7回宗教改革は、敗戦後にGHQ、マルクス主義者・共産主義者キリスト教会が政教分離と信教の自由そして反宗教無神論と反天皇反民族反日本を広める為に行った。
 第8回宗教改革は、人口激減時代。
人工停滞期の江戸時代までは土葬で、人口爆発期の明治からは火葬となり。人口激減期の現代では海洋散骨や樹木葬など自然葬儀が流行っている。
 檀家の軒数が減ってお布施などの収入が減少して寺の維持ができない寺院や、少子高齢化で後継者のいない寺院などは、近在の寺院と統廃合されるか、最悪、廃寺となる。
 庶民・利用者・消費者によって、祭祀など宗教行事は宗教色を薄めた人集めの単なるイベントとされた。
 そこには、先祖の感謝の念を捧げる先祖供養も先祖祭祀もない。
 それは、無宗教反神論のマルクス主義的世俗教育で、死ねば「無」に帰すのみという考え方で、霊魂の救済を否定し、死後の安らぎも否定した。
 唯物論に基ずく「神殺し」であり、祖先神・氏神の人神崇拝の完全否定である。
 自分という「個」の存在を、祖先との楔から解き放ち、祖先との縁を断絶させる事である。
 祖先の否定。
 日本人は、問われれば素直に「無宗教」と答え、特定の神を信じていないと話す。
   ・   ・   ・   
 親や先祖の供養とは、親や先祖の為ではなく、霊魂と心、命と身体を受け継いだ血の繋がった子孫が行う宗教行為である。
 日本の死者・仏を弔う先祖供養は、儒教色の強い中国やキリスト教色に染まった韓国とは違う、日本神道と習合した供養である。
   ・   ・   ・   
 死後の世界「あの世」への関心は、1958年に20%であったが2013年には40%に増えた。
 現代日本では、少子高齢による人口激減で新しい形での仏殺し・廃仏毀釈と神殺しの神社合祀が進行し、同時に数万年前の石器時代縄文時代と数千年前の弥生時代古墳時代から受け継いできた日本民族の歴史・文化・伝統・宗教・その他が消えつつある。
 そして、日本国内、日本国民・日本人の心の中に、反宗教無神論と反天皇反民族反日本のマルクス主義共産主義による「心・気持ちの拠り所、魂・霊魂の安らぎの場である死後の世界の存在を否定し、自分の命の根源さえ認めない完全なる個としての空虚な『虚無』の思想」が浸透しつつある。
 それは、日本仏教が説く「悩み苦しむ心・念いを『無』の悟りで救う」とは全然違し、日本神道が説く神話物語に基づいた「自分を基点として祖先から子孫へ、家・家族の『絆』、魂・霊魂の『繋がり』」を完全遮断する、生物としての「物語なき」生命科学イデオロギーである。
   ・   ・   ・   
 日本民族は、血の繋がった祖先から命・魂(霊魂)、身体、心、志、気持ち、気概を受け継いで産まれ生きてきた尊い人であって、全知全能の唯一絶対神が自分に似せた姿に土塊・塵・ゴミをこねて形を整え命・魂を吹き込み祝福した貴い土人形ではなかった。
   ・   ・   ・    
 日本人とは、日本列島に住む全ての人間の事で日本民族の事ではない。
 帰化人は日本民族の一員とされたが、渡来人は日本人と呼ばれても日本民族から排除された。
 何故なら、帰化人は利他として天皇に忠誠を誓い日本国の為に働いたからであり、渡来人は自利として天皇への忠誠を拒否し日本国に叛き自分の為のみに働いたからでる。
 昔の歴史は帰化人の神話・物語であったが、現代の歴史は渡来人の話である。
   ・   ・   ・   
 日本民族は自分の父母・祖父母・曾祖父母・祖先を、「家の神様」として神棚に祀り、「家の仏」として仏壇に納めた。
 家の神様や家の仏様は、必ずしも血縁者だけではなく血の繋がりのない赤の他人の他家からの養子も入っている。
 日本の世襲とは、そういう意味である。
 日本民族の宗教とは、自分につながる祖先を祖先神・氏神様として祀る人神崇拝宗教つまりローカルな家・家族・一族限定宗教であって、天地創造絶対神の福音を信じる信仰宗教・啓示宗教・奇跡宗教・救済宗教といった人種・民族といった枠組みを超えたグローバルは普遍宗教ではない。
 その象徴が、最高神である女性神天照大神を祀る天皇家・皇室である。
 日本の宗教では、仏教が伝来するまでは人が死んで行く死後の世界はなかった。
 天上界の高天原も地下界の黄泉国も、死ぬ事がない天孫系(天皇系)の天つ神が住む世界であり、死んでしまう八百万の神である国つ神が行ける世界ではないし、ましてや人が死んでいく世界でもなかった。
 死んでしまう国つ神や人は、死んだら神域である鎮守の森・ご神体とされる高い山・大岩・巨木・海の向こうに宿り、家の近く・家族の近くにある地元の氏神神社に鎮座した。
   ・   ・   ・   
 祖先霊・祖先神・氏神の人神信仰は、命と魂、血と身体、遺伝子とDNAを受け継ぐ事である。
   ・   ・   ・   
 人は、二人の両親から産まれてくる。
 日本民族の祖先な数は?
 日本人の命が尊いわけ。 
   ・   ・   ・   
 祖先神・氏神の人神信仰とは、純血の血縁ではなく、混血の地縁である。
 一人の日本人には、二人の両親がいた。二人の親には、四人の祖父母がいた。四人の祖父母には、八人の曾父母がいた。
 14世代前では、8,192人。
 23世代前には、419万4,304人。
 25世代前では、1,677万人。
 27世代前では、1億3,422万人。
 だいたい約700年前の鎌倉時代で、当時の日本の総人口は700万人から1,000万人。 
 30世代前には、5億3,687万912人。
 40世代前には、5,497億5,581万3,888人。
 50世代前には、562兆9,499億5,342万1,312人。
 100世代前の、祖先の人数は?
 指数関数的な増加。
   ・   ・   ・   
 祖先のうち一人でも欠ければ、今の命は存在しない。
 今の命が断たれれば、この後の命は存在しない。
 それが、命の重みである。
 そして、日本の家である。
 昔の日本人は、「命の継続性」という家の枠で、自分と家族の幸せの為に命を守りながら努力して生きていた。
 ゆえに、「命の絆」が断ち切られる「死」を穢れとして恐れた。
 この世は、生きるに値する。
 命は、等しく尊い
   ・   ・   ・   
 日本民族の宗教とは、亡き家族の魂を仏として弔って拝み、祖先の霊魂を祖先神・氏神の人神として祀り崇拝する事で、そこにあるのは「畏れと加護の慎み」であって「奇跡と恩寵の信仰」ではない。
   ・   ・   ・   
 祖先神・氏神の人神崇拝とは、永遠の命、生命の連続、命の継続として、祖先から子孫への絆であった。
 日本民族は、家族・自分の欲得としての短期的願望と家・子孫の理想としての長期的願望を持っていた。
 日本民族は、多神教崇拝宗教の信徒であって一神教信仰宗教の信者ではない。
   ・   ・   ・   
 小林武彦(東京大学定量生命科学研究所教授)「いま、私たちが存在するのは、過去に夥しい死に支えられているから。生き物にとって死とは、進化を実現させるためにある。変化と選択を繰り返して進化し、生き残った末裔が私たちなのです。自分も生まれてきた以上は生を謳歌し、命を次の世代につなぐためにも〝利他的に〟死んでいかなければならないのです」
   ・   ・   ・   
 靖国神社の心・志・精神は、戦前の軍国日本にはあったが、戦後の平和国家日本にはない。
 が、1980年頃まではあったが、1990年以降から消え始め、2020年以降には消滅した。
   ・   ・   ・   
 諫山創「人はいずれ死ぬ。ならば人生には意味がないのか?死んだ仲間もそうなのか?あの兵士たちも、無意味だったのか?いや違う‼あの兵士に意味を与えるのは我々だ‼あの勇敢な死者を‼哀れな死者を‼想うことができるのは生者である我々だ‼我々はここで死に、次の生者に意味を託す‼」(『進撃の巨人』)
 同じ自殺行為といっても、カミカゼ特攻とイスラムテロリストの自爆テロとは根本的に意味が違う。
   ・   ・   ・   
 映画・スペック「生と死を峻別する事に意味はない。
 他者が認ずれば死者とて生命を持ち、
 他者が認ずる事なければ生者とて死者の如し」
   ・   ・   ・   
 イザベラ・バード「わたしは死んだ過去の時代の霊魂が私の背後に近づいてくる、と感じた」(伊勢神宮参宮して)
   ・   ・   ・   
 H・P・ラヴクラフト「人類の感情の中で、何よりも古く、何よりも強烈なのは恐怖である」
 人類は、恐怖に打ち勝つ為と真理を究める為に宗教を編み出した。
 最強の恐怖とは「死」であり、究極の真理とは「生」である。
   ・   ・   ・   
 マンガ「アシュラ」 原作 ジュージ秋山
 私は お前に教えられた。
 それは
 命喰らわずして生きられぬ人の性(さが)である。
 海に生まれた命を奪い
 野山に育つ命を奪い
 人は生きて行く。
 罪を背負い
 それでも与えられた命の限りを生きようとあがく。
 だからこそ 
 この世は美しい。
   ・   ・   ・   
 明治政府は政治の近代化とは宗教の排除であるとして、近代の西洋哲学と啓蒙思想そして儒教を利用して宗教統制・宗教弾圧を行い、国民の廃仏毀釈を黙認し行政の神社合祀を断行した。
 廃仏毀釈の原因となった神仏分離令は、明治元(1868)年に発せら、仏教寺院が持っていた広大な境内と荘園が没収された。
 国家神道は宗教ではなく、神への信仰ではなく神社での拝礼のみであった。
 神道国教化政策の一環として、明治元(1868)年に神仏分離令を発して「廃仏毀釈」が起きた。
 明治39(1906)年 一町村一社を原則に統廃合を行う「神社合祀令」を出し、3年間で全国各地で4万社もの神社が取り壊され、大正2年頃には19万社から12万社にまで激減した。
 廃止された神社の神域は、国庫に納められるか民間に売却され、神の御所として護られていた自然は乱開発で破壊された。
 儒教は、マルクス主義と同様に反宗教無神論であり、宗教弾圧であった。
   ・   ・   ・    
 明治後期から大正期にかけて自然主義文学運動が起き、近代の西洋哲学と啓蒙思想キリスト教マルクス主義共産主義が加わり民族の歴史を攻撃排除した。
   ・   ・   ・