🌁38〉─1─海外移住。老後は、金を貯めて日本を逃げ出し海外に永住して幸せな生活をおくる。~No.159No.160No.161 @ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 一度の人生、自分の好きなように生ければ良い。
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 2017年11月2日号 週刊新潮新潮新書 今月の新刊
 『定年後の楽園の見つけ方 海外移住成功のヒント』 太田尚樹
 『明るい老後』はどこにある?  
 近年、やたらと『人生の店じまい』の類や話題が溢れ、一億総老後崩壊、下流老人なるフレーズが幅を利かせている。しかも命綱の年金が先細りしている現実が目の前にあると、人は悲観的思考から抜け出せない。
 一方で、そんな暗い行き先に忍従するのは真っ平だと、生活費が驚くほど安くてすむ東南アジアに、永住の地を定める人が増えているという現実もある。
 著者は十数年前から、アジアの戦跡巡り、戦前の日本人町を訪れる旅をしてきたが、そこで出会った日本人たちは、どんな定年後の人生を送っているかも観察してきた。南洋に老後の人生を託した日本人、番外編に登場した地中海の浜辺に住み着いた日本人たちの、生き生きした生活風景を描いたのが本書である。
 アジアの場合、日本の十分の一の費用ですむゴルフ三昧の日々、夜は仲間と夜更けまでカラオケを楽しむ。中には、現地の若い女性と親密になり、青春を謳歌している御仁もいらっしゃる。彼らには倫も不倫もあったものではない。
 さらに彼らの青春志向はとどまることなく、彼女たちと家庭をもち、2度目の人生を満喫している中高年の日本人、欧米人が大勢いる。
 彼ら曰く、粗大ゴミとののしられた末に見つけた輝かしい南十字星の星の下の一番星、後期青春時代へのリセットだそうな。
 本書に登場する元銀行マン氏のように、現地の17歳の花嫁と幸せな家庭を築いている光景を見ると、まさに『第二の人生繁盛記』といった趣向である。
 彼らは元気溌溂としているが、ギラギラした希望をもつつづけ、最期は神仏に命(めい)を託す。その先に何が待っていようとも、もって瞑すべきではないか、と彼らは言う。
 『気候は温暖だし、誰からも文句も言われず、温かく受け入れてもらえる。天国に一番近い国ですよ』と、語ってくれた人もいた。南洋の風土と人間は誰でも受け入れ、懐が深いのは事実だ。
 医療と介護の問題も、『たいていの薬は現地で手に入るし、介護こそ手厚く、安価ですむ東南アジアで』と考えている人たちもすくなくない。
 いずれも『このまま流されていたくない』『我慢することにどれほどの意味があるのか』と、考えていた人たちでもある。
 今は物理的にも感覚的にも、南洋は遠い異国ではない。それでも最後は、止みがたい好奇心があったことが決め手になったらしい。
 人生、『○○しなかったことへの後悔』で終わりたくない。そこに、海外で第二の人生を送る日本人の光景がヒントになり、心が動くのも人生の面白い所以であろう。
  (『波』11月号より転載)」
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 個人資産を持って老後悲惨の日本から逃げ出す富裕層・金持ちの帰国は、如何なる理由があっても拒否すべきである。
 富裕層・金持ちが個人資産を持って日本から逃げ出せば、日本における貧富の格差などが解消される。
 老後の幸せ・幸福は、日本国内ではなく海外に存在する。
 終の安息を求めるなら、日本を捨てる以外にない。
 人口激減期・少子高齢化の日本が待っている日本とは、そうした日本である。
 日本民族日本人は、そうした日本を生きる。
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 人口爆発期多産時代の戦前の日本は子供が多く貧しかった為に、その貧しさから逃れる為に海外へ移住していった。
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 「去る者は追わず」が、日本の心である。
 去る者に石を投げつけ悪態を付く日本人は、心優しい「お人好し」の日本民族日本人ではない。

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「日本」を捨てよ

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