- 作者:大内裕和
- 発売日: 2017/02/13
- メディア: 新書
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
2017年の日本は1,053兆円の借金を掛け、社会保険費などで毎年数十兆円の借金が増えている。
その借金は、子供へのつけとして回されている。
・ ・ ・
2017年2月17日 産経ニュース「“国家予算”中学生が編成 高齢者より教育重視→社会保障費5%減必要
4〜5人のグループで歳入、歳出の増減を話し合い、国の予算編成を行った=17日、前橋市の群馬大学付属中学
国家財政編成−。官僚たちが総力を注ぎ国会議員が論戦を繰り広げる難題に17日、群馬県の中学生たちが挑んだ。前橋財務事務所が公民教育の一環として県内で初めて実施した特別授業「財政教育プログラム」。挑んだのは前橋市の群馬大学教育学部付属中3年の約150人。国の借金が増え続ける中、財源をどう捻出するのか。講義の後、柔らかい頭脳を駆使し、独自の案をひねり出した。
「歳出と歳入の差がどんどん開いている」。冒頭、前橋財務事務所の松永雅博所長が平成28年度の本物の政府予算を紹介し、借金や社会保障費が増大している現状を説明。将来を担う中学生なら、どうするか。4〜5人のグループに分かれて検討が始まった。
編成では、テーマを決めた後、ガソリン税・法人税・所得税などの「歳入」と社会保障・地方交付税・公共事業などの「歳出」のやりくりを話し合った。
あるグループが編成で最重点に置いたのが「教育の充実」。歳出で社会保障費を5%減らし、その分を教育にかけた。「これから未来を担う人にお金をかけ医療発展に貢献すれば、医療費が抑えられ、社会保障は少なくできる」と長期的視野から説明した。
歳入では「たくさん生産している会社はもっと負担を増やせる」と容赦なく法人税を増額。ガソリン税にも目をつけ「車を使う人が減り、環境に良い」と増額を提言。車社会の群馬には少々厳しい指摘だ。
他にも「年度末に急いでやる公共工事は減らせるはずだ」「消費税を10%にしても3兆円増では、たいしたことない」などと活発に議論。電気自動車への切り替えを見据えガソリン税引き上げを求める声が複数から上がっていたのは、若者らしい発想といえそうだ。
プログラムは選挙権が18歳以上に引き下げられたことも加味し、予算に関心をもってもらおうと東京や埼玉などで実施。松永所長は「今後、県内にも広げていきたい」としている。
参加した加藤昇太くん(15)は「財政に関心が持てた。(借金増大に)将来を支える僕たちが無関心ではいけないと思った。個人的には教育重視で、そういう編成にした。未来を変えていく人を、どれだけ育てられるかが大事だと思います」と話した。」
・ ・ ・
- 作者:安田 賢治
- 発売日: 2016/11/02
- メディア: 新書
- 作者:佳治, 岩重
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: 単行本