🥓12〉─1─毒妻。妻の本心を知らない、知ろうとしない無神経なバカ夫。女心に潜む「だんなデスノート」。~No.40 @ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 「日本人女性は大人しく貞淑で操を立てる純情可憐な大和撫子である」とは、真っ赤な嘘である。
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 日本男子は惜しまれている時が華であり、惜しまれなくなると無用の長物・粗大ゴミに変わる。
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 男の言い訳ほど女々しく惨めで見苦しいものはない。
 大和魂・武士道精神・日本精神を持ったサムライの子孫を自称する日本人男性は、口が裂けても無様を晒すべきではない。
 日本男子とは、不言実行である。
 過酷とも言える運命を黙って受け入れて生きるのが、日本男子である。
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 日本人女性の多くは、日本人男性がいなくても何とかなるし生きていける。
 が、日本人男性の多くは女性がいないと何にも出来ないし、普通の生活すらおくれない。
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 日本の家庭が真面なのは、妻が家計費を管理し、夫に毎月の小遣いを子供一緒に渡しているからである。
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 2017年8月12日号 週刊現代「妻たちの投稿サイト『だんなデスノート』が震えるほど恐ろしい
 夫の不貞を非難する。そこには、まだ愛してほしい、という気持ちがあるのかもしれない。本当に恐いのは、『夫の死』を願う妻。閲覧注意のネット掲示板には戦慄する妻たちのホンネが溢れていた。
 ・朝起きていたら冷たくなって死んでますように
 ・旦那の歯ブラシでトイレ掃除をしています
 ・テクニックも何もない小学生以下のセックス
 死体で帰って来い!
 〈毎日、警察からの電話を楽しみにしているんだから、死ねーーーーーーーーーーーーー!死体で帰って来い!赤飯炊いてやるから!今日こそ帰って来るな!〉(以下〈〉はすべて原文のママ)
 この台詞は、『このハゲーーーーー!』の豊田真由子議員によるものでも、夫・船越英一郎の不貞を暴露した松居一代のものでもない。一般家庭の女性がインターネット上の投稿サイト『だんなデスノート』に書き込んだものである。
 連日報じられる船越・松居夫婦のドロ沼騒動のなかで、この投稿サイトがにわかに注目されている。モラハラや浮気、容姿の劣化といった夫への不満をウェブ上でぶちまける、妻たちのオアシス。そこでは、『松居一代さんに共感します』『松居さんも傷ついたのでしょう』『船越さんとうちの屑旦那との共通点もあります』などと松居を支持するコメントが多数寄せられている。
 このサイトの目的は『旦那に死んでほしい』という願いを書くこと。1日のアクセス数は20万件に上り、夫への罵詈雑言が連なる。
 〈わたしの人生最大の喜びはアイツの無様な屍を前に大笑いしながら家族でハイタッチする事です〉
 〈同じ墓に入るのも嫌だわ!お前が先に死んだら死後離婚して、お前の身内全てと縁をきってやる。さぁ早く死ね!〉
 〈朝起きたらクソヤロウが冷たく死んでますように〉
 サイトの管理人を務める『死神』こと牧田幸一朗氏は語る。
 『僕自身、母親から父親の悪口を聞かされて育ちました。その経験がトラウマになり、人間関係が上手くいかない時期もありました。今思えば、母親が父親の悪口を言うのは、日頃ストレスが溜まっていて、積もり積もって爆発していたのだろうな、と。ならばネット上で吐き出せる場があってもいいのではと、このサイトを立ち上げたんです』
 その狙いは妻たちに支持され、現在、会員数は1万人を突破。ありとあらゆる夫に死んでほしいワケが綴られているが、大別すると以下のようになる。
 ATMとしか見ていない
 ケース①家事をしない夫への不満
 仕事を理由に妻に家事を一任している男性に多いケース。下手に『手伝う』と申し出て、『煩わせるな』とますます怒りを増幅させる場合もある。
 〈ダメ夫にも家事をさせたいのでゴミ捨ての担当にしている。雨降りの朝、ゴミ捨て面倒だからと、玄関外にゴミを置いて仕事に行ってた。おいおい、お前何やってんだ!夏の暑い時期にゴミ置きっぱなし、しまも玄関先に〉
 〈どーしてバスルームに洗濯物干してんのにそのままシャワー浴びるわけ??かなりキツく注意したけど何で同じこと2回も繰り返すの????そりゃアナタはデブだから〉
 ケース②金銭面の不満
 借金はもちろん、生活費、日々の小遣いトラブルまで大小さまざま。『夫が退職金を渡さない』と妻と娘2人に殺された事件が脳裏をよぎる。
 〈借金まみれの結婚生活、働かないお前のせいだろ!かえせないなら腎臓売って返済する位の覚悟しろ!〉
 ケース③性への不満
 ネット掲示板という匿名性が気を大きくさせるのか、あけすけな性の不満が特に多い。
 〈エッチしても入れても入れなくても分からないような小さな粗末なモノも退化していくだろう。みこすり半とはお前のことだよ。テクニックも何もない小学生以下のエッチのくせに、一丁前に要求してくる〉
 〈性欲が強すぎる旦那が気持ち悪い。触られるのは絶対嫌だから嫌々風俗のように相手をする。一度射精しても30分後にはすぐ、勃つ。また相手をしなければいけない。ひどいときは、連続3回も。暇さえあれば裸を見せろと強要してくる〉
 〈てめぇの女房いい女房だろ?いつもニコニコ、美味しいご飯作って家の中も綺麗にして家事も完璧だろーよ?てめぇの変態風俗通いもぜーんぶ知っているよ!何で何も言わないかって?てめぇの事ATMとしか見てねぇからな〉
 こうした身の毛もよだつ叫びは、氷山の一角に過ぎない。なぜ彼女たちはネット掲示板を選び、書く殴り続けるのか。作家の水野スミレ氏は言う。
 『女子会のガールズトークでは、さすがにここまで言えません。夫をこれほど罵倒していると、そんな夫を持っている自分が惨めに思えて、自らのプライドが傷ついてしまうんです。匿名を担保されたネットならではの言説ですね。
 でも実際は、デスノートの投稿には共感できるものが多い。「夫に死んでほしい」という感情を妻たちは当たり前にもっていますから。
 実体験ですが、ママ友同士で公園に集まっておしゃべりしていると、綺麗な奥さんが「うちの旦那、出張で東京へ行っているの」。周りが「いいね、お土産買ってきてくれるから」と返すと、彼女は青空を見上げて微笑みながら「飛行機が堕ちてくれないかしら」とつぶやいた。それを受けて、みんな「あはは」と共感の笑いが起きました』
 極めて日常的に『夫に死んでほしい』と願う妻たち。それほどならば、離婚してしまえば良いのでは、と思うが・・・。
 前出の牧田氏は言う。
 『独身時代より生活水準は上がっていますから、その水準を手放せない。子供もいれば、なおさらでしょう。さらに、夫がごねれば手続き上の手間もかかる。夫が死んでくれれば、未亡人として死亡保険金を受け取れるし、離婚の手間も省ける、そんな心理が潜んでいるのです』
 やっと永眠しました
 そんななか、夫の死を願って、思いも寄らぬ『行動』を起こす妻もいる。
 〈お前は気付いてないみてぇだが子供と2人で回転寿司いったり お前の歯ブラシでトイレ掃除したりしているからなァ!〉
 〈旦那の食事は郄脂肪、糖質高めで、確実に病気になるよう日々仕込み中。心筋梗塞脳梗塞で一気に逝けばいい〉
 〈排水口洗った歯ブラシ使っている姿を見るのが唯一の楽しみ〉
 大阪大学人間科学研究科招聘教授の石蔵文信氏は言う。
 『夫へのストレスを抱える女性に向けて講演する際、「夫を殺し方を想像してみましょう」と投げかけると大いに盛り上がりますよ。日々の生活でも、「夫の歯ブラシで掃除」、「夫の味噌汁に鼻くそを入れる」などはザラに聞く話です。ただ、これだけ過激な思考をしている妻が、実際に家庭内で旦那に激しい不満をぶつけているかというと、そうでもない。家庭では表面上いたって貞淑な妻を演じているのです』
 では、妻を『毒妻化』させんいためには、どうすればいいのか。石蔵氏が続ける。
 『妻は火山と同じで、機嫌が悪くても普段は黙っていて、夫が気付かないうちにマグマ溜まりを形成している。地底のマグマが噴き出す前に気が付くポイントがあります。まず、妻が旦那に文句を言っている時期は、まだ夫婦関係は修復可能です。次に、妻が黙り込むようになると、深刻。妙に親切になると、最終手段を考えている段階と思っていいでしょう。
 取り返しがつかなくなる前に話を聞くようにするのが賢明。ことわざに「男は敷居を跨ぐば7人の敵あり」とありますが、実際は「帰宅しても1人の敵あり」。我々男性は常在戦場ですよ』
 水野氏も同意する。
 『演技でもいいのです、妻の話に「そうだね」と相づちをうつだけでいい。男性は無意識に、妻の発言の後、自分の発言の前に「そうじゃなくて」と否定表現を上からかぶせがちです。すると、女性は全否定された気分になってしまいます』
 見なければ、知らなければ良かった。夫たちにとって禁断の扉となっている『だんなデスノート』。最後に、努力が実り、夫の死を『成就』させた妻を紹介しよう。
 『永眠』と題したその投稿には〈やっと旦那が死んでくれました。お酒を飲み、そのまま倒れ、そのまま逝きました〉とある。この内容を受け、『本当に羨ましい』『おめでとうございます』『お疲れさまでした』との祝福の声が殺到した。
 あらゆるメディアを使って、船越を直接攻撃する松居一代ですら、もはやかわいく思える。本当に恐ろしいのは、家でニッコリと微笑んでいる妻なのかもしれない」
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 12月10日 msnニュース「女子SPA!「夫よ死んでくれ〜」。批判もある「だんなデスノート」サイト管理人に聞く     
 「夫に死んでほしい」。そう願う妻たちの本音サイト「だんなデスノート」の投稿をまとめた書籍が刊行され、大きな話題を呼んでいます。
「朝起きたら冷たくなって死んでいますように」「死体で帰ってこい!」といった過激な言葉に対し、SNS上では「男性差別でないか」といった批判や、「そんなに夫が嫌なら離婚しろ」と言った声が挙がっています。
 どんな狙いでサイトを運営しているのか、批判をどう受け止めているか。「だんなデスノート」管理人の牧田幸一郎さんに話を聞きました。
 ◆はけ口があれば、子供の前での喧嘩が減るかも…
 ――サイトを始めたきっかけは?
牧田:子供のためです。僕の小さい頃、両親がよく目の前で喧嘩していたんです。母親が父親の悪口を言うこともあって、子供心にすごく傷ついていた。夫への不満をどこかで吐き出せたら、子供の前で文句を言うということは起こらなかったのでは……そう思い、はけ口を作ってあげようと考えたのがきっかけです。
 ――サイトの書き込みで多いのはどういった悩みなんでしょうか?
牧田:多いのはモラハラ、DV。それにギャンブル中毒、借金、浮気や不倫。最近特に多いのはスマホ中毒。いわゆる課金中毒ですね。夫が借金してまでスマホのゲームに課金してしまう。
 ――最近で印象深かった書き込みはありますか?
牧田:旦那さんに対してというのとは少し違うかもしれませんが、個人的に『わかる』と思ったのが「私の代でこの血は止めてやる」というもの。旦那さんだけでなく、実の親とか、義理の親に向け「こいつらの子孫は残したくない、子供なんて絶対に産まない」と。
 僕も小さい頃にいい思い出がなく、親と絶縁状態で、全く同じことを思ったことがあるので、印象に残りました。
 ◆離婚すればいい、という批判には「バカだなぁ(笑)」
 ――書籍化で改めて注目が集まり、「前向きに考えられないのか」「なんで離婚しないか」という批判の声が挙がっています。
牧田:離婚したければすればいいという意見は一番多いですね。それを言っているのは男性で、離婚できない状況を分かっていない。僕からすれば、こいつバカだなぁと(笑)。
 離婚ができない理由は、堀り下げていくとお金です。
 例えば結婚して主婦を10年やって仕事を探そうとすると、職歴にブランクが10年あることになる。27歳で結婚したら37歳でゼロから仕事を探さなくてはいけない。男性でも37歳で何もない状態から探すというのはすごく難しいし、小さいお子さんがいれば時間の融通も利かなくなる。
「保育園落ちた日本死ね」ではないですが、そういった問題とつながっているということを理解していないと感じます。
 ――既婚女性からも批判の声が挙がっていますね。
牧田:悩みのレベルが違うんですよね。書き込む人は追い詰められている辛さが最高レベルの人。批判する人は、それよりも悩みがずっと軽い人だと思います。そういう方も、旦那さんが突然変貌しちゃって同じ目にあったら、初めてこの気持ちがわかるのではないでしょうか。
 ◆リア充アピールを見て、みじめになる人たち
 ――ここまで「だんなデスノート」が話題になった理由はどこにあるとお考えですか?
牧田:改めて考えてみると、SNSの影響力はあると思うんです。SNS、特にfacebookなどは「私はこんないい暮らしをしているよ」というリア充アピールで溢れている。それを見ていれば、主婦じゃなくて男であっても羨む気持ちが出てくる。そうすると、なんで私はダメなんだろうと、みじめさも同時に湧いてくる。
 ツイッターなどでは「だんなデスノート」の妻の書き込みについて「今の日本はこんなになっているのか」という批判も書かれているけれど、この問題自体は昔からあるもので、それが今、見えるようになってきただけ。
 そして、なぜここまで強く出てきたのかといえば、SNSの「リア充アピール」の裏返しなのではと思うんです。「デスノート」に書き込む人たちは、もちろん怒りもあるけれど、その内側には悲しみがある。その悲しみとは、愛されたいという気持ちだと思うんです。自分ももっと認められたいという承認欲求です。
 SNSで見る人たちはこんなにいい暮らしをしているのに、なぜ私はこんなにモラハラに苦しめられなければいけないのか、と。だから、もしfacebookがない時代にこのサイトを作ったとしても、全然反応はなかったと思います。時代とともに、光があれば闇があると言いますか、SNSリア充アピールの裏で、家庭の不満もこうして強く出てきた、ということだと思います。
 ◆もし「妻デスノート」があったら
 ――「だんなデスノート」があるなら「妻デスノート」もあっていいはずだという声も上がっています。
牧田:女性は、悩みを友達とかに話すとき、アドバイスや解決策はそんなに求めていなくて、聞いて共感してほしい。逆に男性は、悩みを相談するときは、アドバイスや解決策を求めている。だから男性向けにこういうのを作っても見向きもしないと思いますよ。「だんなデスノート」は、不満のはけ口だから。「妻デスノート」は作っても意味がないと思います。
 ――今後「だんなデスノート」をどのように運営していきたいと考えていますか?
牧田:雇用を生み出したいですね。さっきも話したように、「だんなデスノート」に書き込んでいる主婦の方は離婚したくてもお金がない、仕事が見つからない。それなら僕が仕事を生み出してあげれば、みんな喜ぶんじゃないかなと。
 オフ会を何回もやってイベントにして、スタッフに会員さんや、なかなか仕事が見つからない人たちを雇って。今は結婚しても働き続ける女性も増えていて、それはとてもいいことだと思っています。
 子供がいる女性に配慮してくれる企業も増えていますが、まだ少ない状況。僕は会社経営をしていますが、自分が一緒に仕事をしていて一番パワーがあるなと思うのは主婦のほうです。毎日が子育てと旦那の世話で忙しいからこそ、仕事の時間は濃密です。そのパワーを活かして働き、少しでも辛い現状を打破する手伝いができればと思います。<TEXT/ナナ・トイコ>」
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 日本の夫婦の多くは、惰性で共に生活している「仮面夫婦」である。
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 日本人女性は、表面的には弱者であるが内面的には強者であがゆえに、長生きする。
 日本人男性は、表面的には強者であるが内面的には弱者であるがゆえに、長生きできない。
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 日本人女性は、日本人男性よりも優れている。
 日本人男性は、日本人女性より劣っている為に、プライドを傷つけられたとして暴力をふるう。 
 女性に暴力をふるう日本人男性は、自分がバカで最低な男である事を証明しているだけのつまらない人間である。
 女性に武力をふるう日本人男性が増えたという事は、それだけくだらない日本人男性が増加した事を意味し、日本の将来が無いか暗い事を意味する。
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 日本人女性は大人しく従順で引け目だという「大和撫子神話」はウソである。
 日本人女性ほど、したたかで計算強く抜け目がなく、嫉妬心が強く恨み辛みを内に秘めた女性はいない。
 日本人女性は、家事全般を上手くこなす便利な道具ではないし、言い付けを素直に聞く人格のない無智無能でもない。
 日本人女性の本性は、般若・夜叉である。
 西洋の「美しいバラにはとげがある」の上をいっている。
 日本人女性は、実は恐ろしい生き物である。
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 感情を爆発させてヒステリックに声を荒たげて騒ぐ中国人女性や韓国人・朝鮮人女性は、底が浅く分かりやすい。
 感情を表さず怒鳴り散らさない日本人女性は、底が深く何を考えているか分からず恐ろしい。
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 昔から、憎い相手を呪い殺すのは日本人女性である。
 死んでから幽霊となって憎い相手に取り憑いて殺すのも日本人女性である。
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 日本人女性の「言霊」には、凄まじい破壊力が秘められている。
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 昔の日本人男性は日本人女性の本心を肌身で感じていただけに、日本人女性を大和撫子と誉めちぎり、蝶よ花よと煽てに煽て、高価で美しい着物や小物を与え機嫌を取っていた。
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 日本人男性の日本人女性への恐怖心が失われたのは、女性の怨念による怪談話が消えた戦後、特に現代である。
 それは何故か、キリスト教及び中華儒教の男性優位主義が根付いたからである。
 その証拠がホラー映画である。
 現代日本人が怖がる恐怖映画は、性別消失のゾンビ・モンスター・悪霊・悪魔などであって女性の幽霊・怨霊ではない。
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 明治の近代化、西洋の近代教育は男系父系家父長主義のキリスト教価値観を学校で教えることであり、道徳で教えた儒教価値観は男尊女卑である。
 戦後のマルクス主義価値観は、社会を融通性なき閉塞した男中心社会に固めた。
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 キリスト教では、女性は唯一全能の絶対神によって男性の肋骨から創られた付属物であった。
 中華儒教では、女性は男系絶対価値観から男性が生殺与奪の権利を持つて扱う所有物とみなしていた。
 仏教では、悟りを開きたい男性は愛欲に溺れやすい情慾の女性を遠ざけなければならない。
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 江戸時代の男は、女は心の中に魔性を秘めた恐ろしい人間と恐れ、それを忘れないように女が男に取り憑き呪い殺す怪談話を語り継ぐ歌舞伎や落語の演目に残した。
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 全ての原因は、無関心・無理解・無神経な日本人男性にある。
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 日本人社会は、子孫を残す為にメスがオスを食う、鈴虫かカマキリの世界ににている。
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 動物世界では、メスがオスを選ぶのが自然である。
 人間が自然に還ると言う事は、メスがオスを選ぶ、メス上位社会になると言う事である。
 メスは、優秀にして強いオスの遺伝子を子孫に残す為にオスを選ぶ。
 メスに選ばれなかったオスは、無能・役立たずとして群れから追放され、一匹で荒野を彷徨い、一匹で哀れに野垂れ死にする。
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 現代日本人、特に日本人男性が信じ込もうとしている家・家族・家庭像は、日本民族が持ってきた家・家族・家庭とは似ても似つかない別物である。



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糟糠の妻はなぜ捨てられるのか

糟糠の妻はなぜ捨てられるのか

あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか

あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか

  • 作者:加藤諦三
  • 発売日: 2014/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)