⛲28〉─2─生涯独身者の認知症発症リスク42%高い。2040年に高齢世帯44%、独居4割。~No.149No.150No.151No.152 ⑰ 

老後ひとりぼっち (SB新書)

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2018年1月12日 産経ニュース「結婚で認知症リスク低下? 生涯独身者は発症リスクが42%高かった
 生涯独身だった人は結婚している人に比べ、認知症を発症するリスクが42%高いとの研究結果を、まとめた。配偶者と死別した人も、リスクが20%高くなっていた。
 チームは、1992〜2016年に発表された結婚と認知症に関する論文15編を分析。研究参加者はスウェーデン人を中心に日本人や米国人を含む計約81万人。
 認知症の発症リスクは性別や年齢にかかわらず、独身者と死別者が高いという結果だったが、離婚した人のリスクは、結婚している人と変わらなかった。
 リスクを左右する要因は解明できていないが、結婚に伴い社会的交流が増えることなどが影響した可能性があるとチームはみている。」
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 1月12日 産経ニュース「22年後…高齢世帯44%、独居4割  厚労省推計
 世帯主が65歳以上の高齢世帯が平成52(2040)年に2242万世帯と2千万世帯を超え、全世帯の44・2%を占めることが12日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の推計で分かった。このうち4割は独居と推定される。同研究所は「晩婚化が進み、未婚率が増えた世代が高齢期に入ることで、独居の高齢者が増える」と分析している。
 27年の国勢調査などを基に行った推計によると、日本の世帯数は35年の5419万世帯をピークに減少に転じ、52年には5076万世帯となる。1世帯当たりの平均家族数は27年の2・33人から減少を続け、52年には2・08人にまで減る見込み。これは2016年時点のデンマークやドイツと同水準だ。
 世帯主が65歳以上の高齢世帯は、平成27年の1918万世帯(全世帯の36%)から、52年には2242万世帯に増加。75歳以上の世帯は888万世帯から1・37倍の1217万世帯となり、高齢化はますます進行する。
 世帯構成では、「1人暮らしの75歳以上世帯」が27年の337万世帯から、25年で1・52倍の512万世帯となる。また、世代ごとの独居率を算出すると、52年には65歳以上の男性の20・8%(27年は14%)、女性の24・5%(同21・8%)が独居と推計される。」

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<非婚>のすすめ (講談社現代新書)

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