⛲14〉─1─老害論。日本をダメにする時代遅れのジジィの壁。経済成長を衰退させる元凶。~No.48No.49No.50 @ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 少子高齢化で、ジジィの壁が日本を覆い、老害イノベーションを妨害し有能な人材を潰す。
 大量死が、社会から活力・精気・やる気を奪っていく。
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 2017年9月22日号 週刊朝日「週刊図書館 今週の名言奇言 斎藤美奈子
 〝ジジィたちの壁〟は厚い。
 ベルリンの壁より厚い。
 河合薫『他人をバカにしたがる男たち』。要は『老害論』である。
 日本企業は優秀な人材を集め、イノベーションを起こしたと考えられている。が、その願いはかなわない。『ジジィの壁』があるから。それが著者の主張である。
 『ジジィ』とは『自己保身』に長け、組織内で得た権力を『自分のため』に使う人。『ジジィ的な人』には女性も含まれるとした上で示される『ジジィの習性』は『いるよいるよ、そういう人』と思わせるものばかりである。
 『責任とれるわけ?』『アイツは組織がわかっていない』などといって、仕事ができる社員をつぶす。人を肩書きや属性で判断する。コンビニやタクシーの中で高圧的になる。社内で残念な人なのに、社外では偉そうに振る舞う。
 エリートほどじつは『ジジィ』になりやすいという。〈彼らは手にした属性にすがり、集団の名声=自分の価値、役職の価値=自分の価値と勘違いし続けている〉からだ。部下をバカにし、若者をバカにし、女をバカにする。『〝ジジィたちの壁〟は厚い。ベルリンの壁よりも厚い』。まったくね。
 私もずっと怒ってましたよ、ジジィの壁に。しかし、年を重ねると、自分がそっち側かもという恐怖がわく。本書に登場する『老害度チェック』は以下の通り。」
 ①つい若い世代の仕事のやり方に口を出す。②つい自分の体験談や自慢話をする。③昔の部下や後輩相手に命令口調で話す。④若手にできないことが自分にはできると思う。⑤デジタル技術に疎く、資料作成を人に頼む。⑥電話をとるのは若手の仕事。自分がとると横柄になる。⑦定年後も働く理由について『家にいると嫌がられる』などのネガティブな発言をする。⑧『給料が半分になったから仕事も半分』などと、やる気を疑われる発言をする。⑨人の話を聞かなくなったといわれる。⑩与えられる仕事のより好みをする。
 6個以上◯がついたら立派な老害、3個以上なら老害候補だそう。カタカナ多めのビジネス書だけど、自分を振り返るにはいいかも、私もちょっとヤバイです」


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老害政治  Get Rid of Old Politicians! (光文社ペーパーバックス)

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  • 作者:板垣 英憲
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)