⛲12〉─1─60歳以上の働くシニアは急増中。〜No.42 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 2020年10月16日号 週刊朝日「定年後の職場で輝く
 モテモテシニアになる!
 60歳以上の働くシニアは急増中!ニーズは〝業務委託〟
 モテモテ4カ条
・知ったかぶりをしない
・『やりたいこと』を明確に
・自分の強みを知ろう
・お金の問題をクリアに
 いま、経験のあるシニアが求めらている。中小企業は慢性的に人材不足で、求人サイトに載っていないニーズもある。時間に拘束されることなく働く方法もあるという。即戦力で働くために必要なものは?〝モテモテシニア〟になるためには?
 『再雇用制度を使って会社に残るのではなく、今までやってきた職種とは違った環境でもう一度チャレンジしたいと思い、エントリーしました。正直、定年後も現役時代と同じように働けるのかな、という不安もありましたが、これまでと全然変わりありません』
 声を弾ませてそう語るのは、人材派遣大手パソナグループに契約社員として採用された利重悦子さん(61)。9月末まではパソナマーケティングで、10月から別会社に異動になり、元気で働いている。
 ……
 20、30大の社員とともに働くが、組織のなかでは立場上、新入社員なので、わからないことがあったら知ったかぶりをしないで教えてもらう姿勢が大事だという。
 少子高齢化で労働力が不足するなか、期待されるのがシニア人材の活用だ。すでに国は高年齢者雇用安定法を改正し、来年4月からは企業に対して、70歳までの就業機会の確保を努力義務としている。
 近年、早期退職を募集する企業が増え、さらにこのコロナ禍で業績悪化の企業では従業員のリストラが行われるように、労働環境は悪化している。
 しかし、厚生労働省の『19年高年齢者の雇用状況』によると、31人以上規模企業の常用労働者数は約3,165万人。このうち60歳以上の働く高齢者は約387万人で右肩上がりだ。
 そのなかに、即戦力で活躍するシニアがいる。
 ……岩佐実さんだ。『シニアの方は企業で長く働いてきたので、コミュニケーション能力があり、活躍できる方がたくさんいます。ゼネラリストとして力を発揮できる場を作っていきたい』
 月1~4日出社 1社で約五万円
 シニアが就活で成功し、活躍するためには、肩書きや雇用形態、勤務地や勤務時間など、勤務条件にこだわるよりも、『自分がやりたいこと』を明確にして、チャレンジする姿勢を見せると即戦力につながりやすい。
 コロナ禍で有効求人倍率が低下しているなかでも、中小企業は常に慢性的な人材不足で、求人サイトや広告には載っていないニーズがあるという。
 『経験値のあるシニアにニーズがあるのは正規雇用よりも、〝業務委託アドバイザー〟といったフリーランス的契約形態です』
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 例えば、語学が得意で、過去に外資系企業に勤めた経験があれば、中小企業では、商談時の通訳や外国語用の資料を作成する。営業経験があれば販路を開拓するといった需要がある。
 経理や管理職として部下をまとめてきたマネジメント能力、上司や部下の板挟みにあいながらも、うまく意見をまとめてきた経験は、中小企業や創業間もないベンチャー企業などで生かすことができるという。
 ……
 ニッチな分野で力を発揮できるスキルがあれば、それが強みになるというが、『自分の強みが何か』がわからないという人が多い。
 『採用時の職務経歴書や面接でよくある答えは、「営業一筋30年やってきました」と漠然としていること、「年間5,000万円売り上げてきました」というと、「このなかで貢献してきたことは何か」と、必ず問われます。自分の役割を明確化して言葉にする。それがスキルの棚卸しにつながります』(同)
 前出の利重さんも、面接で『コミュニケーション能力』を具体的にアピールした。
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 大切なのは『自分が目指す働きがい・働きやすさ』を追求するときに、子どもの学費や住宅ローンが完済しているなど、お金の問題をクリアしておく。そして、現役時代には副業や地域のコミュニティーなど、〝社外〟に積極的に出ることを前川さんは勧めている。
 『自分の持ち味は違い世界に身を置かなければ気がつかないこともあります。例えば、大手企業にいたときはエクセルで会議資料をまとめてグーグルドライブで共有するのは当たり前の作業かもしれませんが、中小企業ではITの仕組みが整っていないケースがあります。異業種交流会やネットワーク、地域のコミュニティーなどに参加してみると、自分にしかできないスキルを見つけられることがあります』
 やりたいことを見つけて充実した時間を過ごそう。ライター・村田くみ」
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 ブラック社会であった江戸時代は、人生50年時代若者が多く老人が少なかったが、老人は家族から別れて独立し、一人で死ぬまで働き、金がない為に病気や怪我をしても診察や治療は受けられず薬も買えず、動けなくなったら見取る者もなく死んでいき、死体は無縁仏として墓さえなく野辺に埋められ、魂・霊魂は家族から供養されないまま打ち捨てられ、人々の記憶から忘れ去られたが、御上(幕府や大名)の命で寺の過去帳や町の人別帳に名前が記載され生きていたという記録のみが残された。
 江戸時代の日本とは、孤独に一人で人間らしく生きて死んでいた過酷なブラック社会であった。
 自己責任・自力救済・自助努力で、公助も共助もなく、誰も助けてくれず、誰にも頼れない、非情で冷酷で冷血なブラック社会。
 過酷なブラック社会のブラック仕事を生きるコツは、好き嫌いをいわず、不平不満を言わず、時代の潮流に乗り遅れないようにして、行く先々の場の空気に馴染み上手く対応し、与えられた仕事を賢くこなすのみである。
 将来の夢は大旦那から暖簾分けしてもらって独立する事であり、未来の希望は家を持ち嫁さんをもらって子を産み育てる事であった。
 これに勝る幸せはなかった。
 世界の奇跡と言われた、江戸時代(総人口約3,000万人)の平和と発展と繁栄はこうしてもたらされた。
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