¥36〉─3─税収増の為に、ソープランドなどの売春施設もパチンコ・競馬・競輪・競艇などのギャンブル施設と同様に合法化すべきである。~No.185No.186No.187 @ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 外国人観光客は、円安で増えるが、円高になると減る。
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 人口激減で税収が減り、年金・生活保護・医療費・介護などの社会保障費不足で破綻する怖れが懸念される。
 一億総活躍として、老人と女性の働きに期待するしかない。
 ギャンブル同様に、増加する外国人観光客が性風俗に落とす金を税金として徴収すれば、不足する社会保障費の足しになる。
 性風俗も、女性の活躍が期待できる有力な収入源となる。
 それも、外国人観光客に対する心温まる「おもてなし」である。
 男性が弱肉強食のグローバル経済で利益を上げられなければ、女性に働いて貰うしかない。 
 人口爆発時代同様の年金・生活保護・医療費・介護などを人口激減時代に求めるのなら、それ以外に方法がない。
 性風俗の税収の方が、ギャンブの税収よりは幾分かはクリーンである。
 小賢しい理想的正義など、深刻化する現実には無意味である。
 問題は、人口激減にともなう労働者不足ではなく、減少する消費者の消費意欲の消失である。
 如何なる時代でも、決してなくならない金の動きは性風俗とギャンブルである。
 無能な経営者や政治家や官僚によって国内産業が衰退すれば、残された手段がギャンブルと性風俗である。
 国会で、ギャンブルが合法化されたら、残るのは性風俗である。 
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 公娼による赤線地帯が復活すれば、反社会組織から女性を守ることができる。
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 2017年1月19日号 週刊新潮「歴然と在る売春だから東京五輪までに合法化せよ。 小谷野 敦
 汚い、または間違っていると思われるものは社会から一掃してしまう、という考はうまくいかない。毛沢東にせよポル・ポトにせよ、大虐殺を断行した政治家はみな、正義のつもりで行っていた。キリスト教魔女狩りアメリカの禁酒法も然り。こうした動きは必ず失敗する。
 いまなら禁煙ファシズムがその典型だが、社会をすべてキレイにしようとしても、うまくいかない。売春も同じである。だから私は、日本は売春を合法化したうえで売春規制法を作り、コンドームの着用を義務づけるべきだと考えている。
 ひとつの契機として、東京五輪までに売春を合法化してはどうだろう。政治家たちは『諸外国に恥ずかしい』と大反対するにちがいない。だが、政治家が意識するアメリカは禁欲的なピューリタンが移住した国だから、売春の合法化に強い反対があるだろうが、オランダやドイツではすでに合法化されている。ドイツでは2002年に売春が合法化され、昨年2月には売春婦の保護強化をめざし、客にコンドーム着用を義務づける法案が提出された。
 日本もドイツに倣ったらいい。私が売春合法化が必要だと考える最大の理由は、性病を防ぐためだ。いわゆる〝本番〟ができる風俗店のなかには、〝ノースキンサービス〟を提供するところもあり、エイズほか性病一般に感染する恐れがある。エイズは死の病気ではなくなったとはいえ、大変危険なことに変わりはない。ヘルスなど〝本番〟がない風俗店でも、フェラチオをすれば男性から女性へ性病が移る危険性がある。性病の感染者が増え、とりわけ梅毒の感染者数が過去5年で5倍に急増していることからも、性病対策がいかに重要であるかがわかる。
 そして『おもてなし』という観点からも、外国人観光客が多数訪れるであろう東京五輪までに合法化したらいいと思う。というのも日本の遊郭には、ただセックスするだけでなく、客と会話を楽しんだりと、疑似恋愛のように客と接する娼婦の技術があった。
 その名残は今日の風俗にも見られ、西洋の娼婦と比較すると違いがよくわかる。映画『アイズ ワイド シャット』に出てくる、けばくばしく、セックスをしたらハイ終わり、という娼婦が西洋のスタイルだ。だからこそ、疑似恋愛も楽しめる日本独特の売春文化が欧米人を引きつけ、明治期に芸者も遊女もひとまとめにして〝ゲイシャ〟として紹介されたのだろう。
 『臭いものにふた』の弊害
 売春を合法化すれば税収増も見込める。日本では管理売春は法律で禁じられているが、現実にはソープランドや〝ちょんの間〟に行けば、女性と〝本番〟行為をすることができる。ソープランドは東京の吉原や川崎の堀之内などにあり、ちょんの間は大阪の飛田新地が有名だ。
 ソープランドは、店側は客が風呂に入るサービスを提供しているだけで、あとは女の子との自由恋愛だから管理売春ではない、という理屈になっている。〝本番〟は自由恋愛という建前だから、客が支払った対価には税金がかけられていない。つまり、いまの日本は風俗店からちゃんと税金をとっていないのだ。
 非合法なのに売春施設が存在し、見て見ぬふりをしている日本は、臭いものにふたをしているのと同じだ。本来は政治家や法学者が取り組むべき問題だが、女性票が離れるのが怖くて、誰も売春を合法化せよと言わない。だが、表では『合法化はけしからん』と言う男性政治家も、内心は『ソープランドに行きたい』と考えているだろう。
 現実として売春施設たるソープランドやちょんの間では働く女性が一定数いて、そこで〝本番〟行為をする人がいるのに、その存在を黙認し、非合法のままにしておくのは不自然だ。
 非合法であれば闇社会との接点もできるが、合法化されればそうしたつながりも断たれていくだろう。ソープランドで働く女性のなかには、軽い知的障害や躁うつ病などが原因で、冷静な判断力が働かない状態で入店した子や、騙されて入店した子も多いようだ。そういう女性は自分が捕まるのではないかと思っているため、自ら警察に相談しないが、合法化されれば警察が指導したり、カウンセラーを設置したりできる。
 昭和33年、売春防止法が完全施行されると、娼婦の失業が問題となり、強姦事件も増加した。いま売春をする女性がいなくなっても、強姦事件は増えるだろう。
 フェミニストが『タダでやらせる女性が増えればいい』と主張したことがあったが、タダで誰とでもセックスする女性は、精神を病んでいることが多い。私も以前、ミクシィで知り合った女性といきなりホテルに行ってセックスしたが、終わると泣き出して『つきあわないと死んでやる』と言われ、タダほど高いものはないと痛感した。
 タダで大変な目に遭うくらいなら、お金を払ってことに及んだ方が危険が少ない。男性に妻子があれば、奥さんにバラすと脅されるかもしれないし、不倫でも問題になる。だが、世間では妻帯者がほかの女性とセックスすること自体、おかしいとされているが、結婚して30年も40年も一人の女性としかセックスしないほうが不自然だろう。
 男性は結婚して3年も経つと、妻一人とだけセックスすることに無理が出てくる。『妻だけED』なんて言葉もあるくらいで、だから、東南アジアに行って買春する日本人男性が有名になったし、本社から遠く離れて札幌に転勤中の〝さっちょん族〟は不倫する、などといわれる。
 そもそも動物のオスには、子孫を残すために自分の遺伝子をバラまく本能があるが、女には男のように種付けをするという本能はない。男女の性欲には差異があるのだ。その性欲を野放図に放つより、きちんと対価を払って風俗に行ったほうがマシである。
 繰り返すが、私が売春の合法化を主張するのは、売春が歴然と存在するという現実があるからだ。仮に売春が合法化されても、『奥さんはどちらにお勤めですか』『ソープランドです』という会話が穏やかに交わされる世間になるとは思っていない。
 ドイツでは売春婦の権利を求める運動を機に売春が合法化されたが、日本では政治家が女性票を失うのを恐れているため、実現は難しそうだ。だが、1920年に施行されたアメリカの禁酒法は、政治家は落選を恐れて廃止を論じなかったが、一気に潮目が変わって33年、廃止された。政治家には期待できないが、潮目が変わるのを期待することはできるかもしれない。」
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 昔の日本は、異常な潔癖症現代日本とは違って自然な営みとしての性風俗には寛容であった。
 自然の生存本能で生きる人間が生きている限り、売春はなくならない。
 性欲を持つ男が生きている限り、娼婦・遊女は必要である。
 同様に、性欲で男を求める女性がいる限りその手の男性も存在する。
 人間から自然の生存本能や性欲を消し去らない限り、性風俗はなくならない。
 昔の日本は、生物として、人間として、自然の生存本能や性欲を肯定し社会の仕組みとして受け入れた。
 それが、芸者・芸妓らの花柳界であり、遊女・娼婦らの遊郭であった。
 花柳界遊郭も、日本を代表する伝統芸能文化の一つであり、わりかし印象が明るいる大人の遊びで、忌み嫌う穢れた行為ではなかった。
 日本民族文化は、寛容であった。
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 「英雄色を好む」というが、日本人男性の場合は英雄豪傑でなくてもだらしないほど女好きで色気違いに近い為に、体裁が悪いからそ言って誤魔化したに過ぎない。
 日本の軍隊も同様に、性欲の塊のような日本人男性の欲情を鎮める為に兵士専用の売春婦施設が欠かせなかった。
 売春目的の慰安婦施設は、性欲の塊のような日本人男性にとって必要悪であった。
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 日本の春画は、卑猥ではない美術的絵画として国際的に認められている。
 スケベ根性は、日本の高尚な伝統文化である。
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 僧侶であろうが、神主であろうが、如何なる宗教関係者であっても、人としての禁欲を断ち切れず尽きる事なきスケベ根性で女体を求めていた。
 ゆえに、日本の御仏の多くが女性に近い雰囲気を持っている。
 日本民族日本人が求めたのは、女性、母性であった。
 日本民族日本人にとって、女性、母性は、御仏であり、観音さまであり、神様であった。
 地獄の鬼や妖怪、物の怪、化け物さえも、たとえグロテスクであっても忌むべく存在どころか愛おしい存在であった。
 それ故に、有名な寺社仏閣の近くには、例外なく遊女の遊郭や芸者のお座敷や飯盛り女の宿屋があった。
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 男は相手の家に忍び込む夜這いや、女は神社仏閣の夜祭り・宵宮・宵祭を楽しんでいた。
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 芸者・芸妓や遊女・娼婦でも、御陰参りの年は思い立ったら、抜参りとして雇い主に宣言して一人で伊勢参り旅立った。
 女や子供が一人で旅をしても犯罪に巻き込まれる事が少なかったほど、江戸時代の日本は法秩序が守られて安全であった。
 女や子供は、路銀(旅行費)が少なくても、一人で安心して国内旅行を楽しんでいた。
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 江戸時代は、封建君主の武士・サムライや神聖権威の僧侶・聖職者が支配する暗黒の中世ではなく、百姓や町人の庶民が生きていた近世であった。
 花柳界遊郭の女性達は、庶民はおろか武士・サムライや僧侶・聖職者さえも呑み込み、女の武器で手玉に取っていた。
 日本人の女性の多くは、大陸の女性のような異常なほどの色気違いではないが、日本人男性と同じ位の性欲を持ってる。
 女主人と男妾・男愛人。
 江戸時代の商家では、娘にも息子同様の相続権があり、息子に問題があれば全てを娘に継がせ跡取りとした。
 大陸所縁の普遍宗教のほとんどが、男性の性欲には寛大で認めているが、女性の性欲には不寛容で禁欲を強要し破れば魔女として殺害した。
 ゆえに、売春婦は身も心も穢れた不潔な背徳者として忌み嫌われ、売春宿は悪魔の館、犯罪者の巣窟として襲撃の対象とされた。
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 女房は、恋愛の対象ではなくなった魅力をなくした亭主の性行為の相手をするのが煩わしいだけに、生活費以外で女遊びをする事を黙認した。 
 博打・ギャンブルは借金を作るので迷惑だが、女遊びは男の沽券から借金を作る事がないだけに嫌うであった。
 「女遊びは芸の肥やし」は男自慢ではなく、鬱陶しいダメ亭主の顔が見たくない女房達の家やから遠ざける口実に過ぎなかった。
 日本の男は、結婚して家庭人になると大半がつまらないダメ男になり、見窄らしく魅力を失う。
 歳を取り老人となると、花も実もない寒々とした哀れな枯れ木と化し、家族から煙たがれ嫌われ相手にされなくなる。
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 売春婦は性奴隷であるという認識は、大陸では当たり前であったが、日本には存在しない。
 日本の芸者・芸技も遊女・娼婦も歴とした職業人であり、日本のお座敷や遊郭は神棚を飾る穢してはいけない神聖な職場であった。
 この日本性風俗文化は、世界では理解されないどころか誤解のもとである。
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 多様性によって、異質な外国人が急増すると同質性で維持されていた衛生環境が崩壊し、それまで存在しなかった疫病が流行する。
 古代の日本には梅毒などの性行為感染症はなかったが、戦国時代の国際的多様性によって梅毒が輸入され、江戸時代に全国に蔓延し日本人の大半が感染した。
 現代日本人は、梅毒や性病の感染者の血を引く子孫である。
 日本国内で、梅毒や性病の感染者の血を引かないのは天皇家・皇室のみである。
 天皇家・皇室が、穢れなき尊い血として敬われ大事にされてきたのはこの為である。
 日本民族日本人の血の源流は、清涼・清らかな石清水のような天皇家・皇室である。
 なぜか、それは最高神である女性神の血を引く神の裔だからでる。
 多様性は、新たな未知のウイルス・細菌による感染症爆発を引き起こす。
 西ローマ帝国は、感染症爆発を引き起こした多様性によって滅亡した。
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 日本の浮気や不倫は、男性は馬鹿だからバレやすいが、女性は賢いからバレにくい。
 男は遊び下手であるが、女は遊びが上手い。
 知らぬは亭主ばかりなり、である。
 日本の男は哀れな存在で、知恵比べでは日本の女には勝てない。
 日本の男は、だらしない。


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風俗という病い (幻冬舎新書)

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性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)

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図解 日本の性風俗

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  • 作者:中村 淳彦
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  • メディア: 単行本(ソフトカバー)