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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
2020年1月31日号「認知症に間違われやすいシニアの発達障害
最近、よく聞かれるようになった『発達障害』という言葉。子どもや若い世代の話と捉えられがちだが、シニア世代も例外ではない。実際は発達障害なのに、認知症と誤診される例も見られている。実態に迫った。
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発達障害とは、幼少期から発達のアンバランスさによって、脳内の情報処理や制御に偏りが生じ、日常生活に支障をきたしている状態のこと、特定のことには優れた能力を発揮する一方で、ある分野は極端に苦手といった特徴がみられる。得意なことと苦手なことの差は誰にでもあるが、発達障害がある人は、その差が非常に大きく、そのために生活に支障が出やすい。」
具体的に説明しよう。発達障害は、行動や認知の特徴によって、主に左ページの表の3つに分類される。
{発達障害の種類
ASD(自閉症スペクトラム障害)
●コミュニケーションおよび相互関係の障害
人の気持ちを理解するのが苦手、冗談や比喩が理解できない、興味のあることを一方的に話し続けてしまう、非言語的なサイン(表情・目くばせなど)を読み取るのが困難、など
●同一性へのこだわりや、興味・関心の狭さ
日課・習慣の変化や予定の変更に弱い、特定の物事に強いこだわりがある、など
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
●不注意
物をなくすことや忘れ物が多い、人の話を一定時間集中して聞けない など
●衝動性
予測や考えなしに行動してしまう、相手の話を待てない など
●多動
じっとしていられない、動き回る、しゃべりすぎる など
LD(学習障害)
●『読む』『書く』『計算する』などの特定の分野の学習だけが極端に困難}
それぞれは重視することもあり、人によっては複数の特性を併せ持つ場合もある。こうした特性は見た目でわからず、周囲はつい『本人の努力が足りない』などと思ってしまいがちだ。以前はその特性からもたらされる失敗や困難を、本人の努力不足や親の育て方のせいとされることがよくあった。
日本では2005年に発達障害者支援法が施行されたことで広く知られるようになってきたが、概念が知られるようになってきたのはごく最近のこと。大人になって発達障害を疑い受診するケースも年々増加している。それはA子さんの母のように、シニア世代であっても例外ではない。
『発達障害のあるシニア世代は、全般的に平均より元気な人が多い。例えば徹夜で編み物をするなど、渦集中しがちな傾向がある一方で、興味のないものは全く耳に入らないなどの例も見られます』
と話すのは、認知症に詳しい河野和彦医師(名古屋フォレストクリニック院長)。特筆すべきは、認知症を疑ったら、実は発達障害だったという例が少なからず見られることだ。
『60代以降になると、よもや発達障害とは思わず認知症と診断されるケースが多い。発達障害と認知症には共通点があり、さらに認知症でおなじみの記憶テストを行っただけでは、認知症と発達障害の区別がつきません』(河野医師)
特に区別がつきづらいのが、認知症の一歩手前の状態であるMCI(軽度認知障害)と発達障害。主な認知症はだいたい65歳ぐらいから症状が表れ始めるが、MCIは50歳ぐらいから、軽度の記憶障害などの症状が出始める。MCIか発達障害かの見極めるには、幼いころからの日常行動の問診が診断材料となるが、認知症と発達障害はそれぞれ専門医がいるため、これらを同時に診断できる医師は非常に少ないのが現状だ。
生活に支障が出るなら診断を
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以前は、病気という認識がまだなかったこともあるが、発達障害も『個性』として捉える余裕があった。だが現代は、個人の違いに対応できるだけの余裕が社会全体でなくなっている。
『そうした変化から、発達障害の人の強い個性やミスなどが目立つようになっている側面もあります』(加藤医師)
年を重ねてから疑った場合でも、悪化を防ぎ、治療を進めることはできる。発達障害は認知症のように老年期から始まるものではない。当事者にその感覚がないからこそ、身近にいる家族の客観的な視点が欠かせない。間違った診断で苦しまないためにも、心当たりがあれば一度、専門外来を受診してみよう。(本誌・松岡かすみ)
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赤信号でもアクセル、逆走、追突、物損事故・・・それは発作が原因かも!?
見過ごすな! シニアの『てんかん』の交通事故リスク
子どもと違う!けいれんが起こらない発作が半数
認知症との深い関係を専門家が指摘・・・
子どもが急にけいれんを起こして意識を失い、バタンと倒れる──。てんかんには、そんなイメージがあるが、実はシニアになってから発症するケースにこそ注意が必要だ。認知症と交通事故との関係も指摘されている。『高齢者てんかん』の最新事情を専門家に取材した。
てんかんとは、大脳の神経細胞が突然、過剰に興奮して、発作を起こす病気。日本では60万~100万人の患者がいると推定され、決して珍しい病気ではない。
子どものころに発症する病気と思われがちだが、最近は高齢になって初めて診断される『高齢者てんかん』が増えている。背景にあるのは高齢化。高齢者人口の増加に伴い、今後も患者数は増える可能性が高い。
高齢者てんかんに詳しい国際医療福祉大学医学部教授で、福岡山王病院てんかん・すいみんセンター(福岡市早良区)の赤松直樹さんは次のように説明する。
『高齢者てんかんで注意しなければならないのは、一般的なてんかんのイメージとは違う形で発作を表れることがあることです。もちろん、多くの人が想像するような発作を起こすケースも、半数ほどあります』
高齢者てんかんの半数に見られる特徴的な発作とは、けいれんが怒らない『焦点意識減損発作(焦点発作)』だ。スーッと意識がなくなったと思うと、その間、口をもぐもぐ、くちゃくちゃさせたり、フラフラと歩き回ったり、手をたたいたりといった自動症と呼ばれる動作を繰り返す。これが30秒~3分ほど続く。意識が戻ってもボーッと一点を見つめ、しばらくはもうろうとしていることが多い。
『焦点発作は、脳の一ヵ所の神経細胞がショートすることで起こります。特に言葉や記憶、聴覚に関わっている側頭葉や、記憶をつかさどる海馬の神経細胞で発作しやすいことがわかっています』(赤松さん)
原因の半分は脳の病気。なかでも脳卒中が最も多く、全体の3分の1を占める。そのため、『脳卒中後てんかん』を、他のてんかんと区別して呼ぶこともある。脳卒中のほかには、脳腫瘍や脳炎、頭部外傷、認知症などが原因となる(認知症とてんかんの関係については後述)。
『脳卒中では脳の血管が切れたり詰まったりしますが、その際に神経回路の一部がダメージを受けてしまう。それがてんかん発作の原因となります。脳卒中を発症した後にてんかん発作があり、ほかに原因がなければ脳卒中後てんかんを疑います』(同)
残り半分の原因は今のところわかっていないが、赤松さんは『加齢によるもの』と推測する。加齢によって脳の一部が変性し、てんかん発作を起こすという。
こうした高齢者てんかんで注目したいのは、シニアの自動車運転中の事故と無関係ではないことだ。実は、物損や軽症の事故がきっかけでてんかんが見つかるケースは少なくないと、赤松さんは指摘する。
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高齢者が引き起こす交通事故は、記憶力や判断力などの認知機能の低下が影響しているといわれている。
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てんかん発作は、突然、起こり、しばらくすると治まる。意識が元の状態に戻った後は認知機能も脳波も、健康な人とまったく変わらない。
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抗てんかん薬が認知症予防に?
もう一つ、高齢者てんかんで関心を集めているトピックがある。てんかんは認知症と深い関わりがあることがわかってきたのだ。
子どもが発病するイメージが強く、これまで見過ごされることも多かったシニアのてんかん。……。本誌・山内リカ」
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発達障害、癲癇持ち、サイコパス障害には、良い面と悪い面がある。
歴史に名が残る天才や偉人には、発達障害、癲癇持ち、サイコパス障害が多いとされている。
歴史に名を残すのが男性が多いと頃から、発達障害、癲癇持ち、サイコパス障害は女性より男性の方が多いのかも知れない。
良くも悪くも、発達障害、癲癇持ち、サイコパス障害を持った男達が歴史を動かし、その為に平和・安定ではなく戦争・混乱が人類の歴史である。
男性は、女性に比べて競争心が強い為に、野心・上昇志向・尽きる事のない強欲で暴走しやすい。
発達障害、癲癇持ち、サイコパス障害の、悪い人物例がヒトラー、スターリン、毛沢東、DV夫、ネット・SNSにおける正論症候群患者・自称正義の味方、テロリスト、革命家などであり、良い人物例が釈迦、アレクサンダー(アレクサンドロス)、ジュリアス・シーザー、レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、モーツァルト、ナポレオンなどである。
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男とはしょせん、「麒麟(きりん)も老いぬれば駑馬(どば)に劣る」である。
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男性は老いると見窄らしい醜態を晒すが、女性は老いるとますます盛んに花を咲かす。
男性は女性に比べて、老けやすく短命である。
男性は一人では生きにくく、女性は一人で生きられる。
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人間として欠陥が多いのは、男性であって女性ではない。
男性が、男尊女卑や女性差別・性差別を偏執的なまでに女性に押し付けるのは自分の欠陥を誤魔化す為の愚劣からである。
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原始的未開的非文明的自然宗教で最初に崇拝される神とは、女性の精霊神や母性の大地母神である。
普遍宗教・世界宗教における絶対神の多くは、感情・情緒・情感ではなく冷静・論理の男性神・父性神である。
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