🥓20〉─4・C─海外で売春する日本人女性が増加。“クズホスト”たちの悪魔のやり口。~No.90 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2024年2月13日20:49 YAHOO!JAPANニュース 集英社オンライン「〈海外で売春する日本人女性が増加〉巨大LINEグループやSNSのDMでスカウトが勧誘。有名セクシー女優はひと晩「500万円」の値がつくことも
 デリバリーヘルスで働くB子さん(本人提供)
 昨年11月、集英社オンラインではホストクラブにハマり、担当ホストに3000万円も費やした女性の両親を取材。そこではマインドコントロールされ、ホストクラブに売掛金を支払うため、海外に売春の出稼ぎに行っているという娘の現状が語られた。この女性に限らず、今、海を越えて売春する日本人が増えているという。その驚きのシステムを関係者に取材した。
 〈画像大量〉“海外売春”はこう行われている…! スカウトからある日本人女性に送られてきた仕事依頼メッセージ
 ホス狂女性は4度目の海外出稼ぎ売春へ
 今年1月、警視庁はアメリカ・ラスベガスでの売春の仕事を斡旋したとして、職業安定法違反(有害業務の募集)容疑で、デートクラブ経営者の男女3人を逮捕。警視庁は国内に海外売春をあっせんする複数のグループが存在すると見て警戒を強めている。
 「このようなスカウトの仲介によって海外で売春をしている日本人女性は他にもいるとみられる。そのなかにはホストクラブの売掛金を返済するために渡航するケースも多いようだ」(捜査関係者)
 集英社オンラインでも昨年11月に、多額の売掛金を支払うため海外に出稼ぎに行っているというホス狂、マナミさん(27歳・仮名)の両親に取材した。
 マナミさんは当時、3回目の出稼ぎ売春に行っており、12月に帰国予定ということだった。その後、連絡はきたのだろうか。母親のチカコさんは言う。
 「年末に『実家に帰りたいんだけど……』と本人から連絡がきました。受け入れたい気持ちはもちろんありましたが、心を鬼にして断りました。やはり完全に“ホスト断ち”して生まれ変わってからじゃないと家の敷居を跨がせるべきではないと。
 でもその後、娘は4度目の出稼ぎ売春のためオーストラリアへ飛び立ったようです」
 マナミさんはどうやって働き口を得ているのだろうか。
 「娘はどうやら手配師のような人物とつながっており、その人物から搭乗する飛行機や現地での待ち合わせ場所などの指示を受けているようです。1回の渡航でおよそ3ヶ月の滞在。私たちは、娘のInstagramの投稿で生存確認を行なっている状況です」
訪日中国人などに紹介されるパターンも
 マナミさんがどのようにしてその手配師とつながったのか、チカコさんはわからないそうだが、決して特別なルートというわけではないようだ。港区でバーを経営するある女性は言う。
 「私は老若男女400人以上がメンバーのグループLINEに入っているのですが、そこにはスカウト業をやっている人や、いろんな界隈で顔が利く人もいて、そういう人が『海外案件ありますよ。受けたい人は個人LINEください』みたいに呼びかけています」
 看護師兼キャバクラ嬢のA子さん(25歳)は、SNSを通じて知り合ったスカウトから出稼ぎを打診されたという。
 「DMで『シドニートロントに行く女の子がいるけど、一緒にどう?』と誘われました。怖かったし長期で仕事を休めないので断りましたが」
 風俗店で働く42歳のB子さんも、出稼ぎ売春の誘いを受けたことがあるそうだ。
 「私は風俗店で働きながら、スカウトの方たちからの単独案件も受けてます。中国にパイプのあるスカウトから、日本に住んでいたり、訪日している中国人を相手に『本番あり120分10万円』や『22時から翌朝6時までの宿泊コース20万円』という仕事をいただいたこともあります。
 その人からラスベガスでの案件に誘われたこともあって、料金は『本番ありで1万6000円から』というもの。ほかにデートコースもありました。海外は怖いので断りましたが、向こうでは日本人は幼く見えるからということで、私のような熟女も需要があるみたいです」
 有名セクシー女優には接待で300~500万円の値がつくことも
 さらに取材を進めていると、出稼ぎ売春はセクシービデオ業界にも浸透していることがわかった。あるセクシービデオ業界関係者は言う。
 「アジアでの日本のセクシー女優人気は絶大で、現地でファンミーティングも開催されるのですが、そのイベント後にセクシー女優による“夜の接待”が行われることも……。
 某国最大のファンミーティング後の接待では、ある有名女優に300~500万円の値がついたといわれ、昨年のイベント時には女優の料金リストが出回りました」
 日本のセクシー女優はこうした夜の接待以外でも需要はあるという。関係者が続ける。
 「アジアの各国の富裕層が海外エージェントを通してセクシービデオ事務所に案件を持ちかけるんです。
 日本のセクシービデオ産業は下火なので、事務所は女優たちに稼がせてあげようと仕事を紹介しています。ただ、無理やり行かせることはしません。
 このような仕事は1週間〇〇万円、1ヶ月××万円といったかたちで報酬が支払われますが、人気女優は長期間の出張はできないので、基本的には仕事のない企画女優や熟女女優が派遣されるのです」
 いずれにしても、少なくない数の日本人女性が海外で売春をしている現状で、いつか大きな事件に巻き込まれる可能性は否定できない。
 悪質ホストクラブ問題を受けて、「悪質ホストクラブ被害対策推進法案」を衆議院に提出した塩村文夏参院議員は「(売掛金返済のため海外で売春する女性が)実際に海外で検挙されたり、現地の日系社会に助けを求めたりしている」と指摘する。
 前出のマナミさんの母、チカコさんも「今はただ娘の無事の帰りを祈るばかりです……」と声を震わせる。
 「娘がしていることは犯罪行為。決して許されることではありませんが、私にとっては大事な娘です。オーストラリアから五体満足で帰ってくることを願うばかりです」
 いくら円安で実入りがよくても、心配してくれる家族がいることを忘れてはならない。
 ※「集英社オンライン」では、ホストクラブのトラブルについて、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。
 取材・文/河合桃子
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 2023年11月30日YAHOO!JAPANニュース 集英社オンライン「女性をホス狂にさせる“クズホスト”たちの悪魔のやり口。高額払いに仕向ける「店グル」とは…
もはや社会問題となっている悪質ホストだが、若い女性たちはなぜ数百万円単位の売掛や借金を簡単にしてしまうのか。そこにはホストたちの驚きのやり口があった。女性をその気にさせる“店グル”の手口について、関係者から話を聞いた。
 「店グル」という悪魔のやり口
 11月20日、相次ぐホストトラブルに岸田文雄首相は「ホストクラブへの立ち入り指導や相談対応の強化などの対策を行う」と宣言。27日には複数の大手ホストグループと都議会議員、新宿警察署による議論の場が設けられ、同日、露木康浩警察庁長官が歌舞伎町で異例の視察を行うなど、この問題に関する注目が集まっている。
 しかし、こうした状況でも担当ホストに疑いもせず金を貢ぎ続ける“ホス狂”は少なくない。
 明け方の歌舞伎町を歩くホストと女性客
 18歳のユキさん(仮名)は、その若さで月に85万円稼ぎながら、そのうちの50万円をホストに使っているという。
 「高校を中退してガールズバーで働き始め、そこの店長にソープを紹介してもらいました。年齢? どちらも17歳のときですね。今はデリヘルと地方風俗への出稼ぎが収入源です」
 なぜホストにハマるのか。太ももに複数の自傷行為の痕があるユキさんは言う。
 「毎日LINEをくれて、自分のことを気にかけてくれるし、さびしいときに一緒にいてくれる唯一の人だからかな。以前、担当に『ひとりはヤダ。死にたい……』とLINEしたら、ウチまで駆けつけてくれました。ここまでしてくれるんだから、お金で返そうと。他の男はいついなくなるかわからないけど、ホストはお金さえ払えばずっと一緒にいてくれますから」
 ユキさんと担当ホストのLINEのやりとり。担当ホストからは「逮捕される時は一緒」「死ぬ時は一緒」との言葉も
 若い女性たちをここまで入れ込ませるのには、テクニックがあるという。元ホストで現在はスカウト業も兼ねたバーを経営するSさんがやっていた手口はこうだ。
 「ホスト時代、僕がヘルプ(担当ホストが指名客につく前や離席中、代わりに接客するホスト)として前座的に姫(客)の席につくときは『今日の〇〇さん(担当ホスト)、機嫌が悪いっぽいよ』と言っておくんです。
 そうすると、後から担当がその席について『狙い撃ち(高額オーダー)できる?』と頼まれた姫は、担当の機嫌を損ねたくないから断りづらくなる。こうやって店がグルになって、姫に高額支払いをさせるように仕向ける『店グル』は常套手段でした」
 営業時間中も従業員同士はグループLINEで店内の様子や初回客への指示を出し合っている。店グルのやり取りが行われることも
 他にも「あの子は〇万円のお酒を入れてたよ」と言って、客同士の競争心をあおったり、ある客を“担当の本命の彼女”という設定にしてホスト同士が話を合わすこともテクニックのひとつだという。
 このようなアシストで店の売上に貢献し、 “ヘルプの神”と呼ばれていたSさん。現在は経営するバーでもまたホストとグルになっているという。
 「このバーは、女性客が担当の出勤待ちで利用する場所でもあるんです。そんな客には『今月、〇〇さん(担当ホスト)の売上厳しいみたい』とか言っておけば、ホス狂は担当を支えてあげたいという気持ちになる。彼女たちはホスクラ以外の人間関係が希薄だから、僕みたいな第三者の言葉が心に残るみたいで」
 ホストとスカウトマンがグルになって女性を風俗へ落とす
 さらに、一般職に就いている女性に間接的に風俗を勧めることもあるとか。
 「『風俗なんてみんなやってるよ』『担当との夢を叶えるひとつの手段にすぎないよ』と助言することで、彼女たちが風俗へ進むようにマインドを持っていく。女性の決心がついたら『この子はソープ顔』『デリ顔かな』『とりあえずメンエス(メンズエステ)でも稼げそう』などと顔や体形を見て判断し、紹介する店舗を振り分けてます。
 僕はバーのオーナーとしてこういうマインドセットの手伝いをしてるけど、これを店グルでできる店舗は実際に売上を大きく伸ばしてますね」(Sさん)
 Sさんのように元ホストからスカウト業務に転身するケースは珍しくないそうだが、なかにはスカウトへ女性を紹介する現役ホストもいる。
 「僕のお客さんから『もっと稼げる仕事ない?』と聞かれたので風俗のスカウトを紹介して、その紹介料とその子の稼ぎの何割かのバックとして計70万円をもらったことがあります。僕みたいにスカウトとつながっているどころか、スカウトを兼業する現役ホストだっていますよ」(中堅ホスト)
 当然、風俗へのスカウト行為は違法だ。だが、このような違法行為をするホストやホストクラブは歌舞伎町以外にも数多く存在するという。某県の歓楽街にあるホストクラブの元従業員はこう証言する。
 某県の歓楽街
 「うちの店舗にもホスト兼スカウトマンがいましたね。それに、歌舞伎町じゃ考えられないけど、この街じゃホスクラが夜21時から朝7時まで通しで平然と営業してます。違法行為でいったら、客が頼んでもないシャンパンを出すなんて当たり前。
 在籍ホストはSNSマッチングアプリで昼職の子と出会って、稼げそうな容姿の子は風落ち(風俗落ち)させてましたね。そういう子はこの街では18歳から20歳が圧倒的に多い。ほとんどガールズバーから始まって、ホストでもっと豪遊したくなってキャバクラ、メンエス、風俗と落ちていくんです」
 いくら法整備が整ったところで、ホスト遊びに心酔する女性たちの目を覚まさせるのはそう簡単なことではなさそうだ。
 ※「集英社オンライン」では、ホストや売掛問題に関するトラブルについて情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。
 取材・文/河合桃子
 河合桃子
 1977年生まれ。ハードワークで知られるビデオゲーム攻略本の某編集プロダクションで5年間勤務後、フリーに。後に週刊誌をメインに取材執筆するうちに、なぜかアダルトビデオ業界に詳しくなる。ジュニア世界大会で2冠達成し、オリンピック出場も有望されていた元競泳選手にしてAVデビューした新海咲の自伝「あたらしい海」執筆。性愛や性犯罪に関する事象をメインで書くものの、多感な2児の母ゆえの、子供や親を取り巻く環境に関する問題にも興味を持つ
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