- 作者:濱田 孝一
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本の偽らざる事実、
今日ではなく、明日訪れる現実。
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オレオレ詐欺が絶えない。
被害にある老人達。
蓄えた財産が消える。
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2015年 国民総認知症時代の到来。
厚生労働省は、推計で認知症患者の数は約500万人で、認知症の予備軍である経度認知傷害を含めば、10年後の25年には1,000万人を超すと発表した。
65歳以上の人口で、実に3人に1人が認知症を発症する計算になる。
そして、一人暮らしの孤独老人は、長年掛けて貯めてきた貯金を治療費に消え、看病してくれる家族も親族もなく街中を徘徊する。
子供がいても、自分の家庭を養い仕事を犠牲にはできず、認知症の親を施設る為に親の土地や貯金を全て使い果たす。
結婚している子供は、自分と自分の家族の生活を守る為に、認知症の親を切り捨てるしかない。
人口減少と共に認知症患者を看病する者と介護費用の増加で、事態は更に悪化する。
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厚生労働省は、最新の「介護保護事業状況報告」を発表した。
要介護・要支援と認定される65歳以上の老人(総人口の約3,300万人)は、5月時点で594万9,087人。
5人に1人が一人では生活でず、介護する家族を持たない老人、家族から介護放棄された老人が増えている状況を公表した。
だが。運良く、大金を払って民間の有料高齢者介護施設に入所しても、人手不足と経営難で倒産・閉鎖する施設が急増している。
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2025年には、団塊の世代(約800万人)が全員75歳以上となる。
4人に1人が後期高齢者となり、要介護・要支援を受ける可能性がある。
超高齢化社会になれば年間の死者数は、14年の約127万人から150万人を超すと予想されている。
自宅で、家族に看取られる老人。
病院で、医療関係者に看取られる老人。
自宅で、一人で亡くなる老人。
家族・親戚に埋葬される老人は、有縁仏として位牌と墓を持つて供養される。
行政が業者に処理の書類を回して埋葬される老人は、無縁仏として位牌と墓を持ず供養されない。
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- 作者:岡本 典子
- 発売日: 2014/06/26
- メディア: 単行本